昔の私有コンテナ(66)
今回紹介するのは電動ポンプ付のコンテナです。

所有者はタキ8800形で有名な日本化学飼料KK、積荷は牛脂でした。
昭和47年富士重製で、外観・構造は先輩であるUT1-70とそっくりです。
タンク材質はステンレス鋼で、なにせ冷えると固まってしまう積荷のため、タンク周囲に保温用
のキセとタンク内部に蒸気加熱管を装備していました。
台枠上のポンプは荷卸しの際に積荷を吸引するためのものです。
運用は函館~隅田川でした。
今回紹介するのは電動ポンプ付のコンテナです。

所有者はタキ8800形で有名な日本化学飼料KK、積荷は牛脂でした。
昭和47年富士重製で、外観・構造は先輩であるUT1-70とそっくりです。
タンク材質はステンレス鋼で、なにせ冷えると固まってしまう積荷のため、タンク周囲に保温用
のキセとタンク内部に蒸気加熱管を装備していました。
台枠上のポンプは荷卸しの際に積荷を吸引するためのものです。
運用は函館~隅田川でした。
タンク車の梯子のところにある表示です。
昭和37年の作成で、40年頃までに取り付けられました。デッキ手摺の増設などと同時期ですね。

文字は赤1号で、周囲のだんだら模様は15mm幅で黄1号と黒を使っています。
図番はVD262420でした。
日本ゼオンのラテックスコンテナは既に2ロットをご紹介しましたが、今回のものは日本ゼオンの社紋が新しいものに塗り替えられた例です。
個人的には、昔のネオンサインみたいな方が好きでしたが・・

このロットは103~107の5個ロットで、同社向けとしては二作目でした。昭和47年5月日車製で、写真のコンテナの製番はNPT-FB-T0044となっています。塗り替え前は山九運輸機工の文字も標記されていたのですが見当たりませんね。
昭和50年代後半になると、鉄道貨物輸送は赤字の元凶として肩身が狭くなりました。中でもヤード系の車扱輸送のコストカットが課題となり、貨物駅の廃止や業務の外注化が進められました。
写真は塩釜港駅に停まっていたDD13で、同駅の入換が仙台臨海鉄道に委託されたため、入換機も同社に貸し渡されたものです。臨鉄機関車ファンにとっては微妙な存在ですね(笑)。

第61回で日通のUR1を取上げましたが、今回は別のロットを紹介しましょう。

一見すると何の変哲もない日通UR1ですが、実は超珍品。
昭和59年9月富士重製でRC5-12D形で、800~812の13個を日石輸送が作りましたが、この一個だけが日通にリースされています。また「長岡~」の標記もこれだけ。
ちなみに日石輸送のUR形は自社ブランドでの塗装ですが、これが始まったのはUR1形の797(東急製)あたりで、801~812はこれに続くものとなっています。