鉄道ホビダス

2010年4月アーカイブ

ブログ読者の皆さん、こんにちは、(まき)です。
今日はイベントのお知らせです。

cm6_p22-23.jpg

cm6_h1b.jpg

目下好評発売中の「CRAFT MODELS 6」に掲載されている機関車駐泊所のジオラマが、このゴールデンウィークの5月1~3日にポストホビー厚木店の模型イベント「ポストホビー厚木祭り」で展示されます。

このジオラマ作品は、CM誌のレギュラーライターを務める板橋俊明さんがベースや主役の珊瑚製ターンテーブルを製作、上面の情景や建物類を金子和夫さんが担当したものなんですが、実は金子さんの勤務先がポストホビー厚木店ということで、今回の模型イベントにて展示の運びとなったというわけです。

誌面に掲載された作品が生で見られるまたとないチャンス! ぜひお出かけになってみてください。


kumi_layout.JPG

kotei_layout.JPG

ちなみにこのイベントは鉄道関係をメインに50坪のフロアに展開。お子様コーナー、大小鉄道模型レイアウト各種、体験運転コーナー、さらには神奈川工科大学・鉄道研究部によるテーマ展示、そしてプラモ系ではガンプラ等の作品展示などが予定されています。

手前味噌ながら、「CRAFT MODELS」や「RM MODELS」ほか弊社発行鉄道誌各誌も取り揃えの予定。ぜひ、お手にとってご覧いただければと思います。

イベント開催予定は次の通りです。

●開催場所
ポストホビー厚木店
(小田急線本厚木駅下車徒歩3分、厚木サティ8F催事場)
●開催日時
5月1日 12:00~20:00
5月2日 10:00~20:00
5月3日 10:00~18:00
(入場無料)

RMM178号は明日4月21日発売!

こんにちは、(み)です。いよいよRM MODELS178号の発売が近付きました。
本日はその内容について一部をご紹介いたします。

RMM178S.jpg

今回の特集は「車輌の表面仕上げを考える」です。とかく鉄道模型の車輌塗装となると、特に考えることなく漫然と半ツヤ塗料を塗って、必要に応じウェザリングを施して終わり...となりがちですが、実際はツヤのあるところとないところ、汚れているところと汚れていないところが意外とハッキリとしているものです。

新造時の車輌はいずれもツヤのある塗装で塗られているわけで、それが日常の運用による汚れと洗浄を繰り返すことにより、日頃見慣れた車輌の姿になるわけです。そのプロセスを理解し、少しでも実物に近い車輌表現をするにあたっての模型技法と実物例を紹介していきます。

RMM178_500kei.jpg
▲NAGAEアートプロダクション・長江啓一郎氏の手で美しく仕上げられた500系新幹線。P:青柳 明(RMM)

さて、表紙にも取り上げられているまばゆいばかりのツヤを持つ500系新幹線ですが、これはNゲージ完成品をベースに、本誌誌面上でも素晴らしい作品を披露していただいているNAGAEアートプロダクションの長江啓一郎さんにより、表面仕上げを中心とした加工が施された作品です。車輌単体の美しさはもちろん、ジオラマ上での周囲の写り込みなど、反射による美しさも格別です。鉄道模型の表現方法のひとつとして、存分にお楽しみいただければと思います。

GG6O5406.JPG
▲京阪創業時の1形を16番でモデル化(奥田博人氏製作)。P:青柳 明(RMM)

さて今年は京阪電気鉄道が開業して100年という記念すべき年。今月号誌面より京阪電鉄さんのご協力のもと、ちょっとした京阪特集として実物記事や模型作品を紹介していきます。第1回目の作品のひとつは写真の京阪創業時の電車1形。奥田博人さん製作による16番のペーパー作品で、中でもφ0.3の真鍮線を組み合わせて作ったという救助網は絶品です。他にもNゲージの1700形特急車や京阪電鉄所蔵の貴重な写真も交えた高橋 脩さんによる実車解説など、関西私鉄ファンには必見の記事揃いです。

なお京阪電車100周年に関連して、「京阪電車 車両の100年」が4月22日に発売されます(発行:京阪電鉄株式会社、発売:ネコ・パブリッシング)。RMM本誌と同サイズで全144頁、定価1,500円です。RMM本誌「吊掛讃歌」でお馴染みの片野正巳さんによる、歴代京阪電車の細密カラーイラストが満載で、モデラーにも充分役立つ内容となることでしょう。

それではRMM178号に戻りまして、個々の記事について各担当者にご紹介いただきましょう。

178_p116-117.jpg

いつも当ブログをご覧いただき、ありがとうございます、(まき)です。
今月号では「地鉄電車」でお馴染みの宮下洋一さんの駅ジオラマ記事(1:80)を担当しました。
あの宮下さんが設計、エムズコレクションとのコラボレーションで製作した「駅本屋1号」キットを使ったローカル駅セクションのメイキングを、短期連載でご紹介します。

初回の今月は作ろうとするセクションのプランや完成状態を掲載しています。
単なるキットメイキングにとどまらず、宮下流情景作りのツボがわかるような記事を目指していますので、ぜひご覧いただければと思います。

178_p40-41.jpg

これ以外にも面白い記事、役に立つ記事満載のRMM178号ですが、中でも個人的に面白かったのは、佐々木大悟ライターによる特集記事の一本、「徹底比較 クリアー塗料」です。

編集会議の段階では、各社クリアーの差=光具合が写真~誌面でどこまで再現できるかという懸念もあったのですが、刷り上った本ではけっこうリアルに再現されており、的確な解説も手伝って各社のクリアーの特性が非常に理解しやすい記事となりました。塗装面の最終仕上げに何を吹くべきか悩みがちですが、この記事を参考にすれば用途や意図に合ったクリアーが見つかるのではと思います。

寒かった今年の春ですが、ようやく気温も上がってきました。作品の塗装~フィニッシュは今月号をよく読んでから、バッチリ仕上げてくださいね! (以上:まき)

toletole.jpg

前号に続いて 鉄道模型専門のコミュニティ『トレイン・トレイン』とのコラボ企画『新性能国鉄型直流電気機関車改造競作』を紹介いたします。

今回は12名の方の作品を紹介します。国鉄時代、直流新型電機は青いものという当時の常識を打ち破ったEF67形ほか、塗装変更作品やディテールアップなど、電機ファンそれぞれのカタチをお楽しみください。

EF510.jpg

毎号初ものづくしの「なる早モデリング」。今回は、まだ実車さえも登場していない「EF510-500番代」カシオペア色です。

さて、誌面では掲載していないこぼれ話です。作者のペンネーム・夕庵さんは、作品をいかに製品レベルと同質に見せるかに重きを置いて製作しているとのことで、そんなこだわりは車輌ケースにまで表れています。

一見するとベースとしたKATOの深緑色のパッケージに見えますが、「カシオペア」の文字まで入っています。よくよく見ると「KATO」のロゴでなくペンネームの「YUAN」!?

聞けば夕庵さん、可能な限り製品に近づけることで、友人などに「もう製品化されたんだ!?」と驚かれるのに喜びを感じるとか。先日もレンタルレイアウト店で製品と間違われた...なんてことがあったそうです。

0kei-Z.jpg

エフ・トイズコンフェクトとプラッツが突然1:220スケール日本型Zゲージ参入に名乗りを上げました。最初の製品は0系新幹線、その製品化へ向けての姿勢や意欲、そして製品の仕様・プロトタイプなど紹介いたします。 (以上:龍)

178_p120-121.jpg

 こんにちは、(み)です。今回は176号に掲載されました埼玉県立越谷総合技術高校生徒による5インチゲージ新幹線Maxについて、その製作方法をじっくりと紹介いたします。

 実物の鉄道車輌部品でも「FRP製」という言葉は最近よく耳にしますが、いざFRPはどうやってできているの? と問われるとなかなかイメージするのは難しいと思います。今月号では高校生が手作りでFRP製のボディ作りにチャレンジし、ピカピカのボディに仕上げるまでの工程を豊富な写真で解説していきます。「素材」がどうやって人を乗せて走る電車になるのか、その工作過程をお楽しみください。

RMM178号は明日4月21日発売です。全国の書店、模型店などでお求めください。また、鉄道ホビダスによる通販も承りますのでどうぞご利用ください。

現在「RM MODELS」誌面上で募集しています「集合住宅作品」。
締切は4月16日(金)となっています。
応募しようかな~と思っていたあなた!あと数日応募はお早めに!

さて、現在までに届く作品の一部をチョットだけ紹介いたしましょう。


ishizawa01.jpg
▲愛知県 石沢様 スチレンボードによるフルスクラッチの作品。


kawai01.jpg
▲静岡県 ペンネーム:tkinfo様 プラキットや完成品ストラクチャーを組合せ、インテリアや照明にもこだわった作品。

yamamoto.jpg
▲東京都 山本様 1/80スケールフルスクラッチの作品。


gas01.jpg
▲埼玉県 ペンネーム:ガス武蔵様 プラキットベースの作品。

さてここでもう一度募集要項をお知らせします。

●募集作品
・鉄道模型に準拠したスケールの集合住宅(団地、アパート、マンション、官舎、炭住など)をテーマとしたストラクチャー作品、またはジオラマ、レイアウトの写真。

●締切
2010年4月16日

●募集要項
・全ての作品は写真(画像)での応募受付とさせていただきます。
 ※輸送中の破損などの事故を防止するため、作品を直接お送りいただくことはご遠慮ください。

・作品には作品名、ベースや自作を明記の上、使用したパーツや塗料、工夫した点など盛り込んだ製作記もお書き添えください。

・ジオラマ・レイアウト作品には作品名、情景のテーマ、ボード寸法を明記して、同時に製作記も同様に書き添えください。

・写真はデジタルカメラの場合、LARGE・FINEモードなど高画質モードで撮影の上、データとプリンターで印刷したもの両方をお送りください。またフィルム式カメラで撮影の場合はプリント写真にてお送りください。
※《アドバイス》カメラ内蔵のストロボ利用による室内の撮影よりも、日中屋外で自然光を利用して撮影したほうが、綺麗にかつリアルに撮れる確率が高いので、ぜひトライしてみてください。

・いずれの作品も完成していると認められない場合(未塗装、レイアウトの未整地)は、掲載いたしかねますのでご了承ください。また応募多数の場合は掲載を見送らせていただく場合もございます。

・特に優秀な作品などは、改めて作品を拝借、原稿執筆いただく場合がございます。原稿執筆いただいた場合には薄謝進呈いたします。

・掲載された方には掲載誌をお送りいたします。応募いただいたCD-Rやプリント写真原則返却いたしませんのでご了承ください。

●送付するもの
・上記の画像データや製作記をコピーしたCD-Rなどの記憶媒体(パソコンがない場合不要。
・上記作品のプリント写真、説明文章、お名前、郵便番号、住所、電話番号、メールアドレスを記載したメモ、以上の下記「RM MODELS」編集部までお送りください。

●お送り先
〒152-8545
東京都目黒区碑文谷4-21-13
(株)ネコ・パブリッシング RM MODELS編集部
「集合住宅作品募集」係り宛


沢山のご応募お待ちしております。

こんにちは、副編まるはねです。今回で最終回となります、斎藤 明さん製作による銀河鉄道999・メカコレクションプラモデルの作例の全角度記録。

ずいぶん念を入れるな...と思われるでしょうが、実はそれだけこの作例が貴重であると、私自身考えているのです。何しろ元は先頭車+戦闘車の2輌でたった100円というチーププラモ。今さら真面目に取り組もうという意欲は普通はあまり起きないと思うのですが、斎藤さんは現代のNゲージ的工法も取り入れて、きっちり継ぎ目を消し、ディテールをシャープにし、鮮やかな塗装で仕上げてくれました。私の知る限り、このキットの完成例がプラモ誌などで掲載されたことはありませんし、ネット上で発表しているという話も聞きません。

というわけで、誌上の限られたカット数だけでなく、ネットに公開してより広いファンの目に触れられれば...と思った次第なのです。好評の斎藤さん自身による回想録もいよいよ佳境となってきましたよ。

●ビオナス2号(222)
大オリオン線、オリオン発マザービーナス経由大王星行き。機関車の前頭部はどことなく0系新幹線を思わせる。また関節式機関車であることも特徴。戦闘車の武装は冷凍ビーム砲。
IMG_5648b.jpg

 高校の文化祭で、メカコレの戦闘車(444、999)を走らせたことは、RMM167号の本文でも書きましたが、実は今でも保存しています。あの頃はただ単に切って貼っただけの組立に、筆塗りペトペトと言う追い討ち?まで。あの頃だからあれでも何とかなったのですが、今の私から見ると絶句の仕上がり...。まあこんな時期もありました、程度のものですね。

●ベガラス3号(333)
カペラ高速線、地球発ベガ経由カペラ行き。いかにも松本先生チックなSF的外観。TV版第1話冒頭で、地球に到着するシーンが描かれていた。戦闘車の武装は電磁スペクトル砲。
IMG_5650b.jpg

 高校の文化祭のレイアウトには、もちろん999用のカタパルトレールも作りました。先端にあるカールした入り口部分は、Nゲージで作るにはいろいろ苦労がありまして、あまり急角度で曲げようとするとレールが捻れてしまいます。ヤットコで加減しながら少しずつ曲げないとなりません、レールは元々左右には曲げ易いのですが、上下には曲がり難いデザインなのですよね。この先端部分のカールしたレールは文化祭では側線を1本設け、その先を上り坂にしたうえで使っています。模型では列車が出入りできないのに...。

●カペラ4号(444)
内銀河環状線、カペラ発内銀河回り循環。ヨーロッパの蒸機を思わせる外観。機関車は999が強い重力圏を脱する時の前補機として重連で使われることもあった。戦闘車の武装は流星破壊砲。
IMG_5652b.jpg

肝心の999号の列車。その頃は完成品のそのものズバリな模型がなく、一番気に入っている劇場版999のポスターに銀色で描かれているスハ44やスハフ43に感銘し、GMのキットから編成を仕立てました。ゆえに展望車はなく、スハ44、スハフ43、マシ35程度。機関車も当時の標準KATOのC62。手書きの愛称板を付けたり、スハフ後部の貫通扉に手書きの999マークを付ければ雰囲気が出ました。まあ今ならこんなに涙ぐましい努力をするまでもなくマイクロエース製品があるわけですが...。

●オルオディア5号(555)
オリオン大環状線、オリオン発アルカディア経由外銀河回り循環。999に次ぐスピード第2位の1000宇宙キロを発揮する。戦闘車の武装はイオンビーム砲。
IMG_5646b.jpg
 
フィギュアにしても同じです。何も無かった時代に、やっと発売されたTOMIXの人形セット。さっそくこれを買い、メーテルっぽい人や鉄郎っぽい少年に改造してスハ44に乗せたものです。手ごろなランナー切れ端から車掌さんっぽい人まで。知っている範囲ではそれを実践した人は他になく、一応文化祭では話題になったとかならないとか...。これも今なら手作りするまでもなく...。今は本当に痒い所に手が届いている時代ですね。あのガラスのクレアまでセットされているとは、恐れ入ります。

●プレアディス7号(777)
謎の外銀河線、オリオン発地球経由外銀河方面行先不明。銀河鉄道の新しいターミナル惑星を求めて走り続ける開発列車。TV版最終話で、鉄郎と別れたメーテルが乗車した。戦闘車の武装は超惑星ミサイル。
IMG_5654b.jpg

最後にこれは勝手な願いなのですが、できれば続編のどこかでメーテルと少し大人になった鉄郎にハッピーエンドを迎えさせてあげたい。

メーテルの「私は青春の幻影」という運命をも変えてしまうほどの、鉄郎の愛と勇気と信念で。運命に流されるばかりはなく、自分で自分の未来を作るものですよね。好きな人、大切なひとが出来たら命がけでしょう? やっぱり男は。私だったら、ラーメタル駅を出たばかりの列車最後部から大怪我をしてでも飛び降ります。カタパルトレールに至る前に...。

地球を目指すのはその1年後にでもまた...(笑)。あ、それじゃ夢がないでかすね。
(終わり)

コミック版の銀河鉄道999は、現在毎月1冊のペースでコンビニ流通の単行本が発行されています。最新刊では1990年代になってリメイク的に作られた続編「エターナル編」に突入。実は私は初めて読んでますが、C62が合体してマレー機になったり、かなりぶっ飛ぶシーンが描かれていて楽しめました。(最後の段落・まるはね記)

こんにちは、副編まるはねです。前回に引き続き、斎藤 明さん製作による銀河鉄道999・メカコレクションプラモデルの作例の全角度記録と、そこから回想が飛んでいった常磐線客車列車424レの思い出話を斎藤さん自身に語っていただきます。

●ビオナス2号(222) 先頭車
IMG_5630b.jpg

●ビオナス2号(222) 戦闘車
IMG_5631b.jpg

高校当時土曜の半ドンで乗ってた424列車、土浦駅にはまだ筑波線があり、常磐線下りホームの反対面ではバケット付きキハとかキハ04やらキハ10、ある時からはキハ30まで登場するなどまさにごった煮列車でした。国鉄系気動車ばかりではなくまだ多くの北海道系炭鉱会社からの気動車が元気だった頃です。いや、キハだけでなくワム・ワラ・タキなどの小規模貨物列車まで運転されていた時代です。

●ベガラス3号(333) 先頭車
IMG_5632b.jpg

●ベガラス3号(333) 戦闘車
IMG_5633b.jpg

そんな情景の時代、上りホームを出発した424列車は、貨物ヤードのわたり線を幾つか超え、直後に桜川橋梁を徐々に加速しながら渡り、そのまま築堤に至り緩やかな右カーブを描きながら進みます。築堤も軽い上り勾配で、やがて二階建て民家の屋根を見下ろし、マンション4階あたりを水平に見ながら...。緩い曲線を通過しいよいよ直線に入る頃にはバス車庫を右に見下ろしながら通学路にしていた道を架道橋でひとまたぎ、高校のある小高い丘を掘割状に横切ります。この架道橋の事を私の仲間内では「富士崎町上空」と呼んでいました。無論みんなもその頃999に感化されていて、空に昇る999の姿になぞらえてこう呼んでいました。心の中ではもうカタパルトレールを離脱する心地でした。

●カペラ4号(444) 先頭車
IMG_5634b.jpg

●カペラ4号(444) 戦闘車
IMG_5635b.jpg

やがて客車列車が廃止になると噂が出始めた頃、モノラルながら424レ後尾の走行音を
車内放送のオルゴールと共にテープに録音しました。無論兄弟列車である422レも録音し、機関車次位のオハ47などに陣取って、まん前のハチマルの走行音もしっかり記録しました。ある時からは、424レに乗り松戸に到着すると相前後して逆方向へ発車する425レの機関車や客車の番号を手帳に記録しました。私の精一杯の記録作りでした。

これだけ客車にハマっていた私ですので、999の効果音でも色々なものに気付きます。劇場版999の冒頭で、999がステーションに滑り込むシーンに貨車のジョイント音を見出しております。2軸貨車が何輌か通過した後、編成最後部と思われる車輌だけボギー車の音になっています。しかもコキ50000の緩解したブレーキシューが振動で遊ぶみたいなガシャンガシャンみたいな音。土浦駅の貨車入換でさんざん聞いてきた音だけに、多分コレのたぐいだろうと睨んでいます。

テレビ版の冒頭のポイント通過時の効果音でも、これは貨車編成の引き出し時の連結器の音かと感じました。

●オルオディア5号(555) 先頭車
IMG_5636b.jpg

●オルオディア5号(555) 戦闘車
IMG_5637b.jpg

そこまで色々感じながらも文句なしに999を楽しめたのは、その描写の緻密さではないかと考えます。今までになかった密度での列車描写。台車にまで「これはTR47だな。こっちがTR24」と識別できるほどの繊細さ。こんな漫画を見たのは初めてでした。それだけレイルファンにも馴染める偉大な漫画です。
(つづく)

●プレアディス7号(777) 先頭車
IMG_5638b.jpg

●プレアディス7号(777) 戦闘車
IMG_5639b.jpg

さて、TV版で描かれたこれら111~888の兄弟列車ですが、実は原作コミックスでは似たような感じのものが描かれたことはありますが、明確には登場しません。また、原作では999以外の列車には車輪・台車が描かれていない(実は空間軌道を走るのに車輪は必要なく、999はあくまで雰囲気を出すために車輪が付いている?)のも驚きです。つまり今の目で多少意地悪に言うと、プラモデルや「スタートレイン」というダイキャストミニカー的な玩具を出すため、マーケティングありきで後付けされた存在が、この111~888の各列車であると言えましょう。ですが、当時のファンにとっては、「銀河鉄道株式会社」という存在が、そのシステム的な広がりを持って実感できるようにするため、大変大きな影響力をもたらしたものだったと言えます。劇中での登場頻度は決して多くなく、オープニングや、CM前後の区切りに毎回必ず登場したことでやや無理やりに印象付けられている感がなくもないのですが、1970年代を代表する「名列車」たちなのです。(最後の段落・まるはね記)

ブログ読者の皆さん、こんにちは(まき)です。
先日に引き続きまして、『鉄道車輌ディテール・ファイル』の新刊をご紹介します。

df009_h1.jpg

『鉄道車輌ディテール・ファイル009 飯田線のED19』

昨年夏以来毎月1冊発行し、モデラーの皆さんにすっかり定着した感のある書籍の最新号です。
今回はvol.006で取り上げた飯田線ED18の僚友として北部の貨物列車牽引を担ったED19がテーマです。

本形式は当初6000形として1925(大正14)年にアメリカから輸入、すぐにED53に形式変更されつつ東海道東京口で活躍、成績優秀なことから1・2号機がお召し牽引機に指定された名機です。

国産F級機の進展により貨物用ED19に形式変更のうえ地方線に転じ、末期には全6輌が飯田線に集められ、同じく貴重な存在となっていた錚々たる旧型国電たちと肩を並べて1976(昭和51)年まで活躍をしました。

df009_p40-41.jpg

一見同じように見えて実は1輌1輌が微妙に異なる旧型機関車たち。ED19も例外ではありません。その違いを追っています。ED19ファン、ELファンには見逃せない一冊でしょう。

●全国発売日:4月10日
※一部店舗では先行発売中です。
●定価:1,050円(税込)

■「鉄道車輌ディテール・ファイル」バックナンバー
DF001:北海道時代のC62 2・3
DF002:ひさし付車体のEF10(1~16)
DF003:九州のD50
DF004:丸型車体のEF10(17~24)
DF005:筑豊のD60
DF006:飯田線のED18
DF007:角型車体のEF10
DF008:松戸電車区のモハ60

こんにちは、副編まるはねです。昨年のRMM167号、銀河鉄道999の小特集記事は、おかげさまで大きな反響を集めました。マイクロエースのNゲージも大変良好な販売実績を残したとのことで、30年を経てもこの999という物語がいまだ根強い人気を集めていることが実証されたと思います。それからだいぶ時間が経ってしまいましたが、その時に掲載した斎藤 明さん製作のバンダイのメカコレクション・プラモデルベースのNゲージサイズ作品を、改めて全角度から紹介し、永く記録にとどめたいと思います。併せて、斎藤さん自らによる、当時の999にまつわる回想録も掲載しましょう。

IMG_5642b.jpg

高校生時代の私に999を教えてくれたK君、彼は松本零士氏の大ファンでして、漫画の中の色々な設定に詳しい人物でした。無論、松本零士氏のアニメキャラクターまでスラスラ描けるほど器用でした。いや、そこまで熱心なファンだったのですね。

ビオナス2号(222)
IMG_5624b.jpg

その頃の私と言えば中学時代からの続きで宇宙戦艦ヤマトが好きだった程度で、まだ戦場シリーズも、男おいどんも、四畳半シリーズも知らなかったのです。でも高校で彼から999を教わってからは、何か世界が変わったような衝撃でした。

ベガラス3号(333)
IMG_5625b.jpg

客車列車主体でありながら、宇宙、冒険、ロマンス...。こんなにも私の好みに合った漫画は他にはありません。鉄郎の乗ってた999号の車内描写が、当時私がこよなく好きだったスハ43系客車群のその姿とオーバーラップします。いままでこんなに詳しく描いた人がいた覚えがありません。仲間の中には「客車なんて古くて汚い」と嫌がるものもいましたが、何より客車のシートピッチは電車のそれより余裕があり、座ってても向かいの人の膝の間に自分の膝を避けるように挟む必要がなく、天井も高いために夏のあの熱気をあまり感じませんでした。私には客車の方がよほど快適に思えました。そのあたりを見ても、この車輌の設計が優れていると感動したものです。

カペラ4号(444)
IMG_5626b.jpg

乗り心地とて、空気バネでもないのにあの重厚な感覚。コイルバネのTR62やTR64には到底真似の出来ないゆっくりした上下動。同じ区間を走るクハ401なら当然ピョンピョン飛び跳ねます。そのあたりにも台車の優秀な車輌だったのだと今も思います。それに当時の常磐線は、今ほどロングレール区間が長くなかった。心地よいジョイント音は音楽とも思える芸術品です。999を見ていても、宇宙空間を驀進するシーンのあのジョイント音は、当時常磐線の名物だった客車列車・424レのものに近かったです。

オルオディア5号(555)
IMG_5627b.jpg

そんな事からいつしか「土曜にあいつ(私)を探すなら、駅前の本屋か模型屋、または駅に14時頃行けば良い。絶対あいつは客車に乗る列にいるから...。」
(以下つづく)

プレアディス7号(777)
IMG_5628b.jpg

2010年4月   

        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

月別 アーカイブ

「RMMスタッフ徒然ブログ」が携帯電話でもご覧になれます。下記アドレスもしくはQRコードを読み取ってアクセスしてください。
http://rail.hobidas.com/blog/rmm/m

ホビダス・マーケット新着MORE

  • 俺がイル
ネコ・パブリッシングCopyright © 2005-2016 NEKO PUBLISHING CO.,LTD. All right reserved.