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2009年06月29日

昔のコンテナ写真から(33)

「昔のコンテナ写真」もなんだかんだで33回を迎えました・・
27回で取上げたUT1-331の解説で、「ポンプユニットはUT3形から改造の際に追加されたと思われる」と書きましたが、UT3時代の写真を探し出したら、しっかりポンプが付いていました(汗)。

TB00052.jpg

・・と言う訳で、「UT3時代からポンプユニットが付いていた」と訂正します。
積荷は重クロム酸ソーダ液でした。

臨時三等車の図面

今回の図面は、ワキ1形有蓋車を臨時三等車に改造する図面です。

TB01015.jpg

戦時作成の図面かと思ったら、作図は昭和20年11月26日・・・
戦争中は椅子を付ける余裕がなかったと言うことかしら。

2009年06月21日

昔のコンテナ写真から(32)

私有5トンコンテナは、その長さで1種と2種に分けられていることをご存知ですか?
コキ5500形時代に作られた長さ3,240mmのものが1種、コキ50000形と一緒に出現した12フィート(3,658mm)のものが2種で、後者の方が約40cm長くなっています。
タンクコンテナの場合は一般に積荷比重が高く、その容積よりも荷重により制限されたため、有蓋や冷蔵コンテナが2種になってからも、づ~っと1種サイズで製作されてきました。

ところが、ごく一部に例外があり、ここで紹介したコンテナがその一つです。
低比重の塩ビ粉末を輸送するためタンク体が大きくなり、2種規格で作られた訳ですね。

TB00051.jpg

またこのコンテナは、私有コンテナメーカーとしては珍しい三菱で製作されています。

昔むかしの米タン標記

最近話題の「JP-8」と書いてある米タン標記を見る機会がありました。

貨車ファンの皆さんは先刻ご存知だと思うのですが、白地の四角で縦に数本の黄色い線が入っている標記です。黄色線の本数は油種を示していると言われていましたので、この際調べてみました。

TB01014.jpg

昭和29年7月作成の古い図面ですが、
一本は「AVGAS」、二本は「MOGAS」、そして問題の三本は「JETFUEL」 ・・・なあ~んだ。
おまけで四本は「DIESEL」、五本は「NSFO」、でした。

なお、現在の標記サイズはNATO規格が元なのだそうです。
ミリタリーに詳しい方は調べてみては如何でしょうか。

2009年06月16日

昔の私有コンテナから(31)

日本石油のパラフィンワックス輸送用のタンクコンテナは、「昔の私有コンテナから(8)」でUT1-291を紹介しましたが、これはそのご先祖様です。

TB00050.jpg

塗り分けがずいぶん派手ですね。実所有者は日石輸送で、写真では見えない側の鏡板にマークが標記されています。タンク受台は、まだ低い設計の時代で、脚部にはクレーン吊り金具が装備されていました。

S4710富士重工製で、一ロット一個でした。ちなみにUT1-291は292との2個ロットでS4910富士重工製、形式はTC5-60でした。