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原鉄道模型博物館「西の蒸気機関車達」

本日のRMMスタッフブログは、鉄道ホビダス担当がお送りします!

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横浜の原鉄道模型博物館で新たな企画展「西の蒸気機関車達」が始まりました! この企画展は、この度同博物館と、京都鉄道博物館が友好協定書を調印したことを記念するもの。両館は「鉄道文化、鉄道技術を大切にし、その素晴らしさを後世に伝える」という理念を共にし、そのために協力し合うことを目的とした協定となります。

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▲友好協定に調印する、原鉄道模型博物館・原 丈人副館長(左)と京都鉄道博物館・三浦英之館長。

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オープニングのテープカット。写真左から原副館長、三浦館長、西日本旅客鉄道・二階堂暢俊副社長。

オープニングに先立ち、京都鉄道博物館・三浦英之館長と、原鉄道模型博物館・原 丈人副館長による協定書調印式、および西日本旅客鉄道・二階堂暢俊副社長を加えたお三方によるテープカットが行なわれました。実物の鉄道を扱う博物館同士での協力関係はこれまでにもあったかと思いますが、鉄道模型をメインで扱う博物館と、日本を代表する実物の鉄道の博物館とがこのような協定を結ぶのは画期的で、それだけ原鉄道模型博物館の活動がこと模型だけに偏らず、広く鉄道を愛し正しく伝えるという理念に支えられていること、そしてそれが評価されていることが伝わり、一モデラーである担当も誇らしく感じました。

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▲5つに小分けされた映像ブースはブルトレ客車を模した凝った外観。

さて企画展の主内容ですが、最もインパクトがあるのは、故・原 信太郎前館長が遺した西日本地域(京都・大阪・兵庫・岡山・広島)での蒸気機関車16mm映像の蔵出し公開です! 普段の同館での映像公開は1画面のみで、プログラムとしても1時間程度のものですが、今回は映像ブースを5つに小分けし、それぞれ別映像を公開。その合計時間は100分を超え、大変見ごたえがあると思います。公開プログラムは下記の通り。

① 片上鉄道・別府鉄道(1965、66、84年・25分)

② 山陰本線の旅と加悦鉄道(1971年・20分)

③ 京阪神を走る蒸機(1961、72、74、76年・25分)

④ 呉線・井笠鉄道・播但線(1970、71年・22分)

⑤ 山陰本線・宮津線(1968年・20分)

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▲貴重なカラー16mm映像からのキャプチャー画像。

所蔵:原鉄道模型博物館

特に貴重な映像と感じたのは③に含まれるC53 45の動態復元時のカラー映像。これこそ今も京都鉄道博物館で保存されている現存唯一の3シリンダー蒸機、その最後の自力走行シーンの貴重なフィルムでしょう。残念ながらサウンドは収録されていませんが、幹線をそれなりのスピードで客車を牽いて走る姿は往年の貫禄いっぱいです。また担当個人的には片上・別府・加悦・井笠といったローカル私鉄の当時の模様、必ずしも蒸機だけでない、好ましい車輌たちも多数出演してくれたのが嬉しく感じました。8mmとは比べものにならないほど高画質の16mmフィルム、しかも当時相当高価であったろうカラーポジフィルムをふんだんに用いた貴重な記録には一見以上の価値があります。

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▲原 信太郎氏が映像収録に用いた16mmムービーカメラたち。

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▲20線の放射状留置線にフルにOゲージ蒸機が並ぶ様はまさに壮観の一言!

もう一つの大型展示として、1:40スケールで梅小路機関区のラウンドハウスの配線を再現した模型ディスプレイがあります。1:40というスケールは原 信太郎さん独自に採用した日本型Oゲージのスケール(ゲージは32mm)。20線の放射状留置線にフルに置かれた日本型蒸機は、もちろん京都の保存機と同じ形式からメインに選ばれております。普段日本型蒸機のコレクションがこれほど面展開で展示されることはなく、改めて原コレクションの素晴らしさを実感できるでしょう。

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▲京都鉄道博物館から貸し出された貴重な展示物。

この企画展「西の蒸気機関車」は3月25日までのロングラン開催。映像作品は何回かに分けて鑑賞するのもオツなものかもしれませんね!

〇原鉄道模型博物館公式ページ

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