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2006年06月 アーカイブ
2006年06月30日
模型の「フィニッシュ」を考える
こんにちは、副編まるはねです。さて、皆さんは自分の模型を作る時、どの時点で「完成!」と考えていますか? 塗装・レタリングがすべて終わった時点で完成と捉える方が多いと思いますが、ほんとうはその段階よりもっと先があるのです。今日はそんなお話をひとつ…。
ご覧に入れているモデルは、バックマン製Gゲージのシェイです。見るからに使い込んだ風情がよく演出されているモデルだと思いませんか。森林鉄道で「道具」としてコキ使われている感じを出すため、うっすらホコリを被せ、部分的にサビが流れたようにしています。またピストンからギアに至る可動部には油染みた鈍いツヤを出し、端梁・ランボードの木製部分は木目を強調。うかつに触るとトゲがささりそうなほど木の質感が再現されています。また煙突の上部は焼けてガサガサに黒くなった感じにされていて、やはり触ると指が真っ黒になりそう…(実際にはトゲはありませんし指に何かがついたりもしません)。
各写真はクリックすると大きくなります! 是非その驚異の質感表現をご堪能ください!
見る者を思わず惹き込むこの迫力のモデル、実は数々のミニレイアウト作品を発表し、毎年夏のJAMコンベンションでは「三日間レイアウト」の主力参加者でもある諸星昭弘氏によるもの。このモデルのように、一般に言う「完成状態」からさらに手を入れて「生きている車輌の雰囲気を出す」作業を「フィニッシング」とか「メイクアップ」などと言います。諸星氏のレイアウトにおいてはシーナリーも車輌もすべからく統一感のあるフィニッシュが施されていますが、それはとりもなおさず「風景の中にある車輌はそれにふさわしい化粧が施されて初めて生き生きとした表情を出してくれる」という考えによるのではないでしょうか。
無論、フィニッシングの技法にもいろいろなものがあり、またその程度は人によって好みも違うでしょう。この「諸星フィニッシュ」はいわば「絵画的」であり、「リアル」よりはある意味「ファンタジー」を感じさせるものと言うことができるかもしれません。実際よりも汚れや古さ、ヤレ具合を強調し、しかも全体にトーンやタッチを統一して一個の「作品」として演出されているからです。人によってはもっと「写実的」なものの方が良いというかもしれませんが、もちろんそれはそれで構いません。ここで申し上げたいのは、「一量産モデルが、フィニッシング技法によってここまで見ごたえある作品に昇華することができる」という一点にあります。読者の皆さんにも、どうか「完成の一つ先の到達点」を目指していただきたいと個人的には思うのです。そのための技法などはこれまでの本誌でも度々取り上げてきましたし、今後も折に触れてご紹介していきたいと思います。
このシェイの所有者は、誰あろうエコーモデルのオーナー、阿部敏幸氏。諸星氏のフィニッシュ技法に惚れ込んで個人的にオーダーしたものとのことですが、実は諸星氏は今後エコーモデルを通じて、一般の方からのオーダーをプロとして受け付けることになったのです。名付けて「モロFinish」。現在同店店頭では、16番の蒸機モデルに「モロFinish」を施した作品を展示中ですので、興味を持った方は是非一見をオススメ致します!
投稿者 まるはね : 2006年06月30日 21:24
2006年06月29日
続々ホビダス限定103系森ノ宮電車区8輌セット徹底検証!
みなさんこんにちは、RMM編集部(龍)です。
ホビダス限定103系森ノ宮電車区8輌セット徹底検証第3弾となる今日はパーツ類を検証していきたいと思います。と、いく前に重大発表!申込み締切が7月2日まで延長されました。
まだ、悩んでいるあなた!この検証シリーズを見て決めてください。

▲並べられたパーツ類、N40体質改善車のために新たに起されたパーツと共に、従来品の103系用パーツも含まれ、そのバリエーションは豊富。
▲ホビダスセットに含まれる限定エッチングパーツの図面(試作図面)。サボ受け、ルーバー、前面窓枠、などのほか、ワイパー、パンタグラフ舟など、こだわり派も納得のボリューム。(クリックすると大きくなります)。

▲セットに含まれる「AU75型集中クーラー」、こちらもGM製N40体質改善車のために起されたパーツ。
従来品の「AU75」よりファンの羽根数が多く再現され精密感がアップ。8輌分入り。

▲JR無線アンテナは従来品と新規品で重複するパーツ。選んで使うもよし。あまりをほかの車輌に使うもよし。あまっても困るパーツではないところが嬉しい。

▲2種類用意される先頭車スカート。左、取付け縦ステーが直線の低運転台用。縦ステーが曲がっているのが高運転台用となる。
さて如何だったでしょうか?
どうやら完成したようです。ハイ
投稿者 龍 : 2006年06月29日 14:44
2006年06月28日
『バスホビーガイド』vol.2発売日変更についてのお詫び
『バスホビーガイド』VOL.2の壮絶な〆切が明け、身も心もバスに持って行かれてしまったような心境ですが、ここで皆様にお詫びを申し上げなければなりません。
RM MODELS132号やRMMスタッフ徒然ブログなどで告知してきました『バスホビーガイド』VOL.2の発売日が6月28日(水)から30日(金)となりました。既にホビダスのRMMトップページなどでもお詫びを掲載させていただいておりますが、改めてお詫び申し上げます。
言い訳になってしまいますが、編集としては28日発売に間に合うように作業を終えていたものの、印刷所などで手違いがあって発売が30日となってしまいました。28日にご覧いただこうと考えられていた方もいらっしゃるかも知れませんが、申し訳ないという気持ちで一杯です。30日の発売日まで今しばらくお待ちいだきますようお願い申し上げます。
本当に申し訳ございませんでした。

投稿者 RMM編集部 : 2006年06月28日 11:50
2006年06月27日
デンバー&リオ・グランデ ウェスタン鉄道

▲C&TS鉄道でファントリップ用の貨物列車を牽くK-37、497号機。後ろに見える煙は中間補機のK-36型489号機のもの。K-37はスタンダードゲージ機からの改造でアウトサイドフレームの下回りを新製したが、テンダーは元のままなので長軸車輪で対処している。前年秋まではD&SNGで活躍したがK-36とトレードされ、92年からはC&TSで働く。K-37型では唯一の動態機である。‘92.9.14
皆さん初めまして、写真を担当しているAkiこと青柳です。今月号の特集に掲載された松本さんのDenver & Rio Grande Western鉄道(D&RGW)のHOn3レイアウト、私にとっても好きなジャンルなので取材では仕事を忘れて楽しんでしまいました。ただ日本ではあまり一般的ではないので若干の解説を本誌に書かせてもらいましたが、リオ・グランデ ナローの魅力をもっと知ってもらいたくて筆を執りました。
実物に触発されることが多い私にしては珍しく、最初に興味を持ったのは模型からで、’80年代に輸出用の中村精密のK-27などがあちこちの模型店に置かれているのを目にしたのが発端でした。模型を買うほどではなかったものの気になる存在ではあり、意を決してD&RGWの保存鉄道を見に行ったのは’91年のことでした。行ってみると、保存鉄道とはいえ役者である車輌の格好良さ、舞台である自然の雄大さや、ストラクチャーの渋さにすっかり魅了されてしまい、帰ってすぐに模型を買うほどでした。

1900年代の初頭、コロラド州の南西部を中心としたロッキー山中に3フィートナローの鉄道網を築いたのがDenver & Rio Grande鉄道でした。その後本線系統の標準軌化や鉄道名にWesternが加わるなどの変化がありましたが、鉱山の衰退による貨物の減少やモータリゼーションの発達に起因する、1940年代の後半から始まった3フィート線区の廃止は最も大きな変化でしょう。それでも幸いなことに、1968年に廃止された最後の3フィート線区のうち2箇所が観光鉄道として保存され、今も現役当時の車輌による蒸機列車が運転されています。

▲多客時の増結による定数オーバーで重連運転となったD&SNGの列車。機関車は2台ともK-28(478と476号機)で、現在運転に使用されているKシリーズの蒸気機関車の中で唯一のアルコ製だ。そのためコンプレッサーが煙室前面に設置されるなど、他のボールドウィン製の機関車とは趣を異にする。この型式はD&SNGでしか見られない。‘92.9.13
保存鉄道の内の一つはシルバートンブランチと呼ばれていた、デュランゴとシルバートンを結ぶ全長45マイルのDurango & Silverton Narrow Gauge鉄道(D&SNG)で、貨物廃止後もD&RGWが直営で観光列車を運転していたため、客車はこちらの鉄道に集中しています。1979年には個人オーナーに売却され、鉄道名も現在のものに変わりました。機関庫のあるデュランゴは観光地として賑わっているので営業的には問題ないものの、過去に火事で機関庫が焼失したためかセキュリティにはうるさく、機関庫や駅は高いフェンスで囲われてしまい構内の立ち入りも禁止されています。
営業は通年で、夏のシーズンには3個列車から多いときには4個列車も走るときがありますが、冬は1列車のみとなり、しかも途中駅までの運転です。

▲眼下にシャローナ湖を望みながら、山肌を縫うように進むシルバートン行きの列車。機関車はK-36型480号機。型式のKは軸配置の「ミカド」を、36は牽引力(36200ポンド)の頭二桁を現すもので、D&RGW独特の付け方である。‘92.9.16
もう一方の保存鉄道はチャマ、アントニート間64マイルのCumbres & Toltec Scenic鉄道(C&TS)で、コロラドとニューメキシコの両州政府が資金を出し合って1970年に廃線を買い取りましたが、周りに観光地がないために人を呼べず、営業収入だけでは厳しいようです。以前は毎日の上下1列車ずつと、時にはチャーター列車も走ることがあり、それをこなせるだけの機関車に火が入っていました。しかし補助金がカットされてからは機関車の全検もままならず、今では通常列車さえ1日に片道しか走らない日もあるような減便運行となっています。営業は5月下旬から10月中旬までで、冬は積雪の多さと車輌メンテナンスのために運休となります。
こちらは観光鉄道というより、動態の博物館といった性格が強いせいか、セキュリティよりも施設も含めてすべてを見せる方に重点がおかれているようです。そのため機関庫などの構内は自由に入って写真も撮れますが、あくまでも自己責任で、なおかつ仕事の邪魔にならないように行動するのは言わずもがなです。
機関庫などの鉄道の中枢はチャマにあって、今では使うことのない種々の貨車や雪かき車なども、ごく自然な形でヤードに並べられています。また、給水塔やコールタワー、駅舎などの施設も今風のものに建て替えられたりせずに、レストアを受けながらも現役時代のままに残されているのには驚かされます。

▲遠景に見える給水塔に給炭塔、機関車の横には工事列車用の職用車がさりげなく留置されているあたり、チャマの構内は現役当時と同じたたずまいを見せる。機関車はK-36型でこの型式は480~489の10輌が製造された。テンダーの上に置かれた乗務員用のドッグハウスが特徴だ。‘95.9.15
現在では給炭はコールタワーとは別の場所でパワーショベルによって行なわれていますが、必要なくなった木造のコールタワーをしっかり残しているあたりに志の高さが感じられます。しかし、あのアメリカにして運営資金の問題を抱えているのは考えさせられます。
投稿者 : 2006年06月27日 11:30
2006年06月26日
今日のお昼事情
きまぐれで登場の□山です、こんにちは。
編集部内で「お昼シリーズやらないの~?」とか、「都立大駅前のショッピングセンターまだー?」などと突付かれているんですが、あれいつの間にシリーズになっちゃってますか?
ショッピングセンターは潜入?がなかなか難しく、入念な下準備が必要なのでもう少々、忘れたころくらいまでお待ちくださいな。
というわけで、久しぶりといいますか、お昼ご飯を求めて第2回、本日は都立大学駅ではなく、東横線で2つお隣祐天寺駅に降り立ちました。
祐天寺といえばそう「鉄」で有名な、あのお店です。
祐天寺駅の改札を東に出て、角にケンタッキーがある道を線路沿い渋谷方向に歩けばそのお店はすぐ。

△カーネルサンダースのうしろに案内看板。紹介回数日本一なんですか・・・・。
角を曲がるとすぐなんですが、なんだか外の雰囲気が・・・。
あ、あれれ?

△シャッターを閉めたお店がお出迎え。

△月曜日はお休みでした。
祐天寺の「ナイアガラ」、月曜日は定休日、いや運休日でした。
しかし、踏み切りの警報器やら、駅名板やら、鉄道施設グッズ?が店の前にひしめくように置かれているのは相変わらず。

△持ち帰りのメニュー、超特急とは一体・・・
お店が休みなのは仕方がないと、都立大に戻ってこちらのお店。

△立ち食いそば・うどんのさかえや
例のショッピングセンターの一角にあります。
座席が3つ、立ち席が5つほどの小さな店内は、80年代をそのまま保存したような雰囲気。
数あるメニューから頼んだのは

△カレーライス(大盛)
いたって普通の、おそば屋さんのカレーライス。
昔から変わることのない、この「普通」の味が好きだったりします。

投稿者 □山 : 2006年06月26日 14:30
2006年06月24日
模型から入る
みなさまこんにちは、最近ブログの投稿サイクルが土曜日担当になった感のある(み)です。雑誌入稿の締切から一週間あまり、本来なら最も時間的に余裕のできるこの一週間の間もその日ごとに締切の別の仕事続きで、ようやく昨日に一段落。いまようやく、つかのまのホッとした気分に包まれています。
模型、模型と追いまくられる日が続いても、いざ時間に余裕ができるとさっそく模型がいじりたくなるのは不思議なものです。義務感で扱う模型と自分が遊ぶ模型とは別のものなのでしょうか(笑)。ここしばらくは自分の模型車輌は増えてなかったのですが、先頃発売された河合商会のホキ10000の出来があまりにも素晴らしく思えたので、実物には疎いながらもとりあえず3輌(デンカ仕様)を購入。手スリや浮き出した配管の表現など細部のディテールに感心しながらも、やはり付属の石炭を見ていると積みたくなってしまうではないですか。説明書にはディスプレイ用との記述はありますが、とりあえず固めてしまえばと思い木工ボンド水溶液と石炭を交互に流し込み、固着しました。ただこれだけのことですが、見栄えの向上は素晴らしいですね。こうなるとウェザリングを施したり、カプラーを交換したりといろいろと手を付けてみたくなります。

このように「模型の出来が気に入った」といって購入した場合、普通とは逆に実物の方が後から気になってきます。ウェザリングや積荷固着の参考用も含めて、近々実車を観察に出向きたいもので…。たまにはこういう流れもいいものです。
投稿者 (み) : 2006年06月24日 15:22
2006年06月23日
50年
皆さん、こんにちは、(まき)です。今週あたりからぼちぼちと次号の記事の仕込みに入っています。来週からそこそこ忙しくなってくることでしょう。月刊誌編集のサイクルでは、ひと息つけるのはほんと一週間~10日くらいかも知れませんね。
最新号(RMM132号)では、これまでとは一風変わった切り口の特集記事をお届けしましたが、これがけっこう好評いただいてまして、特に年齢層高めのベテランモデラー諸氏からメールや口頭にて、「今回の特集はいいね~」と好評いただいています。
恐らくはご自分でもいつかということでしょうが、それが全く実現不可能というわけでもない世代に、現実味をもってご覧いただけたのではないかと思います。一方で、車輌の製作や収集に血道を上げているもうちょっと若い世代にどう評価されるのか、実に楽しみにしています。
さて、今年はある列車が走り始めて50年になります。その、ある列車とはご覧の写真の通り、「青大将」。東海道本線の全線電化完成を機に、同年11月のダイヤ改正より、それまでのブドウ色一色から淡緑5号へと大胆なイメージチェンジを施したのでした。この背景には戦後10年経ち、復興も一段落、景気も回復という区切りの時期でもあり、めでたく東海道も全線電化が完成したことだし、思い切って従来のイメージからの脱却を図ろうという意図がありました。
先頭に立ったのはもちろん、客車同様淡緑に塗られたEF58。東京~大阪間を7時間半で疾走、その編成の頭から展望車まで全部緑の姿から「青大将」のニックネームがつけられ、我々ファンの間では青大将と言えば、この列車たちのことであり、決してヘビのアオダイショウを思い出す人はいないでしょう(笑)。
そんな50周年に合わせたというわけでもないそうなのですが、OJゲージで青大将編成一本を仕上げた作品が昨日編集部に持ち込まれました。スケール45分の1、ゲージ24ミリ。いわゆるフル・ディテールで、その客車の床下の精密さにはため息しか出ませんでした。
本誌青柳カメラマンによる撮影は、午後1時半から始めて延々夜9時まで掛かった次第ですが(奇しくも青大将の東京~大阪間所要時間!)、数あるカットから1枚、青大将の頭と尻尾が仲良く並んだ写真をご覧に入れましょう。
詳細記事は次号(7月発売、RMM133号)に掲載の予定です。お楽しみに!
投稿者 (まき) : 2006年06月23日 17:26
2006年06月22日
続・徹底検証!?103系森ノ宮電車区8輌セット

▲ホビダス編集部「さいとー」さんによる103系セットの組立風景。手前は本誌Akiカメラマン。
「ホビダス限定103系森ノ宮電車区8輌セット」今回の徹底検証は・・・。
といく前に、先日撮影されたホビダス編集部「さいとー」さんによる103系の組立体験を紹介します。
細かな作業が連続の5時間の長丁場、良く耐えてくれました。しかし手先が器用な上に、飲込みの早く、床下機器の選択や取付け位置など、一度教えたら間違えずに、次から次へと組立を進行。
最初はたどたどしかった道具使いも、いつしか自分のものへと習得して行く姿はこちらが見習わないといけないと思うほどでした。作業工程はRMM133号にて掲載いたします。お楽しみに。
作業の一部は→ 「ホビダス編集部さいとーさんの『謎学』」にてご覧ください。
さて本題の103系セットの検証ですが本日、協力メーカーである「ガチョウハウス」様より
セットに含まれる、窓埋め板(ピタ窓)が届きました。

▲ユニット窓、非ユニット窓それぞれに用意された専用窓埋め板。これにより窓埋め作業のストレスが軽減される!

▲セットに含まれるボディ群。
「ホビダス限定103系森ノ宮電車区8輌セット」と銘打っていますが、1・11・25番の各編成に対応するように、実は11輌分にも及ぶボディが入っています(台車、パンタ、N40床板は8輌分となります)。
一体成型のN40ボディ高運先頭車1輌、中間車6輌、ユニットサッシ車の低運転台車1輌、中間車1輌。
そして非ユニットサッシ車用としてGM101系先頭車のキットが2輌分と103系の前面パーツが入ります。
つまりは大阪環状線を作った後もまだ残った3輌分で何かが作れるわけです。
GMエコノミーキットシリーズで腕に覚えのある、あなた!そんなあなたにもおすすめなんです。
投稿者 龍 : 2006年06月22日 14:50
2006年06月21日
「バスホビーガイド Vol.2」6月30日発売!!

いよいよ6月30日に発売になります「バスホビーガイド Vol.2」。その編集作業が昨日ようやく終わり、今まさに印刷所でグルングルンと印刷を始めていることろでしょう。さすがに3日間近く寝ずにスイッチが入っていたので、今もまだ時差ボケ的な症状が続くへろへろな(ね)です。
気になる内容ですが、今回もモデルネタがメインですが、実車情報や、ジオラマ向けの情景写真も多数盛り込んでおり、内容は前回よりも濃厚となっております。そして前回好評だった「バスコレ」の付録はもちろん、今回新たに「使える」ペーパー付録も付けてみました。そのペーパー付録とは…

▲「折込付録 A3サイズ バス営業所ベース(1/150)」
バスコレなど1/150スケールのバスを最大25台配置できるバス車庫です!同じ事業者を多数集めている方には最適なアイテム!詰所などを配置して、ボードなどに貼り付ければ立派な車庫ジオラマが完成します!そしてそれを表にすると…

▲「折込付録 A3サイズ コレ子さんポスター」
どっちが表か裏かは不明ですが、人気のバスコレキャラクター「コレ子さん」がポスターになりました!どちらかと言えば「北村くれはさん」の方が目立ってはいますが、ファンにはたまりません!ポスターとして使用する場合は、裏面のバス車庫はカラーコピーでお楽しみ下さい。(C)TOMYTEC
それから…

▲「付録パッケージ裏 高速道路ジオラマ(1/150)」
こちらは前回のパッケージでも「バス停留所ジオラマ」をプリントしましたが、今回は高速・観光バス向けに、自作の難しい「高速道路」をプリントしました!防音壁を立て、背景に市販のビルを配置すれば、本来ゴミとなってしまうパッケージが立派なジオラマに大変身!複数繋げることも可能です!バスだけでなくトラックのディスプレイとしても楽しめます。

以上の豪華(?)付録が付いて、お値段据置き1,500円(税込)です。6月30日はお近くの書店でぜひお求め下さい!
<お詫び>6月28日発売予定と告知しておりましたが、6月30日発売となりました。(6/26)

▲今回もすごい!西鉄バス作品が大量です!!

▲ジャンクションもようやく完成しました…。
投稿者 : 2006年06月21日 19:24
2006年06月20日
日暮里駅のホーム屋根
こんにちは、副編まるはねです。なんか最近ブログの順番が回ってくるのが早いような気がします(笑)。
少々ネタに詰まり気味ですが、こーゆー時はせっかくなので通勤途上で気になっていた物事に改めて着目してみるというのも良かろうということで、本日は日暮里駅の古レール組みのホーム屋根を見てみましょう。
ご存知の通り日暮里駅はJRの山手線・京浜東北線・常磐線と京成電鉄が接続するちょっとしたジャンクション。昔は東北・高崎線のホームもあったのですが、東北・上越新幹線の通るスペースを捻出するために廃止されてしまいました。結果、京成・常磐が1~4番線、通過線となる東北・高崎・新幹線を挟んで京浜東北・山手が9~12番線と、番線の間が飛んでいます。古レールの骨組みを持つホーム屋根は、この中で常磐の3・4番線と、山手内回り・京浜東北北行の11・12番線に見られます。
様式は山型屋根を持つタイプで、支柱がホーム上ではなく横に張り出して線路間に立つもの。非常に屋根高さが高くて貫禄を感じさせます。また古レールの組み方も凝っていて、タテ方向・ヨコ方向共にアーチ状の補強材(これも古レール)が渡されていて一見優雅な印象です。注意して見ると現在ホームが無い線路にもこの様式のホームが連続していた痕跡があり、その往年の様子を想像するとちょっとゾクゾクしますね。残念なのは、支柱が手の届かない場所にあるため、お約束の刻印確認ができないことでしょうか。
エスカレーター工事の関係かややごちゃついて見えるが、人の身長と比較しても屋根の高さがわかる。
跨線橋から屋根上面を観察。スレート葺きで、手前側には明かり採りも見える。
支柱の補強材がアーチを描いたクラシックな形状。明らかにかつては右手にも連続していた痕跡がある。
崖に面した12番線側の支柱はこのように斜面から斜めに生えている。
現代の日暮里駅では、跨線橋増設によって屋根はズタズタに切り刻まれた上、ホーム延伸によって違う様式のホーム屋根との継ぎはぎになっています。延長部分のホーム屋根はありふれたY字型で高さも低いもの。またよく見ると同じY字屋根でもやはり設置時期が異なるためか微妙にサイズ・様式が異なる箇所もあり、駅の歴史を感じさせてくれますね。
ホーム延伸に際して様式の異なる屋根がつぎはぎされた部分。高さの違いもよくわかる。
3・4番線の上野方はY字屋根の非常に普通な表情。
モデルでは、この様式の屋根はもちろん発売されておりません。やるとしたら1本1本フレキをハンダ組みでしょうか…? 残念ながら私には無理かな(泣)。ちなみに現在日暮里駅ではメインコンコースを拡大してエレベーター・エスカレーター及びエキナカ商業施設の設置工事を行なっています。それに伴いこの屋根もまた少し切られてしまうようです(既に山手ホーム側は切られています)。残った部分が早急に消えることは無いと思いますが、こうして少しずつ国鉄時代の痕跡が消えていくのだと思うと、普段何気なく見ている通勤途上の風景も少し違って見えてくるのではないかと思います。
これは…? 跨線橋増設によって屋根の様式が変わった部分に、無意味にたたずむ古い支柱。なぜ残されているのかは不明。架線柱を貫いているが、支柱と架線柱、どっちが先に立ったのかを考えると仕事が手に付かない(笑)。
P:まるはね(全て2006.6.20撮影)
投稿者 まるはね : 2006年06月20日 16:11
2006年06月19日
ホビダス限定103系森ノ宮電車区セット徹底検証。

こんにちは(龍)です。もうみなさんは上のホビダス限定103系森ノ宮電車区セットのことは知ってますか?。まだ知らないという方は、こちら。今回はこのセットに含まれる103系達を徹底検証します。

▲ホビダス限定103系森ノ宮電車区セットに含まれる先頭車の屋上の様子。JR無線アンテナ、信号炎管、ユニットクーラーなど各種パーツはGM最新の製品グレードのものが付属。N40体質改善車のツルーンとした屋根と低運転台戸袋窓埋め施工車の国鉄時代から継承される屋上の凸凹編成が楽しめます。

▲セットに含まれるエッチングパーツ(もちろんセット限定のパーツです)により、低運転台前面の太い金枠窓押えも再現できます。左は同じくセットに含まれるN40体質改善車。グリーンマックスでの通常販売品では着色済みの同製品ですが、未塗装なのはこのセットの一つの売りです。つまりは森ノ宮電車区所属車以外にもいくらでも応用が利くと言うことです。

▲セットに含まれる床下機器は驚きの精密さ。低運転台戸袋窓埋め車、またはユニットサッシ戸袋窓埋め車では従来のGM製103系ボディキットが含まれるのですが、床板、床下機器、台車はN40体質改善車に含まれる最新グレードのものを、アダプターにより取付け可能。床下のグレード格差に悩まされません。
このセットに含まれるボディ及びパーツを揃えようとしたら、いったいどれだけ模型屋さんを廻れば良いのか。それこそ気が遠くなりますね。それを1つにまとめたセットが「ホビダス限定103系森ノ宮電車区セット」と言うわけです。
さて、実際の組立はどうなのか!?気になるところですね。そこでネコ・パブリッシング女性陣にも協力してもらい製作してもらいました。その模様は→、 「ホビダス編集部さいとーさんのブログ『謎学』」参照。
今後もこのセットの検証をしていきたいと思います。
つづく
投稿者 龍 : 2006年06月19日 20:40
2006年06月17日
遠山森林鉄道の機関車今昔

▲長野県飯田市(旧南信濃村)の梨元貯木場跡地に残る遠山森林鉄道の復元車。2006.5.6 梨元
こんばんは、(み)です。
このところ当ブログでも何度か遠山森林鉄道の話題が出ていますが、このたび現存する保存車輌の復元前の写真が出てまいりましたので、現在の姿と併せて見てみたいと思います。

▲同じ旧南信濃村内ではありながら、現在地より十数キロ離れた場所で放置されていた機関車。1998.11.13 八重河内
遠山森林鉄道が1968(昭和43)年12月に廃止されてからはや40年近く。残された遺産も少なくなってきた最近になって、これまで放置状態にあった八重河内の廃車体を復元させる声が地元の「木沢活性化委員会」から挙がってきたそうです。とはいえもう復元不可能ではないかと思わせるほど朽ち果てた状態の現車を見た目には、その可能性には疑問視せざるを得なかったことでしょう。

▲遠山森林鉄道時代の車号は96号だそうだ。2006.5.6 梨元

▲村営宿泊施設「やまめ荘」付近の河原に放置中の機関車。1998.11.13 八重河内
さすがに2001年に復元されたという現車を見た時は驚きました。全く別の車輌のような美しさを持ちながら、妙に外板の凹みなどが一致するその姿。両者の写真を比べるとそれは一目瞭然であります。復元工事に携われた方々の意志とその苦労には頭が下がります。

▲復元された客車は廃車体とは別の車輌に思える。2006.5.6 梨元

▲機関車以上に朽ち果てた客車。キャンプ客が薪代わりに車体を剥がしていったという話も囁かれた。木造ながら側構がトラス構造を組んでいるのが興味深い。1998.11.13 八重河内
さすがに客車はこの八重河内のものとは別に見えますが、かといって車体新製したとも考えにくいです。どのような経緯で置かれた車輌なのか気になります。

▲こちらは別の場所、しらびそ高原に保存された79号。こちらはもともと状態良く保存されていた。1999.10.10 しらびそ高原
最後に掲げる1枚はこの一連の保存車とは別に、ここからさらに山を登り詰めた「しらびそ高原」に置かれた機関車+客車です。遠山森林鉄道は時代ごとにさまざまな塗色に変更されていたらしく、この保存車は梨元のものとは機関車も客車も色が異なっています。現在一部路線でも残っていたら、必ずや観光資源になっていたであろう遠山森林鉄道。しかしあくまでも地域を支えることに最後まで徹したその姿は、どことなく安易に他に流されないこの地域の風土とも通じるものを感じさせます。
参考文献:「遠山 ~森林鉄道と山で働いた人々の記録」 (南信州新聞社出版局刊)
投稿者 (み) : 2006年06月17日 00:04
2006年06月16日
バブルの時代 東京日記 【京葉編】

今から20年近く前になる「バブルの時代」。当時の東京風景を鉄道シーンを織り交ぜ振り返る「バブルの時代 東京日記」。今回は京葉編をお送りします。
JR京葉線は1990年3月に東京~新木場が開業したことで全線開業となりましたが、ここでご紹介するのはそれから半年も経たない8月に撮影したもの。バブルの時代、盛んに言われた「ウォーターフロント開発」。東京湾岸の埋立地に新たなビジネス街や大規模施設を建設し新都心を作ろうとする動きで、それらの計画は「総面積○○ha、就業人口○○万人、誘致企業○○社…」と誰しも驚くようなスケールで語られました。バブルの時代は、本当に何もなかった場所にこれら新都心が出来上がっていく過程を目の当たりにできた時代で、京葉線海浜幕張駅周辺の幕張新都心もそのうちの一つでした。

東京駅を発車する京葉線205系。京葉線全線開業に併せて登場しましたが、これまでの国電カラーのイメージを打ち破るピンクがかった赤帯と、上方に緩やかなカーブを描く曲面ガラスを使用した先頭車前面などが話題になりました。「他とはちょっと違う何か」を求められた時代に生まれたものの一つだったように思います。右端に写っている赤ちゃんは今では大学生くらいになっているんでしょうか…。

「東京モーターショー」などの催しでおなじみの幕張メッセは海浜幕張駅南側にあり、1989年10月に開業。当時は「東洋一の規模を誇るコンベンション施設」と言われ注目を集めました。「東洋一の~」という表現方法をするのはこの時代くらいまでのようで、最近はめっきり言われなくなりましたが、現在、当然のように使用されている東京臨海地区の巨大施設はこの時代に生まれたものが多くあります。

海浜幕張駅前周辺は当時はご覧のような造成地ばかりで本当に何もありませんでした。写真は南口周辺で撮影したものです。現在、南口にあるショッピング複合施設やアウトレットモールなどはまだ影もカタチもありませんでした。
業務研究施設ビルの一つである
「ワールドビジネスガーデン(WBG)」
は91年の竣工に向けまだ建設中で
した。また、タイトルカットの「幕張テク
ノガーデン」は竣工直後で、周囲に他
のビルはありませんでした。

現在では京葉線内で唯一の特急停車駅になった海浜幕張駅ですが、当時は快速電車すら停車しませんでした。写真は上りホームからの撮影ですが、103系と側壁に貼られた国鉄譲りの駅名板が当時を物語ります。外側に通過線が敷けそうなスペースがありますが、これは現在もこのままのようです。

85年に開催された「科学万博つくば85」のシャトルバスとして100台が製造されたこの連接バスは、ボルボ製シャシーに富士重工製ボディを組み合わせたもの。万博終了後に大部分がオーストラリアへ輸出されましたが、19台はご覧のように東京空港交通(エアポートリムジン)で活躍していました。最も形式写真を撮りたかったバスの1台でしたが、残念ながらこのバスについて私が撮れたのは京葉線から撮ったこの1枚のみでした。
(※写真は全て1990年8月撮影)
投稿者 RMM編集部 : 2006年06月16日 17:47
2006年06月15日
今日は次号(6月発売号)予告など…
6月発売号(RMM132号)の編集も無事終わり、束の間の平和というか脱力感漂う今日の編集部は、各人がサンプル品の返却や身の周りに散在する原稿類の整理などを淡々とこなしております。こうして、月刊誌1ヶ月のサイクルが終わるわけです。
というわけで、今日のブログは来週21日発売のRMM132号の内容をちらっと、ブログ読者の皆さんにお見せしましょう!
今回はモデラーなら誰しも夢見るホビールーム、それもレイアウトまであるホビールームの実例集をお届けします。新築、改築、子供の独立などの好機を捉えて実現したそれぞれのホビールームの実例は、将来ゲットを夢見る読者の皆さんにもきっと参考になることでしょう。ぜひ実際に本をお手に取ってお確かめください。
そうそう! 今月号はまた別冊付録つきです。タイトルは『はじめてのディテールアップ』。Nゲージの別パーツ付けに始まって、メーカーオプションパーツ、社外パーツの取付法などを、ビギナーモデラーにも分かりやすく解説しています。お見逃しなく!
▲別冊付録「はじめてのディテールアップ」より、101系電車屋根廻り。
左が製品状態、右が色差しを施したグレードアップ状態。
そして、さらに次の7月発売号(RMM133号)のことも、この際チラッとお見せしちゃいましょう。
7月発売RMM133号では先般から作品や実車情報を募集している103系をお届けの予定です。投稿は着々と集まっております(ご応募いただいた皆さん、ありがとうございます!)。それら投稿ネタをメインに据えつつ、今回のホビダス一周年キット関連の企画など交えつつお届けします。
この写真も、特集に向けて着々と進められているネタの一つ。ホビーモデル製の16番103系キットをベースに、その製作過程を追ってもらっています。作者は最近のRMM「キットインプレッション」で貨車プラキットを題材に解説していただいた安田英彦さん。103系も平板状のプラキットということで同様に取り組んでいただいていますが、ここだけの話、けっこうポイントになる部分があるそうです。
Nの平板プラキットに馴れてる方なら難なくクリア出来るんでしょうけど、ビギナーの方や16番でもブラスばかりやって来たという方には参考になる部分も多いのではないかと期待しています。これを機会に挑戦してみませんか?!
ということで、7月発売RMM133号もお楽しみに!
投稿者 (まき) : 2006年06月15日 15:23
2006年06月14日
静岡鉄道おもしろ駅観察(後編)
こんにちは、副編まるはねです。ようやく次号の編集作業が終了しました…(なんか毎月このタイミングでブログ書いてるような…)。
それでは、ミニレイアウトの製作に役立つ(かもしれない)、コンパクトな静岡鉄道のおもしろ駅をご紹介していきましょうか!
あ、次の駅が見えてきた!
島式ホームの駅ですね!
…! 小っちゃ! ホーム狭っ!
(御門台駅にて)
最初は、新清水から一駅の入江岡(いりえおか)駅です。んー、なんというか、陸橋の横に小屋がへばりついているって感じですか? どーゆー駅なのかというと…
こーなってます。
考えてみれば、陸橋横にレベルで橋上駅舎があって、階段でホームに下りるという駅自体は、例えば京王井の頭線新代田駅も同じ(こちらは対向式ホームですが)。しかしやはり「駅舎」に相当する部分の小ささが衝撃的ですね。当然無人駅で、中には券売機と自動改札くらいしかないのでこれで十分用が足りているようです。また、「陸橋横にレベルで」と書きましたが、正確には路肩のブロックを乗り越えて、2段ほど階段を下りた位置に入り口はあります。しかも他の駅にはない外扉(自動ドア)が設置されている…。なんか唐突感といい、駅にしては「敷居が高い」ところといい、知らない人が入るのにはちょっと勇気がいるかも…?
次は、そこから新静岡へ向かって3駅の、御門台(みかどだい)駅を見てみましょう。ブログ冒頭でご覧に入れたように、まるでTOMIXのミニホームのような可愛い島式ホームの駅なのですが、駅舎自体はどーなってるかというと…
こーなってます。
狭いホームの幅そのままの細くて小さい駅舎があって、一歩外に出るといきなり「踏切の中」になってます。構内踏切じゃなくて「踏切内構内」? 複線の島式ホームの入り口が隣接する道路の踏切内にあるという駅自体は、例えば東急大井町線九品仏駅も同じ。しかしやはり「駅舎」に相当する部分の…(以下同文)。しかも遮断機が駅入り口にも付いていて、列車が接近した時には駅外には出られないようになっています。長さ1mくらいしかない遮断棹がピョコピョコ開閉するのは見ていてなかなか面白いです。ちなみに九品仏駅ではこのような線路と直角の遮断機はなく、複線の線路1本ずつを両側から挟むような遮断機が設けられています(つまり踏切を渡るときは4本の遮断機をくぐることになる)。なお、静鉄では新静岡寄りの春日町駅も同じような構造の駅となっています。
全くの余談ですが、この御門台駅、無人駅なのに自動精算機がありません。静鉄では運転士さんは料金収受を一切行なわないシステムなので、乗り越しの時はどうするかというと、インターホンで(多分)本社に連絡を取り、不足額を募金箱のような木箱に入れます。すると遠隔操作で自動改札機を通れるようにしてくれて駅外に出られるという仕組み。あれ、でも小銭が無かったときにはどうするんだろう? 私も当日最小料金の切符で動いていたのでこのシステムのお世話になったのですが、ちょうどピッタリの小銭を持っていたため聞きそびれてしまいました。
さて2回に渡ってお送りしてきた静岡鉄道のおもしろ駅レポート。他にも、上下線のホームをずらして狭い幅のところに駅を収めている駅(柚木駅、桜橋駅)や、車庫と隣接していてウォッチングにも最適な長沼駅など、レイアウトに取り入れたい情景が結構ありますよ。ミニレイアウトというとついローカルシーンを思い浮かべてしまいますが、こうした近郊風のシーンでも、工夫次第ではミニマムスペースでレイアウトが構築できるかもしれませんね。少なくともそういう「勇気」をもらえただけでも有意義な静岡鉄道訪問となりました。
P:まるはね(全て2006.5.21撮影)
投稿者 まるはね : 2006年06月14日 18:26
2006年06月13日
93年夏 和歌山の旅

みなさんこんにちは(龍)です。昨日の(み)氏の弘南鉄道に続き、またローカル私鉄ネタです。
どうも先月,先々月の特集内容の気分が抜けきれていないようです。スイマセン。
ということで、今日は和歌山県の紀勢本線海南駅に程近い日方から登山口まで結んでいた私鉄、野上電鉄をふり返ってみたいと思います。
この鉄道は今から12年前(←もうそんなになるのか)。1994年3月一杯で廃止になりました。
小生が訪れたのは93年9月上旬、高校を卒業して受験浪人中、本来ならばこんなところへ撮影旅行などしている場合ではなかったのですが、予備校の夏季講習が終わり後期の授業が始まるまでの少しの休みに、大垣行き夜行を乗り継いで行ったのでした。
野上電鉄は最後まで元阪急・阪神の明治・大正時代の生き残りが走り、他の地方私鉄が元省電や買収国電などの、どちらかといえば重厚な作りの車輌が多く残る中で、軽快なスタイルが往時の関西私鉄に思いを馳せさせました。

▲日方駅で出発を待つモハ26形。元阪神701形で円錐形のテールランプケースが可愛らしかった。写真左を走るのが紀勢本線の線路で、手前方向に海南駅がある。

▲日方駅構内で休むモハ24形(明治アーモンドチョコレート広告電車)。元阪神601形で半円形の前面が時代を偲ばせる。
写真右奥が連絡口停留所、JR海南駅と野上の起点日方では乗換えが不便なため、独立した駅ではなく
日方駅の構内停留場として存在したが、こちらで乗り降りする乗客の方が多かった。しかしこの連絡口から海南駅ホームまではJR線路脇の作業通路のような小道をしばらく歩かなければならなかった。
明治アーモンドチョコレート広告電車はCM撮影用の塗装で、最後までの何年間かこのままの姿だった。

▲貴志川沿いを行くデ10形。元富山地方鉄道射水線の車輌。同型車が万葉線にラッセル車として残っている。線路沿いに横たわる真新しいPC架線柱は工事途中で廃止が決定し放置されたもの。

▲再び日方駅構内。左からモハ31形(元阪神1101)、デ10形(富山地鉄)、モハ23形(元阪急1形)。屋上はデ10以外はすべてZ型パンタの車輌が活躍していた。
ここを訪れた時には廃止の噂は聞いていたものの、まだ自治体や住民と協議中で決定はしておらず、沿線に転がる真新しい架線柱を見て、沿線からの補助で延命されるのかとホッとしたものです。しかし半年後の廃止決定で、結局ぬか喜びだったと気づかされたのでした。
投稿者 龍 : 2006年06月13日 21:38
2006年06月12日
弘南鉄道大鰐線の昔の車輌
こんばんは、(み)です。締切前の慌ただしさにかまけてブログから遠ざかっていたら、ウサケン氏に釘を刺されてしまいました(苦笑)。そこで以前にもやりましたように、昔撮った車輌の写真を一部公開します。いずれの車輌も現在では廃車されていますが、吊り掛け車好きにとってはどれも魅力的な存在です。

▲モハ105(大鰐駅、1985年8月撮影)
大鰐線が弘南鉄道に合併される前の弘前電気鉄道時代(昭和34年)に、元秩父鉄道の木造車を京成系の大栄車輌で鋼体化改造したもの。比較的オーソドックスな車体に見えながらも意外と類似の車体は少ないが、強いて挙げれば栗原電鉄のM15を貫通型にしたようなものか。鉄コレの琴電モハ62とも雰囲気が類似している。

▲クハ2251(津軽大沢区、1985年8月撮影)
国鉄(→JR)身延線の前身である富士身延鉄道で造られた2扉クロスシート車100形が前身で、国有化でモハ93(後に1200)形と改番し飯田線で活躍した。昭和36年に弘南鉄道へ入線しここで3扉化され、さらに2251は電装解除され制御車化された。

▲モハ2253(中央弘前駅、1981年8月撮影)
2251と同様旧富士身延鉄道の100形が前身で、国鉄モハ93→1200形を経て弘南入りし、
これも3扉化。2252とともに電装解除されることなく、制御電動車として生涯を終えた。
今回は以上3形式です。
投稿者 (み) : 2006年06月12日 22:54
2006年06月10日
ウサケンのNスケール自動車日記9
ブログをご覧の皆様こんばんは。ウサケンです。
RMM132号の〆切が近付いてまいりました。〆切近くになるといつも立て続けにNスケール自動車日記が来ますが、RMM編集部の他の皆さんも事前にちゃんとネタを考えておいてほしいものです(辛口・笑)。…と周囲に釘を刺しておきましたので、「も~ウサケンの投稿は飽きた」とおっしゃる方も多いかとは思いますが、ここはひとまずご勘弁の程を。
さて、Nスケール自動車日記、第9回目のお題はTOMIXの「富士重工路線バス」2台セット(品番:3512)です。

■“SUBARU BUS” !?
TOMIXのカタログで、このバスは“SUBARU BUS”と英訳されていますが、なるほど、スバルの富士重工が製造している路線バスという意味で、なかなか言い得ているのかも知れません。実際はこのタイプのバスで、レガシィやインプレッサなどに付けられている昴…プレアデス星団のマークが付いている車はいないようですが、イメージの掴みやすい表現です。製品は富士重工の路線バス17型E、通称「7E」と呼ばれているボディがモデルになっています。7Eは日産ディーゼルやいすゞなどのシャシーに架装例が多い路線バスボディでした。
▲実車の7Eの例。写真はクリーム色の車体に朱色の帯が懐かしい
京王帝都電鉄の旧塗装車。(※1991年撮影)
■私的製品雑感
1990年夏頃に発売が始められた製品。当時、国産Nスケール自動車の路線バスは三菱ふそうバスとGMキットのいすゞキュービックバスしかなかった(ボンネットバスを除く)ため、この製品が果たした役割は大きいものがありました。発売前に開催された静岡ホビーショーでは、デフォルメが効いた印象深いイラストで予告展示されたことが記憶に残っています。製品は方向幕とフロントガラスが一体になった前面ガラスが別パーツのハメ込み式。リアガラスは両側面ガラスと一体になったガラスパーツをハメ込む少々面白い構造です。実車のスクエアな印象が伝わってくる製品でもあります。
■いかにも新塗装車的カラーリング!?
このバスのカラーリングはいたってシンプルなもので、ワンマンや出入り口表示のデカールが付属していたものの、先に発売されている三菱ふそうバスのような細かい文字標記がないのがチョッピリ残念でした。しかし、どことなく涼しげでひょうひょうとしたこの塗装パターンは、地方都市を走る路線バスの新塗装車的なイメージがあって新鮮でした。レイアウト・ジオラマの脇役としては、むしろその方が使い勝手が良かったようにも思います。

▲ストライプパターンから新塗装車的な印象を受ける。
■意外に使える前面ガラス
2003年から発売が始まったトミーテックの「ザ・バスコレクション(バスコレ)」シリーズに押され、このバスもすっかり影が薄くなってしまったような感じです。既に時期や詳細は未定ながらも7Eのバスコレ化がイラストで発表されたこともあって、いよいよその存在価値も揺らいできたかに思われがちですが、工作派にとってはそうでもありません。昨年発売の『バスホビーガイド』に掲載されたバスコレ改造作品の西鉄バスは、フロントガラスに何とこの製品の前面ガラスを加工のうえ使用しています。インターネットで紹介されているバスコレ改造作品の中にも、この製品の前面ガラスを使用している例が幾つか見られるようです。

▲改造パーツとしての発売もしてほしい…? 前面ガラスパーツ。
■静かなバスブーム
90年代後半に入ると「静かなバスブーム」とも言うべき現象が見られ、この製品をベースにして幾つかのショップやガレージメーカーなどが、実在する全国各地の路線バスの特製品を発売しました。もともと特定のバス会社をモデルにした製品ではなかったことから、塗装や専用デカールなどで実在のカラーリングに彩られたこれら特製品は、多くの注目を集めました。

▲上記特製品の一例で、実際に都内を走る路線バスとしたもの。
投稿者 RMM編集部 : 2006年06月10日 00:00
2006年06月09日
ウサケンのNスケール自動車日記8
ブログをご覧の皆様こんにちは。ウサケンです。
さて、Nスケール自動車日記、第8回目のお題はTOMIXのトヨタクラウン3台セット3種。「トヨタクラウン・4ドアハードトップ」(品番:3509)、「トヨタクラウン・ワゴン」(品番:3510)、「トヨタクラウン・タクシー」(品番:3511)を一気に掲載します。

▲トヨタクラウン・4ドアハードトップ。

▲トヨタクラウン・ワゴン。

▲トヨタクラウン・タクシー。
■日本の誇りと歓び…130系クラウン
実車は1987~91年に販売された8代目クラウン、130系。「日本の誇りと歓び」などという宣伝文句で、バブルの時代の高級車ブームに乗って販売台数を伸ばしたモデルです。クラウンでは初めて車幅が小型車枠(5・7ナンバー枠)の1,700mmを超えた中型車枠(3ナンバー枠)専用ボディが与えられたグレードが登場したモデルで、乗用車の大型化・高級化を象徴していました。先代モデルまでも3ナンバーとなるグレードはありましたが、ボディは5・7ナンバー車と同じでしたので大きな違いです。
■私的製品雑感
製品は、1990年はじめ頃に発売が始められました。ハードトップ(乗用車)だけでなくワゴンやタクシーも製品化されたことは、消費者が商品のワイドバリエーションを求めた当時の世相を反映しているかのようにも見えます。ハードトップのボディは模型的なアレンジがなされており、3ナンバー専用ボディと5ナンバー専用ボディの折衷のように見えますが、一目で「130系クラウンだ」と分かる素晴らしい出来です。
■12年間販売され続けたワゴン
130系クラウン・ワゴンの実車は1987年の販売開始から、91年頃のビッグマイナーチェンジを受け99年まで販売された長寿車。重厚感のある堂々としたボディは製品でもうまく表現されており、特徴的なドア・ハンドル下に伸びるボディラインもちゃんと再現されています。また、屋根のサンルーフ(ムーンルーフ)も開口され、うまくガラスが表現されていることが好印象に繋がっています。ワゴンとほぼ同型のバンはこれがないため、キレイに埋めて仕上げればバンとすることもできそうです。
■タクシー四方山話
国産Nスケール自動車でタクシーの製品化はこれが初めてだったと思いますが、それまで330系セドリックや100系クラウンの屋根に、タクシー灯(アンドン)に見立てたプラ小片を載せることでタクシーにして来た向きにとっては非常にうれしいことでした。ただ、ベースがハードトップであるため、街でよく見かける実車…法人タクシーとは少々違う印象でした。実際の法人タクシーはセダンをベースにしているため、前・後ドアの窓廻りの構造がハードトップとは大きく異なります。製品で言えば、むしろワゴンの前・後ドア窓廻りの方がイメージに近いと言ってもいいかも知れません。
しかし、このクラウン・タクシーの実車が全くなかったかと言えばそうではありません。クルマ好きの方ならピンと来るとは思いますが、ハードトップをベースにしたタクシーは数が少ないながらも都市部の個人タクシーを中心に見ることができました。製品のボディを銀や紺といった渋い色に塗り替え、個人タクシーとすればベストかと思います。また、白に青いラインを入れ、いわゆる「東個協カラー」にするのも「らしく」する一つの方法かと思います。
「じゃあ、このタクシーは個人タクシーにしかならないのか?」というスルドイご指摘があるかも知れませんが…。
これは2004年の鉄道模型のイベント(JNMA)で購入したNONO工房特製品のタクシー3台セット。塗装が驚くほど美しく仕上げられた非常に魅力的な特製品です。これらは実際に東京で見られる法人タクシーのカラーリングで、手前から東京無線、小田急交通(私鉄小田急)、中央無線となっています。ベースがハードトップであってもタクシーはタクシー。この特製品のように塗装を美しく施せば、「スケールの魔力」もあって、ちゃんと見慣れた法人タクシーになってしまうことも申し添えておきます。

130系クラウンの法人タクシーの実例。東京無線ですが、セダンベースであることはもちろん、丸4灯ライトにメッキバンパーの「スタンダード」というグレードであるため、厳密に言えば製品とはフロント廻り等も異なっています。バブルの時代、東京の街を走り回っていたこれら130系クラウンのタクシーも、今となっては遠い思い出になってしまいました。(※1989年撮影)
投稿者 RMM編集部 : 2006年06月09日 14:52
2006年06月08日
こんな新製品見本が届きました【外国型編3】
ブログをご覧の皆さまこんばんは、ウサケンです。
さて、現在、6月21日発売のRMM132号の編集作業を鋭意進めておりますが、今回、アサーンのHOスケールのコンテナ各種がトレインウェーブとさかつうから届きましたのでご紹介しましょう。
これらはお馴染みの40フィートの海上コンテナをはじめ、日本国内では珍しい45フィートの海上コンテナや53フィートの北米地域内輸送用コンテナなどとバリエーションも豊富で、アメリカのダブルスタック貨車への積載はもちろん、港湾シーンの再現などにはうってつけのアイテムです。
▲両方とも海上コンテナであるが、Maersk(左)は45フィート、川崎汽船は40フィートでMaerskの方が若干長い。
▲これらコンテナはご覧のような3個セットでの発売となっている。写真は40フィート海上コンテナのAPL(左)と、53フィート北米地域内輸送用コンテナのSwift Transportation。
▲扉付近のディテールもさることながら精密印刷により再現された各種標記類は秀逸で、クオリティの高い仕上がりとなっている。
サンプルは海上コンテナが川崎汽船、APL、Maerskと国内でもよく見かける会社のもの。対する北米地域内輸送用コンテナはSwift Transportationというアメリカの大手運輸会社のもの。カラフルなコンテナは見ているだけでも楽しくなります。本製品の詳しいご紹介については6月21日発売のRMM132号(※)をお楽しみに!
※ 6月8日時点での掲載予定です。諸般の事情により掲載が遅れた場合はご了承下さい。
投稿者 RMM編集部 : 2006年06月08日 21:14
2006年06月07日
鉄道模型を作りませう
こんにちは、副編まるはねです。次号の編集作業も佳境に入り、あまり凝ったブログを書いている場合でもなくなってまいりました(笑)。静岡鉄道の続編は今しばらくお待ちを。
さて、このブログをご覧いただいている方はひょっとして素朴な疑問を抱かれているかもしれませんね。「模型雑誌の編集部員なのに、模型作ってないじゃん?」
んー、中にはちゃんと手を動かしている者もおるのですが、奥ゆかしいというかあまりブログでは発表したがらないようです。かくいう私はといいますと、ははは…(笑ってごまかす)。学生時代に比べて時間がないのは当然ですが、当時かなり模型製作に特化した個室を持っていたのに比べ、現状は工具にしろ塗料にしろエアブラシ吹く場所にしろ、いちいち引っ張り出したり何かを動かしたりしないと出てこないという情けないことになっています。こうなるといきおい腰を上げるのが億劫になって…という悪循環。正確に言うと個室がなくなってしまったわけじゃなく、単にガラクタで埋め立てられてしまっただけなのですが…。ああ自己批判。
そんな私ですが、今月はやりましたよ! Nゲージの作例を1輌だけとはいえ完成に持ち込みました! 写真がコレ↓
「なんで今頃丸ノ内線?」と思われる方もいるでしょう。付録としてつけたのは本誌122号(昨年8月発売)ですからそろそろ1年が経つわけで、すいません今更やっているのが私の人生の実りの少なさを物語っていますね(笑)。というのは冗談で、実は湘南電車さんからサインカーブなどを収録したデカールがようやく発売となったので、早速試してみたというワケです。いやこれはイイですよ~。今までだったらステッカーやインレタで再現するしかなかったこのサインカーブ、前者の場合、経年で角が浮いてきますし(既に完成させた方は一度作品を確認してみてください)、後者ははっきり言って難易度高すぎ! つまりこのデカールの発売によって初めて、比較的手軽に再現できてしかも経年変化があまり無いという表現方法が実現したというわけです。しかもデカールの印刷は定評あるイタリア・カルトグラフ社製なので、白帯が透けることもなくまた段差への馴染みも最高。デカールに対して苦手意識を持っている方にこそ試していただきたい最高品質となっています。6輌分+α収録で、価格は2,940円(税込)。もう少し詳しいレポートを次号で掲載いたしますので、そちらもご覧いただければ。
しかしやっぱり、Nゲージのプラキット(しかも素組み)1輌組むだけで大騒ぎになりましたよ…。工具や材料、塗料も「あれがない、あれはどこにしまった?」の連発。仕方なく代用工法、代用材料で組み上げた部分もあって満足度は少々低め。やはり抜本的改善を目指さなくてはですね。そんな私にとって、実は次号の特集は非常にタイムリー。なんと昨年ご好評を賜ったホビールーム特集のパート2で、今年は特に「レイアウトのあるホビールーム」というのに的を絞ったテーマとなっています。私が取材にお邪魔した松本吉之さん(『鉄道模型考古学』著者)のお部屋はまさにその理想形で、巨大レイアウトと工作室、さらに展示ケースが有機的に組み合わさった夢のようなお部屋。
思いついた時にすぐに工作に取り掛かることができ、疲れたらレイアウトでの走行を心ゆくまで眺めてリラックス…。そんなホビーライフを私も目指したいなぁ。その他にも魅力的な実例を総力取材していますので、是非次号をお楽しみに!
RM MODELS132号は6月21日発売です!
P:RMM(青柳 明)
投稿者 まるはね : 2006年06月07日 14:00
2006年06月06日
プチ・ディテールファイル「秩父鉄道デキ500」
こんにちは龍です。「RailMagazine」名取編集長ブログ:編集長敬白にて昨日、今日と続いて「秩父鉄道に鉱石列車を訪ねる。」と題して秩父鉄道の鉱石列車、貨物輸送の近況を紹介しています。その中で写っているのが秩父鉄道の電気機関車たちです。
秩父鉄道ではデキ100、デキ200(パレオ塗装機のみ)、デキ300、デキ500と現在4形式全19輌(デキ101は保留中)の電機が活躍中で全車箱型デッキ付きスタイルです。
長年小生が作図して貯め込んでいた図面で、手元に秩父鉄道の機関車のものがあるので紹介しましょう。
![]()
▲作図:RMM龍(クリックすると大きくなります。)
秩父鉄道デキ500です。デキ300から続く軸バネ式台車構造に、それまで白熱灯大型ライトだったものを新製当初からシールドビーム化された点が特徴。デキ502まではライト以外、外見的にデキ300と変更点がなく、そっくりだったが、デキ503以降前面窓が大型化されひさしも付きライトケーシングも小型のものに変更され少しばかりか現代的な風貌となった。
図面のデキ507は1980年製。現在のところこれ以降増備機は登場していない。デキ506、507はテールランプケースが車体埋め込み型となる。
デキ500 スペック
製作輌数:7輌、製造年次:1973~1980年 自重:50t 主電動機形式:HS-277Dr 出力:230kw×4 製造メーカー:日立製作所 全長、全幅、全高は図面参照。
名取編集長のブログにもあるように、セメント出荷列車の全滅でデキ100の若番機に廃車が出るかもしれませんが、この風景が出来るだけ長く残って欲しいものです。
投稿者 龍 : 2006年06月06日 16:25
2006年06月05日
大活躍!? 「Nスケールの劇用車」たち
ブログをご覧の皆様こんにちは。ウサケンです。
さて、先月29日の投稿でお伝えした『バスホビーガイド』vol.2の「例の企画」。バスを中心にNスケール自動車を大量に必要とする企画でしたが、キチンと台数が集まり、本日無事に撮影を終えました。

▲無事に仕事を終え、ケースに積み込まれていく「Nスケールの劇用
車」たち。ちなみにケースは釣りのルアーを入れるルアーケースを使っ
ており、トラックやバスを1台ずつ入れるのにはちょうどよい大きさ。

▲これだけの台数となるといくらNスケール自動車好きとは言え、持っ
てきた本人ですらワケが分からなくなるので(…単に記憶力がないだ
けか・笑)、リストでチェックしている。外で撮影していると風で軽く1台
2台は飛んでいってなくなるし…(笑)。
台数が多くとも欲を言えば鉄道車輌のように場所や時代に合わせ、車種を厳選したり、手を加えたりしたいのですが、なかなかこのような「添え物」まで時間や手間をかけられないのが実情。とくに期限がある仕事の場面ではなおさら。これらNスケール自動車が単なる「添え物」で終わらないためにも、今後、何かできないかちょっとだけ考えてみたくなりました。
ひとまず、これら「Nスケールの劇用車」たちの雄姿は、6月末発売の『バスホビーガイド』vol.2をご覧下さい。
投稿者 RMM編集部 : 2006年06月05日 16:47
2006年06月03日
バブルの時代 東京日記 【渋谷編】

「現在の景気拡大局面があのバブル景気を抜いた…。」
そんなニュースがつい最近報じられたばかりですが、今から15年以上前の「バブル
の時代」と呼ばれた時代の東京は、それまでのアナログ的なものが最新のデジタル
的なものにどんどん取り替えられ始めた時代であったように思います。
思い出したいようで思い出したくない、懐かしくないようで懐かしい…。人によって抱
く思いは様々で、何ともビミョーなところがある時代ですが、そんな時代に撮影した
東京の風景を鉄道シーンを中心にこれから幾つかご覧に入れます。
今回は渋谷編です。

JR渋谷駅山手線1番ホームです。205系化が完了して間もない頃で、東京都心を走る
この「ステンレスの国電」は当時非常に垢抜けて見えました。2番ホームとの境の広告
看板の並びは現在とは違っているようで、大・小の組み合わせで並んでいました。
懐かしいカメラ小売店の店名も見えます。

京王・井の頭線渋谷駅です。ホームの基本的な構造は現在と変わりませんが、当時
は2番線側に側壁がなく、改札口にもまだ自動改札機が設置されていませんでした。
しかし、ホームの先の方に行って1番線側を見るとオレンジ色の銀座線の姿を間近で
見ることができました。ターミナルの雰囲気を肌で感じられた時代だったと思います。

東急・東横線のりばへ向かう跨線橋の窓から見た渋谷駅に到着した山手線205系。
左側には山手貨物線のレールが光っています。現在ではこの山手貨物線に埼京線
3・4番ホームが作られ、この跨線橋の窓の前にもホームから伸びるコンコースの壁
が立ちはだかってしまい、ご覧のような光景は望めなくなってしまいました。

東急・東横店内を通るコンコースにあった案内表示。黒地に白抜きの文字は何となく
TOMIXのNゲージストラクチャー、高架駅Aに付属するシールを思い起こさせます。
この時代まで、東京のターミナル駅の案内表示はその色使い、書体などから独特の
雰囲気を醸し出していたように思います。写真には「東急新玉川線」の懐かしい文字
も見えます。

渋谷と言えばハチ公像以外ほかにないでしょう(笑)。渋谷のハチ公像は晩年の
姿をモデルにしているため左耳が垂れています。ハチ公が生まれた秋田の大館
駅前にもハチ公像がありますが、こちらは両耳が立った若かりし日の姿をモデル
にしているようです。
写真は映画『ハチ公物語』が公開された時に撮ったもので感銘を受けた人がそう
したのか、足元にお菓子が置かれています。1948年に作られた渋谷のハチ公像
は今もずっと渋谷の街で行き交う人やクルマを見つめています。
(※ハチ公像は1987年8月、井の頭線渋谷駅は1991年8月撮影。その他は1989年8月撮影。)
投稿者 RMM編集部 : 2006年06月03日 21:03
2006年06月02日
「ヴァンテアン展」に行ってきました
こんにちは、(み)です。先週25日に当ブログにてご案内しました、いすゞ自動車の「ヴァンテアン展」に、さる5月28日(日曜)に行ってまいりました。その報告です。
▲「ヴァンテアン展」の会場となった大森ベルポート。「ヴァンテアン展」会場はこの3階、写真に対し背面がいすゞ本社となる。
「ヴァンテアン展」とは、いすゞ自動車を退社された方々による趣味の展示会。前回お伝えの通り、同社OBの青木保雄さんが16番ゲージレイアウトセクションを展示し、参加しておられました。驚いたことに、JAMにも展示されたことのある英国型OOゲージの駅セクションは、ものの見事に上部構造物が一新され、日本の田舎風景になっていました。およそ3mの単線線路が敷かれ、クモハ14+クハ47の2連が往復していました。
▲終端駅(駅名は「伊那市」)に停車中の旧型国電2連。小高製ペーパーキットの組立品とのこと。
今回のセクションには天賞堂製の自動往復運転装置が組み込まれ、2輌の旧国がスムーズに行ったり来たりを繰り返していました。この装置は私も使ったことがあるのですが、線路に片ギャップを2箇所切り、計4線のフィーダーを結線するだけというシンプルさで、自動的に往復運転を繰り返すというスグレモノです。複雑な線路配線には向かないとはいえ、加減速時の惰行距離を調整できたり、終端駅での折り返し時間も調整できるなど、このような展示運転にはピッタリの装置です。
ちなみに道路上に置かれた自動車が「いすゞ」関係のものであることが、青木さんのこだわりのようです。
▲会場に展示されていた米国型HOスケール蒸気機関車「ビッグボーイ」(手前)と「チャレンジャー」。いずれも真鍮製キットの組立品。
さらに青木さん自らが真鍮キットより組み立てた米国型蒸気機関車も2輌展示されていました。時折元同僚の方が立ち寄り、鉄道趣味談話に花を咲かせていました。
今回の取材にあたり、青木保雄様には大変お世話になりました。この場より、お礼申し上げます。
投稿者 (み) : 2006年06月02日 19:38
2006年06月01日
早くも一年…ホビダス
ブログ読者の皆さん、こんにちは、(まき)です。なんだかやっと5月らしい天気になったなぁと思っていたら今日から6月。そうか、ちょうど一年か! 「え? 何が?」と思われることでしょう。今あなたがご覧になっているこのサイト『ホビダス』がスタートして丸一年なのです。
ちょうど一年前、一体どうなるやら、多くの不安を抱えつつもスタートしたこのホビダス。お蔭様で我々の想像を遥かに上回る多くの皆様に訪問いただき、星の数ほどあると言われるこの世のサイトの中でも、日本のみならず世界レベルで上位にランクされるまでになりました。
そこで、皆様のご愛顧への感謝の意を込めて、この6月は全社的に「ホビダス一周年記念キャンペーン」を大々的に張ることとなりました。
もちろん、我々RMM編集部でも記念企画をやります! 今日のブログはその紹介をさせてください。
●第一弾 ホビダス限定Nゲージキット発売!

▲これがホビダス限定「103系森ノ宮電車区編成8輌セット」の全容だ!
(商品内容のイメージです。実際の商品内容と違う場合もございますのであらかじめご了承ください。)
P:青柳 明(RMM)
これまで雑誌本体の付録でもコラボレーションを展開し、ご好評を頂戴して来たグリーンマックス(GM)さんとのコラボにて、記念商品(Nゲージ)を企画いたしました。題して、「103系森ノ宮電車区編成8輌セット」(税込19,800円)。
詳しくはリンク先をご覧いただければと思いますが、4月下旬にGMさんが新発売したJR西日本103系N40車塗装済キットをベースに、両端の先頭車を変えて、実物に見られるごちゃ混ぜ編成を作ってしまおう!という趣旨の製品です。
最大の売りは、今なお現役「クハ103-1」入りの1番編成を再現できるように各種パーツを揃えていること。どうぞ貴重なトップナンバー編成をあなたのお手元に! そして、もう一つの売りはその他の先頭車のパーツも添えて、トップナンバー編成以外の2種の編成パターンも作れるようにしたことです。お好みの編成をお楽しみください。

▲栄光のトップナンバー「クハ103-1」を先頭に大阪環状線を走る、森ノ宮電車区第1編成。P:高橋 脩
ちなみに、GM製品のN40車キットは塗装済みとなっていますが、今回のホビダス限定キットは完成時の色調の統一を念頭に、すべて未塗装とさせていただきました。完成品隆盛の昨今、バラのパーツを組み上げて塗装済み完成に至るという「作る楽しみ」を今一度味わっていただければ、今回の記念商品の送り手である我々そしてGMさん共々本望です。
なお、本キットは6月のみの期間限定販売です。ご希望の方は必ず今月中にお申し込みください。
また、このキットを題材としたメイキング記事を7月発売の『RM MODELS』133号特集記事にて、実車資料写真共々掲載の予定です。どうぞお楽しみに!
●第二弾 編集部所蔵車輌オークション!

▲お宝いっぱい!編集部の所蔵品をこの機会に大放出。P:青柳 明(RMM)
そして、もう一つのニュース! これまで新製品の紹介用や工作系記事用ということで、模型メーカー各社様から提供いただいた製品の中から、これはというものを「ホビダス・オークション」(6月中旬スタート予定)に出品させていただきます(提供メーカー各社様にはこの場を借りまして御礼申し上げます)。
これまた詳細はリンク先をご覧いただきたいのですが、あくまで撮影用サンプルとして提供され、撮影後保管してきたものですので、ナンバーや別パーツなどは装着済み。一部の車輌は加工も施されています。ご了承ください。
考古学的製品から最近の製品まで数十点。Nゲージのみならず、一部16番ゲージプラ製品もあります。ご期待ください!
投稿者 (まき) : 2006年06月01日 14:17
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