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2006年11月29日

構内配線観察番外編:筒石駅 〔鉄道訪問記〕

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▲日本海沿いの国道8号線より山に分け入り、細い山道の途中にひっそりと案内板があった。

こんにちは(龍)です。今日は北陸本線、直江津より富山方面に五つ目の駅、筒石を紹介します。
この駅は竜飛海底駅、上越線土合駅(下り線)などと並び長大トンネル内にある地下駅として知る人ぞ知る存在です。 当初は日本海沿に開業した同駅ですが、昭和44年に北陸本線の複線電化新線の開業によりこのあたり一体はトンネル区間となり、筒石駅においては約11kmに及ぶ頚城トンネル内に掛かってしまい、現在のような地下駅となっています。

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▲谷間にひっそりと存在する筒石駅舎。駅舎奥には渓谷があり、せせらぎが聞こえるが時折、通過列車の響きと風が駅舎内部からこだまする。それ以外鉄道の雰囲気は見当たらない。
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▲駅舎を抜けると、まず224段に及ぶ下り階段に圧倒される。染み出した地下水が側溝に流れ落ち
夏場であっても内部はひんやりとしている。

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▲上りホームへの階段と下りホームへの階段と分かれるポイント。まさに地下要塞へつながる迷路に迷い込んでしまった感覚だ。通路途中でこの駅を守る駅員さんに会ったので「1日中、地下にいるのですか?」。と聞くと「まさか、列車が来るときだけ上の駅舎から降りて来てます」とのこと、1時間に2回ほど300段近い階段を登り降りしているようだ。ご苦労様です。
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▲SF映画に出てくる核シェルターへの入口を思わせるホームへの出入り口。風圧除けに引戸が設けられているが通過列車がやってくると物凄いスキマ風に話し声も聞こえないほどだ。
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▲注意書きには「壁側に寄るように」とあるが、通過列車には130km運転の〈はくたか〉もあり、乗降時以外ホームには出ないほうが身のためである。
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▲ホームは上下線互い違いの配置となるが、作りは地下鉄の駅とはまったく違い、トンネルの中の作業通路といった趣き。
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▲普通列車の到着風景。ホーム幅は広い場所で2m弱といったところ。


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▲筒石駅の見取り図                                  イラスト:龍

今回は趣向を変えて長大トンネルの中の駅、筒石を紹介してみました。いかがだったでしょうか。
模型的にはあまり面白みの無い駅かもしれませんが、駅単体で見た場合なかなか冒険心くすぐられる駅かと思います。
時間の都合上、車で訪れた我々にも、この駅の駅員さんたちは好意的に接してくれ、「どうぞ、ゆっくり見学していってください」と送り出してくれた。みなさんも近くに行った際は寄ってみてはいかがでしょうか、入場券140円で楽しめるチョットした冒険を!?
(2006.5.3.P:龍)

投稿者 龍 : 2006年11月29日 14:21

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