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2006年6月20日
日暮里駅のホーム屋根 〔実物のわだい〕
こんにちは、副編まるはねです。なんか最近ブログの順番が回ってくるのが早いような気がします(笑)。
少々ネタに詰まり気味ですが、こーゆー時はせっかくなので通勤途上で気になっていた物事に改めて着目してみるというのも良かろうということで、本日は日暮里駅の古レール組みのホーム屋根を見てみましょう。
ご存知の通り日暮里駅はJRの山手線・京浜東北線・常磐線と京成電鉄が接続するちょっとしたジャンクション。昔は東北・高崎線のホームもあったのですが、東北・上越新幹線の通るスペースを捻出するために廃止されてしまいました。結果、京成・常磐が1~4番線、通過線となる東北・高崎・新幹線を挟んで京浜東北・山手が9~12番線と、番線の間が飛んでいます。古レールの骨組みを持つホーム屋根は、この中で常磐の3・4番線と、山手内回り・京浜東北北行の11・12番線に見られます。
様式は山型屋根を持つタイプで、支柱がホーム上ではなく横に張り出して線路間に立つもの。非常に屋根高さが高くて貫禄を感じさせます。また古レールの組み方も凝っていて、タテ方向・ヨコ方向共にアーチ状の補強材(これも古レール)が渡されていて一見優雅な印象です。注意して見ると現在ホームが無い線路にもこの様式のホームが連続していた痕跡があり、その往年の様子を想像するとちょっとゾクゾクしますね。残念なのは、支柱が手の届かない場所にあるため、お約束の刻印確認ができないことでしょうか。
エスカレーター工事の関係かややごちゃついて見えるが、人の身長と比較しても屋根の高さがわかる。
跨線橋から屋根上面を観察。スレート葺きで、手前側には明かり採りも見える。
支柱の補強材がアーチを描いたクラシックな形状。明らかにかつては右手にも連続していた痕跡がある。
崖に面した12番線側の支柱はこのように斜面から斜めに生えている。
現代の日暮里駅では、跨線橋増設によって屋根はズタズタに切り刻まれた上、ホーム延伸によって違う様式のホーム屋根との継ぎはぎになっています。延長部分のホーム屋根はありふれたY字型で高さも低いもの。またよく見ると同じY字屋根でもやはり設置時期が異なるためか微妙にサイズ・様式が異なる箇所もあり、駅の歴史を感じさせてくれますね。
ホーム延伸に際して様式の異なる屋根がつぎはぎされた部分。高さの違いもよくわかる。
3・4番線の上野方はY字屋根の非常に普通な表情。
モデルでは、この様式の屋根はもちろん発売されておりません。やるとしたら1本1本フレキをハンダ組みでしょうか…? 残念ながら私には無理かな(泣)。ちなみに現在日暮里駅ではメインコンコースを拡大してエレベーター・エスカレーター及びエキナカ商業施設の設置工事を行なっています。それに伴いこの屋根もまた少し切られてしまうようです(既に山手ホーム側は切られています)。残った部分が早急に消えることは無いと思いますが、こうして少しずつ国鉄時代の痕跡が消えていくのだと思うと、普段何気なく見ている通勤途上の風景も少し違って見えてくるのではないかと思います。
これは…? 跨線橋増設によって屋根の様式が変わった部分に、無意味にたたずむ古い支柱。なぜ残されているのかは不明。架線柱を貫いているが、支柱と架線柱、どっちが先に立ったのかを考えると仕事が手に付かない(笑)。
P:まるはね(全て2006.6.20撮影)
投稿者 まるはね : 2006年6月20日 16:11
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