鉄道ホビダス

2018年10月アーカイブ

本日はこちらのブログの場をお借りして、鉄道ホビダス担当が取材してきた「西武鉄道新型特急車両発表会見」の模様をお伝えします!

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▲非常に強い丸みを帯びた先頭部。車体の銀色はアルミ地肌の色ではなく、適度にやわらなく周囲を写し込む銀色塗装とされています。写真:西武鉄道

この特急車両については2016年にその予告がプレス発表され、露出されたパース画では丸みを帯びたシルバーメタリック系の車体がまるで自然に溶け込み、透き通っているように描かれていたのが衝撃でした。その車輌がついに完成し、本日、東京・芝の東京プリンスホテルにてプレス向けに改めて概要が発表されたのです(この場に車輌現物が置かれていたわけではありません、念のため)。

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▲1500×1300mmという、今までにない大窓が連続する側面。写真:西武鉄道

挨拶に登壇した西武鉄道の後藤高志会長によると、この新型特急は2014年に開発が始まり、折しも2015年の同社創業100周年を経て「次の100年に向けて持続可能な、イノベーションを感じさせる新たな視点を盛り込んで」開発されたとのこと。設計にあたっては車両課だけでなく、駅のスタッフやグループ各部署から選抜されたプロジェクトチームの面々が、基本デザイン監修の建築家・妹島(せじま)和世さん、車輌製造担当の日立製作所などとの議論と試行錯誤を重ねて完成させたものだそうです。

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▲今までの付番体系とは異なる「001系」が系列名として与えられました。英語で言うと「ダブルオーワンシリーズ」となります。

次いで登壇した同社若林 久社長から、この車輌の系列名と愛称が発表されました。系列名は「001(ゼロゼロイチ)系」。これまでの西武電車の系列名の体系にあてはまらないものですが、「いままでに見たことがない新しい車輌」「次の100年に向けた出発点」であることを表現しています。また頭の「00」には「∞(無限)」の可能性、という意味も込められているそうです。

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▲西武鉄道・若林社長から「Laview」の愛称が発表された瞬間。

そして愛称も、まったく新しい「Laview(ラビュー)」であると発表されました。1文字目の「L」は「贅沢な(Luxury)」「リビング(Living)」を。2文字目の「a」は「矢(Arrow)」のような速達性(ここに「レッドアロー」の遺伝子が込められていると、担当は感じました)。最後の「view」は大きな窓から移りゆく眺望、をそれぞれ込めた名称になっています。

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▲デザイン監修を担当した、建築家の妹島和世さん。たぶん、「速さ」とか「効率」とか、ちょっと昭和的な価値観から離れたところに今回の新型特急の存在を置くのに、「建築家」であり「女性」である妹島さんの感性が大いに貢献しているように感じました。

ここで、建築の分野で世界的な権威でもある妹島さんから、3つのデザインコンセプトの解説も行なわれました。「都市や自然の中でやわらかく風景に溶け込む特急」...丸くやさしげフォルムに、周囲をやわらかく映し出す銀色のカラーリング。「みんながくつろげるリビングのような特急」...包み込まれる感覚の快適なシートと、圧倒的な大窓から楽しめる車窓風景。「新しい価値を創造し、ただの移動手段ではなく、目的地となる特急」...それらが相まって得られる、今までの特急とはまったく異なる新しい乗車体験。これらを実現するため、妹島さん自身も何度も山口県の日立製作所笠戸工場まで足を運び、デザインと設計との最良の両立ポイントを探った、という経緯も語っておられました。

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▲活躍目覚ましい若手女性俳優である土屋太鳳さんがLaviewのシートの素晴らしさをアピール。

最後に、西武鉄道のCMにも出演中の、女優の土屋太鳳さんも登場。壇上に設置された実物シートに腰掛け、これで家族やお友達と秩父へ旅行に行ったらきっと楽しいだろうな、と嬉しそうにコメントされていました。

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▲後藤会長、若林社長、妹島さん、土屋さんがボックスシートでくつろぐ様子。こうして見てもびっくりするのが窓の大きさ(もちろんこれが原寸大)。

「Laview」の運行開始は2019年3月から。池袋線・西武秩父線の「ちちぶ」「むさし」を現行の10000系から順次置き換える予定。2019年度中に8連7編成が投入され、その時点で池袋線の特急はすべてこの001系に置き換わるそうです。ちなみにその1本目はちょうど昨日、山口県下松から甲種輸送され、小手指車両基地に搬入されています。実車が線路上にデビューする日が待ち遠しいですね!

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▲写真左から、若林 久西武鉄道社長、妹島和世さん、土屋太鳳さん、後藤高志西武鉄道会長。

西武鉄道 新型特急車両発表会見

RM MODELS280号、10月20日発売!

みなさんこんにちは。今回は、明日10月20日発売のRM MODELS 280号(2018年12月号)のご紹介です。

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RM MODELS 279号の特集は...
"工作の秋!週末モデリング"

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▲編集スタッフ各々で秋の模型ライフを楽しんだ今回。特集冒頭では、情景製作のフィールドワークとして、富山ライトレール沿線の模「景」を探訪。

うだるような夏の記録的猛暑が過ぎ去り、陽気も落ち着いてきた今日この頃、読者の皆さんはいかがお過ごしでしようか。世に「○○の秋」という言葉は数あれど、鉄道模型モデラーにとっては「工作の秋」、何と言ってもこの一言に尽きるのではないでしょうか。

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▲16番の情景作品として、土日2日間で製作した小さな貨物駅のジオラマをご紹介。その他Nゲージの情景作品も。

そこで今月は、工作をテーマにRMMスタッフ・ライター一同が取り組んだ思い思いの作品を、特集としてお送りすることにしました。読者の皆さんが「秋の夜長の暇つぶし(?)」に取り組む上での、多少なりともヒントとなれば幸いです。

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▲Nゲージの車輌工作記事も数多く収録。こちらは、最近置き換えが発表された横須賀線・総武快速線のE217系のモデルネタについて徹底的に考え抜いた作例たち。

★まだまだあります「今月の見どころ」

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●ジオコレPLUS「筆で引き出すバスコレのポテンシャル」
登場から15周年を迎えるザ・バスコレクション(バスコレ)。鮮やかな塗装と精密な印刷でNゲージサイズのバスモデルに革新をもたらした同製品ですが、工場量産品故にボディの一体成型という条件下では細かい凹凸等、どうしても塗装が行き届かない部分があるのも事実。また、同じく一体成型のパーツでは室内表現も大味になりがちです。そういったウィークポイントを克服すべく、さらに製品の完成度を高めるための「お手軽ちょい足し」加工をご紹介したいと思います。

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●第58回 全日本模型ホビーショー
模型・プラモデル関連のメーカーが一堂に会し、秋から年末・年始に向けた新製品を展示発表する「全日本模型ホビーショー」が今年も東京ビッグサイトの東7・8ホールで9月28日(金)~30日(日)まで開催されました。会場を彩っていた製品のうち、鉄道系メーカーおよびその関連の新製品をピックアップして紹介していきます。

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●第14回軽便鉄道模型祭REPORT
恒例の秋の注目イベントのひとつで、今回で14回目を数える軽便鉄道模型祭が今年も東京は日本橋の綿商会館で行なわれました。今年は台風襲来という悪条件が重なりながらも、前夜祭の講演会から、翌く本祭との2日間の構成は変わらず、本祭では多くの来場者が詰めかけ2フロアの会場は満員状態となりました。本祭の展示作品をピックアップしてレポートます。

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●色々な運転会レポートも!
その他、この秋に開催された「第27回 鉄道模型大集合 IN OSAKA」や「関西OJクラブ2018年秋季運転会」など、日本各地で開催された運転会の模様も掲載!

●RM MODELS280号(2018年12月号)
●A4変型国際判・180頁/定価1,000円+税(税込1,080円)

※お求めはお近くの書店へ。またお近くに書店がない場合のご注文はカスタマーセンター: 04-2944-4071 までお願いいたします。

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