« RM MODELS 202号は21日 土曜日発売です。 | トップ | 『Nゲージ・アフターパーツ完全マニュアル 国鉄新性能電車編 PART2』好評発売中! »
2012年5月 2日
究極の鉄道模型展in東京タワー 〔イベントレポート〕
こんにちは、副編まるはね改め、編集長はねへんです。皆さん、ゴールデンウィークはどのようにお過ごしですか? 関東ではちょっと天候不順のようですが、鉄道・模型関連でも多数のイベントが予定されているので、ぜひ遊びに行きましょう!
![]()
アメリカ型車輛の展示。大型の蒸機から、流線型のディーゼル特急まで。
さて私、先日は東京タワーフットタウンにて絶賛開催中の、「究極の鉄道模型展in東京タワー」を観覧してきました。世界的な鉄道模型製作家・コレクターとして著名な原信太郎(はら・のぶたろう)氏の1番ゲージおよびOスケールの模型を一堂に集めた展示で、去る3月末にそごう横浜店でも開催されたものが巡回しています。
![]()
こちらは日本型車輛の展示。主に戦前の車輛がほとんどのラインナップ。
原さんは御年93歳。3歳の時に目覚めた鉄道趣味にその一生を費やしておられると言っても過言ではなく、所蔵模型数は約6000輌。そのほとんどが少量生産または一品製作モノで、お金を出せば誰にでも手に入るというものではありません。しかも、ご本人の機械への造詣の深さを反映し、メカニズムは限りなく「本物」を模しています。例えば模型では一般的なウォームギア伝動は極力使用しない、といった「こだわり」が貫かれているのです。
![]()
原さんがなんと13歳の時に自作されたという電気機関車のモデル。現存していることも驚きだが、その確かな工作力に、その後の鉄道模型人生が反映されているように感じる。
今回のイベントでは、その膨大なコレクションの中から、約250点がテーマ・国別に展示されています。ご本人の嗜好を反映し、戦前から戦後1960年代くらいまでの車輌が多く、まさに鉄道史に残る名車の数々がほぼ漏らさずにラインナップされている印象。モデル1輌ごとの解説はあまり詳しくないのが少し残念ですが、見ごたえは十分以上にあるというものです。
![]()
特に思い出深いモデルは特等席で展示。この西ドイツ国鉄E03形(のちの103形)は、なんと原さんが営業列車の運転をしたことがある(!)車輌。
![]()
かつて朝鮮半島の北緯38度線にほぼ沿って走っていたという金剛山電気鉄道の電車。原さんは戦前に乗車した体験を持ち、この模型もその乗車直後に作られたものとのこと。戦火の中で失われた鉄路への思い入れがにじんでいる。
さて実はこのイベント、「原鉄道模型博物館開館記念」と銘打ったもの。今夏、横浜に常設展示としてこの原さんのコレクションを集大成したミュージアムが完成する、そのプレイベントでもあるのですね。会場にはそのPRや建築模型なども展示されています。こちらは完成すると世界最大級の鉄道模型博物館となる見込みで、今から完成が楽しみですね。
![]()
アトラクションとして、Gゲージの模型が大レイアウトで走り回る。
余談ですが、原さんのご子息である原 丈人(はら・じょうじ)さんはベンチャー・キャピタリストとして世界的にご活躍されています。実はこの息子さんもお父上の影響で模型製作の助手を務めることがあるとか。コピーライターの糸井重里さんとの対談が下記のリンクに掲載されていて、鉄道模型ファンなら興味深く読めると思いますので、ご参照ください。
→ほぼ日刊イトイ新聞「とんでもない鉄道模型とすごいテレビ電話」
●開催期間:2012年4月14日(土)~5月6日(日)
●開催時間:10:00~18:00(入場は平常の30分前まで)
●会期中無休
●場所:東京タワーフットタウン1階 特設会場
●入場料金:大人1,000円、小人(中学生以下)500円
●主催:読売新聞社、東京タワー
●協力:原鉄道模型博物館、シャングリ・ラ鉄道グループ
●問い合わせ:読売新聞東京本社事業開発部 TEL:03-5159-5895
→公式HP

いやー東京タワー行ったのは20年ぶりくらいかしら? 今回上には登ってませんが、スカイツリー効果もあってかかなりの人出でした。
投稿者 まるはね : 2012年5月 2日 14:04
« RM MODELS 202号は21日 土曜日発売です。 | トップ | 『Nゲージ・アフターパーツ完全マニュアル 国鉄新性能電車編 PART2』好評発売中! »

