鉄道ホビダス

2008年1月アーカイブ

昭和48年大晦日の清水

群馬八幡のお陰で、引っ張り出して来た古いネガを見ていたら、懐かしい写真がありました。
この日は三保線と富士川、そして岳南鉄道を撮影して廻るという、「東海地方貨車訪問の小旅行」でした。例によって「タキ×○▲・・」ではあまりにもナニなので、ここでは幕間の写真をご紹介しましょう。


一枚目は三保からバスで戻った清水駅で撮ったコンテナ車「コキ5500形6617」をご紹介しましょう。
当時はコンテナ4個積への改造真っ最中でしたが、未改造車はこのようにキッチリ1種5トン(要するに古いタイプのこと)を積んで運用されていました。両脇は4個積み改造車なので、C20を積んでいるのが写真からも判りますよね。運用する方は大変だっただろうなあ・・

コキ5500形6617


二枚目はコンテナの山から一枚。右の2個には側面上に板が貼ってありますが、この板は標記板ではなく、実は中に隠れた通風孔に雨水が入るのを防ぐための板です。そうです、この2個は簡易通風に改造されたコンテナで、C20形で言えば50000番台の先輩格に当るものでした。
通風孔の数により、板の構造が何種類かあったことは、当時のコンテナファンなら皆さんご存知でしょう。

コンテナC10形1237他


三枚目はおまけ写真で、静岡鉄道清水市内線のデンシャ62号です。
もし本を出す方がいれば、喜んで提供します(笑)。

静岡鉄道62

なんかオッサンの思い出話になってしまいましたが、今日はこれでおしまい。

群馬八幡とタンク車

名取編集長の2008年1月20日付ブログ「群馬八幡、あの頃」を見て、その昔同駅を訪問した時のことを懐かしく思い出しました。
なぜなら、同駅のホーム脇にあった「群栄化学工業」には、石炭酸、ホルマリンなどの化成品タンク車がたむろしていたからです。写真はその中で「鶏群の一鶴」とも言うべきタキ9700形トップナンバー、昭和48年11月の写真ですが、この時はタキ9701も一緒にいましたから、希少形式が全車勢ぞろいしていたことになりますね。

タキ9700形9701

■タキ9700形9700 昭和48年11月21日 群馬八幡駅にて P:吉岡心平

また同駅には三井東圧のタキ20500形が良く来ていましたが、今となっては同車のタンク体更新前の写真の方が、より貴重なのかもしれません。ちなみに名取さんのページのカトー君正面写真の左側には、問題のタキ20500形が見えます。

名取編集長の年末頃のブログにもあったように、掲記書籍がそろそろ発売されます。

諸般の事情から、平成9年発売のものに、チョビッと追補ページを附加した構成になっています。
そんな訳で旧版をお持ちの方は大半が同じ内容となるため、不満が残るかもしれません。
ごめんなさい・・

過去形式を含めた私有貨車本については、別途考えてはいるのですが、なかなか実現しないのが実情ですね。

久々の大発見!

久々に大発見がありました!

友人に撮り鉄がおりまして、年末年始休みにドイツに山ナローのカマ撮りに行っていましたが、おみやげにドイツの貨車本を頂きました。

題名は「Dienst Fahrzeuge(2)」、要するに事業用貨車の本ですな。
中身は形式写真と解説、そして少し図面が載っています。
丁度RMライブラリを立派にしたような本で、マニア向けの本って東西変わらんな~、なんて思いながらパラパラ見ていました。
そういえばB滝さんからは「大物車本の次は事業用車本を」と言われていましたね。

大発見は「WASSERWAGEN」、つまり「水運車」のページで起こりました。
タンク車の中古や、炭水車改造などに混じって、落し込み式大物車に海コンを組み合わせたような貨車があったのです。

なんじゃこれは、と思い解説を読むと、「・・・Mit Solchen Wagen wurde Säuerstoff (verfiüssigt) zum Raketen-versuchsgelände nach Peenemünde geshafft.」 とあります。

おおっ、おおおっ!
そうです。この奇妙な貨車こそ、V2号ロケットに積載する液体酸素の輸送用タンク車だったのです!

30年ほど昔、ドイツロケット兵器の父であるドルンベルガーの伝記を読んで、その中に書いてあった48トン積液体酸素タンク車の謎を解きたいと長年思っていたのですが、奇妙な縁で解けたのでした。

著作権の問題があるので、ここに写真は掲載しませんが、入手し易い本だと思いますので、興味のある方は取り寄せてみては如何でしょうか。

出版社はMIBA、価格は15ユーロ、ISBNコードは3-86046-038-2です。

今日の昼間、横浜に買い物に行ってきました。
帰りに根岸を通りかかると、妙なマークを付けたタキ1000JRF形が!

これが噂に聞いていたエコレールマークでしょうか。

携帯のカメラを初めて使いましたが、使い方が良く判らず・・・
いろいろ弄っていたのですが、さっさと発車してしまいました。
とりあえず撮影した酷い一枚ですが、御笑覧下さい。

UT20A-5169

のどかなお正月ですね。
昨日は恒例の初撮りに出かけてきましたが、私有貨車はゼロ。
寂しくなったものです。

さて、TVのお笑い番組に飽きた方に、有意義な余暇の活用法をひとつ。

みなさんは国立国会図書館の「近代デジタルライブラリー」をご存知ですか。

サイトのアドレスは http://kindai.ndl.go.jp/index.html

同館が所蔵している明治・大正期の図書をJPEGで公開しているもので、パソコンとインターネットがあれば、誰でも何処でも見ることができます。また無料でダウンロード出来る点もグッドです。

なお「鉄道」は、分類上は機械工学ではなく、土木工学の中にあるので注意してくださいね。

この中にある「29. 客貨車名称鑑 / 甲良伝二郎著,工友社, 明42.11」は、小生が知るものでは2番目に古い名称図解本で、当時の貨車構造を知るのに有益です。

今は、「写真の中の明治・大正」を見ていますが、万世橋停車場が東京駅のミニチュア版だったのにびっくり。

あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いいたします。

今年は私有貨車にとって厳しい年になりそうですが、皆様には良い年でありますように・・・

閑話休題、
年末からのお休みを利用して、今までに撮影した私有貨車の両数を数えました。
ようやく6×7で撮影した白黒ネガの集計が終わりましたが、その結果は11,873両。

昭和3年の改番以降在籍した私有貨車の総数が29,345両ですから、丁度40%ですね。
カラーポジと白黒35mmを合わせても、半分に到達するのは難しいかしら。
意外に撮っていないものです。

同一車両を何枚撮影しているかを示す重複率の平均値は2.74[枚/両]。
また最多数コマ保持車両はタキ10084でした。

皆様も自分が撮影してきた道程を、統計的に振り返って見ては如何でしょうか。

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