鉄道ホビダス

2009年9月アーカイブ

こんにちは、副編まるはねです。さて先日まで編集作業に追われておりました別冊『ザ・ベストNゲージ 私鉄電車』が、先ほど弊社に搬入となりました。ウヒョ~!などと浮かれてしまうくらい実は本ができる瞬間というのは嬉しいものなのです、編集者にとって。

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さてこの新たな「ザ・ベストNゲージ」シリーズは、過去のレイル・マガジン(模型記事を掲載していた、1995年以前のもの)と、RM MODELSに掲載した膨大な作品記事アーカイブより、特に優れた記事を再構成の上で再録、さらに書き下ろし記事も加えて改めて皆様にご提供しようというもの。月刊誌では誌面の都合で小さな写真とか白黒掲載になってしまった記事なども極力大判・オールカラーの写真と見やすい誌面構成で、「バックナンバーはすべて持ってる」という方にも一見の価値があるものになっていると思います。

記念すべき第一回目に選ばれたテーマは「私鉄電車」。現在工作派Nゲージャーの間で最も熱いジャンルだと個人的には思っています。まだまだ市販完成品の製品ラインナップが手薄で、しかも特定ナンバーごとの差異などを追いだすと最後はどうしても手作りに行き着いてしまうジャンルですからね。

再録記事の初出時期は、1989~1999年頃の範囲から今回は収録しています。私が当時直接担当した記事などは、当時の未熟な誌面構成を少し見直した部分もあります。また私が読者時代に非常に強いインパクトを受けた、主にレイル・マガジン時代の傑作の記事については大幅に頁分量を増やして読者の皆様がその作品の魅力を「再発見」していただけるように努めました。

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この頁は、初出時はタテ1p大で写真を使っていたのを、今回見開きをタテにして一杯に使うようにしてみました。ポスターみたいで迫力あると思います!

今回の中で大きなウェイトを占めているのが、1998~99年にかけて連載した『バラ色の転生~大手私鉄のOB大集合』という記事です。誌上で募集をかけた読者参加企画で、これに有名モデラーさんが周囲に声を掛けてくれて集まった作品を交えて計64点! その後完成品や鉄コレで出てしまった形式もありますが、意外にも未だにそういうものが存在しない形式も多く、今でも十分参考になると思います! それになにより、作品からダイレクトに伝わるモデラー魂! これが嬉しいじゃありませんか。個人的見解ではこの頃のNゲージ工作志向の強さは格別で、恐らく今この企画をやろうと思っても、これだけの数は集まりません。そういう意味で、「奇跡の名物連載」だったと、今さらながら思うのです。

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『バラ色の転生』略して「バラ転」はカラフルなボディカラーも魅力。

また、もう一つのボリュームを占めているのが、GM塗装済キットをベースとした京王5000系のバリエーション競作。折りしも鉄コレで本系列(の譲渡車)の製品化が予告されたこともあり、その改造の参考としても十分以上に役に立つ記事です。GMさんもぜひ再生産していただけたらと思いますね~。

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『京王5000系のバリエーション』は譲渡車はじめ18本の作品が集結!


今後もこうした価値あるアーカイブを皆様にご提供していきたいと思いますので、「ザ・ベストNゲージ」シリーズをよろしくお願いします! 最後になりましたが、この『ザ・ベストNゲージ 私鉄電車』は9月30日発売です!

●A4変形国際判(RMMと同じ)・全116ページ
●定価:1,500円(税込)
●ホビダスで本書を購入する!

FS40を履いた貨車

こんばんは。長らく書いていませんでした、流浪のバイトこと甘木です。

「鉄道コレクション」のラインナップがレギュラー、オープンパッケージ、事業者限定品まで花盛りの今日この頃、買ってくるや否や「IPAプールにドボン」したのち改造工作に励んでいる方も多いことと思います。え、お前はどうなのかって? 私は…

さて、車体を切り継ぐような重加工となると、しばしば余りパーツが発生します。切り取られた車体の一部、床板、台車。ゴミとして捨てるにはもったいないし、かといって今すぐ使うアテもない、とジャンクの山に放り込んでそのまんま、というパーツがうちにも随分溜まっています。そうして取っておいたものが思わぬところで役に立つ、ということももちろんあるわけですが、ここではそんな余りパーツとプラ片程度の材料で簡単にデッチ上げられそうな車輌の実例をひとつ。
(写真はすべて近江鉄道彦根駅および近江鉄道ミュージアムにて、2009年3月撮影)

羊蹄丸に行ってきました

こんにちは、副編まるはねです。季節はすっかり秋の装いですね。ですがまだ暑かった9月上旬、暇を見つけて東京お台場近くの「船の科学館」とその施設の一つである青函連絡船「羊蹄丸」に行ってきました。


オリジナルからは形態が変わっている部分もけっこうあるようです。

青函トンネルの開通と引き換えに青函連絡船が廃止されたのは1988年のこと。今から21年も前のことなんですね。羊蹄丸は、引退後船の科学館の所有となり、1992年にはイタリア・ジェノバで行なわれた「国際船と海の博覧会」において日本政府のパビリオン船としても活躍、その後改装されて船の科学館脇の岸壁に静態保存されています。


着岸側からは引きが取れずこんな写真ですいません…。

船内にはいろいろな展示物などがありますが、一番大掛かりなのは元の車輌甲板のレベルに設けられた「青函ワールド」。これは昭和30年代の青函連絡船の世界を原寸大のジオラマとして再現したもので、入り口からAゾーン「青森駅前『朝市』」、Bゾーン「青森駅舎」、Cゾーン「青函連絡船」という流れになっています。単なる建物・小道具だけでなく、配置してある人形それぞれにドラマが設定され、近くに来ると人物のセリフや効果音が聞こえるようになっています。鉄道レイアウト作りの上でも参考になるのではないでしょうか。


青森名物りんごを扱うお店。


青森駅正面玄関。


青森駅の連絡橋入り口。

そしてCゾーンには2輌の実物車輌が展示されています。航送用の入換に従事したDE10 30と、函館本線の客車列車に活躍したスハフ44 25です。これ当然元の車輌甲板のレールに載った状態になっています。ということはやはり可動橋から積んだんでしょうか…?


DE10 30。機関士と整備士のフィギュアも添えられている。

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スハフ44 25。これまたしょうもない写真ですいません…。旅立つ家族連れのフィギュアが添えられている。

羊蹄丸の外観は、パビリオンとして使われた経緯からかだいぶ窓の形状や配置などがオリジナルからは変わっているようです。また船室もまったく名残なく改装されてしまっています。ただ、煙突にはJNRマークが付いていますし、ブリッジを見学することもできます。


栄光のJNRマーク付き煙突とブリッジ内。

青函連絡船はこの他、青森に八甲田丸、函館に摩周丸が保存されていますが、本来の航路から遠く離れた東京で比較的気軽に会いに行けるというのはありがたいものですね。


館内の展示模型の質・量は私が見てきた博物館の中でも抜群に高いと思います。

船の科学館本館は鉄道とは関係がないので一言だけ。素晴らしい船の模型が信じられないくらい多数展示されています! 個人的にはコンテナ船東米丸とコンテナ岸壁のジオラマは非常に印象に残りました。確かこれ1/80スケールだったように思いました。この他にもホバークラフトやカーフェリー、豪華客船に漁船、軍艦まで、乗り物のミニチュアが好きな方でしたらけっこう楽しめるのではないかと思いますよ。

●船の科学館
所在地:東京都品川区東八潮3-1
開館時間:10:00~17:00
休館日:毎週月曜(月曜が祝日の場合は火曜)
    ただし春・夏・冬休みおよびゴールデンウィーク期間は除く
    年末年始
入場料:大人700円 18歳以下400円
公式HPはコチラ!

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羊蹄丸アイス、おいしかったですよ! 味も8種類くらいあります。


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RM MODELS 171号発売!

 RM MODELS 171号が19日土曜日に発売になります。

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今回の特集は、身近な“紙”を使った模型車輌作り=ペーパーモデリングを特集します。
安価で加工しやすく、道具も特別なものは必要ないことが入門者には取っ付きやすく、かつベテランにも長く付き合える素材として親しまれているペーパーモデル。最近は家庭用カッティングマシーンの登場で切り出し精度の向上と、切り出し自体の手間が省けるなどペーパーモデルを取り巻く環境は変化してるといえます。しかし、従来からの手で切り出し、組み立てるペーパーモデルまだまだ健在。誌面では長崎快宏氏や佐藤哲也氏など、おなじみのペーパーモデラーの作品と技法を紹介。メーカー・ショップガイド2009では新進気鋭のメーカーなど最新情報を取り上げます。



▲「新・長崎流ペーパーモデリング PART 1 キハ44000&キハユニ15」 長崎快宏氏作



▲「いにしえの近郊型DC、キハ53」 佐藤哲也氏作


そのほか特集の内容です。
●「Oスケールで作った阪神最新鋭の1000系」 岸 健志氏作

●「新世代ペーパーキットで作る西武101系分散冷房車」 服部達也氏作

●「楽しんでいます!ペーパーモデル 読者投稿作品集」

●「ペーパーモデルショップガイド2009」 高橋 脩氏


まだまだあります今月の見どころ
●New Model PREMIUM
(京阪2200・2600系、都電7000形、近鉄9820・9020系、近鉄8000系、名鉄3300・3150・5000系)

(まるはね)です。今月の担当ページでイチオシなのは、まずはNew Model PREMIUM。今月は京阪2200・2600系、都電7000形、近鉄9820・9020系、近鉄8000系、名鉄3300・3150・5000系というラインナップで、なんとすべて私鉄車輌ということになっています。都電を除けばどれも中部以西、さらには近鉄が2本立てとちょっとエキセントリック(?)。それだけ、近年は私鉄車輌の製品化が活発であるということの現れでもあると思います。各記事ともその系列に精通した精鋭ライター陣に原稿をお願いしておりますので、保存版としてお役立ていただければと思います。

●JAM2009で見つけたNEW MODEL

また先のJAMコンベンションで出展された新製品レポート「JAM2009で見つけたNEW MODEL」も、8ページ立てと見ごたえがあると思います。あの広い会場ですべてのブースをくまなくチェックするのはかなり難しいことと思いますので、きっと「あれ、こんなの出ていたの?」と気づくアイテムもあるのではないでしょうか?


●JAM10 第10回国際鉄道模型コンベンション

(龍)です。今年も8月21からの3日間、東京はお台場のビッグサイトでJAMが開催されました。今回で開催10回目を迎えた会場には出展企業64社、グループ・個人の出展(モデラーズ パフォーマンス)は64のグループを数え、3日間の来場者は34,300人を記録しました。個人・グループでの出展しているモデラーズパフォーマンスの活動を紹介します。


●ヨーロッパ・エクスプレス 第34回
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(隆)です。ドイツ、フランス、スイス、etc...西欧の鉄道シーンから、毎回魅力的な列車たちにスポットを当てる「ヨーロッパ・エクスプレス」。第34回となる今号では、かつて豪華さを前面に押し出して旅客獲得を図るも、わずか5年ほどで姿を消した高速列車〈メトロポリタン〉の元・専用客車を用いたインターシティをご紹介します。2編成しか製造されなかったハイクラス編成の「その後」の姿をお楽しみください。

お求めは全国の書店にて、よろしくおねがいいたします。

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こんにちは、副編まるはねです。さて、発売中のRM MODELS171号58~59ページで取り上げたバンダイの「昭和銀座ジオラマ」の記事、ご覧いただけましたでしょうか? 昭和30年代、当時我が国随一の繁華街としてその名を馳せた銀座の街並みを、391×316mmという超ミニサイズの完成品ジオラマとして仕立て上げたこの商品、なんと注目すべきことに走り回っている都電のゲージが9mm、つまりNゲージデフォルメサイズということで、あえて模型鉄道の専門誌である小誌でも取り上げた次第でした。

ところがこのジオラマの最大の売りは、実はネオンの明滅、各種サウンド、人々のざわめきまで再現したというギミックの部分にあり、静止画になってしまう誌面上ではその魅力を存分にお伝えできなかったのではないかと思っています。

そこで当編集部では、短いながらもこのジオラマの特徴が明確に伝わる動画を制作しました。ぜひご覧になり、このジオラマの魅力、作り込み、そしてメーカーの思い入れまで感じとっていただければと思います。

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なお本商品は鉄ホビでも取り扱っております、商品ページも充実しておりますので、ぜひ併せてご覧になってください!

鉄ホビの商品ページはコチラ!

P:バンダイ

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