鉄道ホビダス

2008年7月24日アーカイブ

自転車預かり所の後日談

こんにちは、副編まるはねです。さて覚えておいででしょうか、6月23日付けの私のブログにて、常磐線金町駅前に今でもある自転車預かり所の話題を取り上げたのを…。実はそれに関して当ブログとしては珍しくも2名の読者の方から面白いレスをいただきましたので、今回はそのメールを紹介したいと思います。


まずはPN吊掛急行A773さんから…。

「6/23付のブログ、大いに楽しませていただきました。いいですね、写真の「自転車預り所」の雰囲気。こういうストラクチャーのあるレイアウト上でなら「赤電」の車輌模型なんかも、大いに引き立つのではと感じました。「そう言われてみれば」なのですが、おっしゃる通り、「自転車置き場」というのも、時代や地域の雰囲気を表現するのに必須のアイテム/絶好スパイスですね。私が慣れ親しんだ「京阪電車」の沿線でも、想起してみますと、私の実家の最寄駅では、こんな具合の変遷でした。

1)ずっと昔は、駅前の自転車屋サン(今も2代目店主のもと、盛業中)が、馴染み客のものを中心に、数十台を預かるだけでまかなえていた。
2)35年ほど前に駅前の田んぼを潰して「無料自転車置き場」が設営された(砂利敷き・屋根無し)。
3)25年ほど前に、それを増設(2箇所に分散)。増設された方は舗装済・屋根付き。
4)15年ほど前に、原付専用の置き場が加わり、3箇所に。
5)同時期に一部有料化、管理人さんは「市のシルバー人材センター」からの派遣。
ってな感じで、現在に至っていたと記憶しています。

そして、数駅隣の駅前には、有名(?)な「大阪風味ベタベタ」の自転車預かり屋がありました。その名も「ちゃりんこ 千恵」。これまた大阪ベタベタのアニメ『じゃりン子 チエ』をもじったネーミング(ちゃりんこ=自転車)と思われ、線路沿いの街道脇にありましたので、京阪電車で通勤・通学していた人々には有名な存在だったはずです。ここが、まさに貴ブログにある「民家の土間に…」という感じで、地域&時代を見事に象徴するようなベタな存在でした。この「預り所」は、数年前になくなったとかいう噂を耳にしましたが、実際のところは把握していません。」

PN吊掛急行A773さん、ありがとうございました。「ちゃりんこ 千恵」はちょっと検索したらかなりのヒット! 勝手に直リン(いいの?)させていただきますので覗いてみていただければと思います。レイアウト上にこうした「Vow」的な看板を忍ばせるのも面白いですよね。そういえば「ちゃりんこ」という言葉は関東でも使いますが、発祥は関西なんですかね? 中京地区では「けった」とか「けったマシーン」とか言うらしいですが(後者は原付のことを指すのかも…)。

さて次のメールは、藤原喜朗さんから。

「先日(6/23)の「RMMスタッフ徒然ブログ」で、副編まるはねさんがご紹介下さいました金町の自転車預かり所。「そういえば昔はどこにでもあったな~」と懐かしく感じると同時に、今でも存在することにちょっと驚きました。

で、思わず作ってしまいました~、この自転車預かり所こと島根商店のペーパークラフト!
写真を素材にしたペーパークラフト(フォトモもどき?)です。この場合、鮮度第一ということで、モデリングから組み立てまで3時間ほどでパタパタと作ってしまいました。そのため、写ってない部分はテキトーなのは言うまでもなく、屋上?の物干台や屋根周りなども完全に省略してありますが、元が写真なだけに遠目には割とリアルに見えるのが特徴です。ちなみにこれでも一応150分の1で作ってあります。添付画像をご笑覧下さい(なお看板の店名、電話番号は念のため問題がないものに変更しておきました)。
すてきな記事のおかげで楽しい工作が出来ました。お礼かたがたご報告させていただきます。」

え~! これスゴクないですかぁ! だって斜めから撮った、たった1枚の写真からこれだけのものを立体として作り上げるのは…。ちなみに実物はどんなだったかと言うと…。

非常に感じが出ていますね! 早速、どのようにして作っているのかお聞きしたところ…。

「画像の抽出とモデリングは”Google SketchUp”という無償の三次元CG作成ソフトに、これまた無償配布されているプラグインを組み合わせたものを使っています。展開図化はこの例のような簡単な形状ならSketchUpのプラグインでなんとかなりますが、複雑な形の場合は「ペパクラデザイナー」という市販のソフト(実勢5~6000円)を使います。後は、”PhotoShop”のような画像編集ソフトの習熟度次第というところですが、この辺は作品への要求水準次第です。また、自販機、バス、コンテナなどなら後処理はほぼ不要ですので、パソコンがちょっと使える人なら、どなたでも作れると思います。」

とのことでした。藤原さんは既に駅舎を中心に10作ほど作りためてらっしゃるとのことで、機会を見て本誌でも取り上げることができたらと思っております。写真を使うということは、「リアル」なウェザリングも自動的に付いて来るのがいいですよね!? いろいろな可能性・発展性を感じます。

藤原さんのご好意で、読者の皆さんにもこのペーパークラフトを楽しんでいただくことにしました。PDF形式でファイルをアップしておりますので、ダウンロードの上、A4サイズ、T目(紙の目の方向)、t0.2程度の厚紙(インクジェット用厚紙用紙が便利とのこと)にプリントアウトして、是非このリアルさをご体験ください!

20080724_04.jpg

上の画像をクリックすると、PDFファイルが開きます。

本ブログは管理上の理由でコメント機能をオフにしておりますが、今回のような反響をいただきますと、編集部一同、励みになり大変嬉しく思います。下記メールアドレス(スパム対策で全部全角にしているので、お手数ですが半角文字に打ち直してください)までお送りくだされば幸いです。それでは今後とも当ブログをよろしくお願いします!
rmmodels@neko.co.jp

P(模型):藤原喜朗、(実物):まるはね

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