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2006年05月17日

国境を越えたファン同士の友情(前編) 〔その他〕

こんにちは、副編まるはねです。旅先で、同じく鉄道好きのファンと知り合いになり意気投合、今でも友情が続いている…なんていうエピソードをお持ちの方は少なくないと思います。「鉄道好き」な者同士、話題の尽きることはなく、知り合った途端にまるで十年来の知り合いのように会話が盛り上がることすらあるはずです。今日のブログは、そんな友情は言語・国境の壁すら越えるというお話です。


オーベルバイスバッハ山岳鉄道のリキテンハイン駅(ケーブルカーとの乗り継ぎ駅)にて。

話の主役は、路面モジュール規格制定当時からの中心メンバー、日暮成一氏。発端は、氏が昨年9月に単身でドイツ鉄道旅行をした時のこと。ドイツ東部エアフルトからさらにローカル列車に揺られて辿り着いたオーベルバイスバッハ山岳鉄道 (Oberweissbacher Bergbahn)で「彼」と知り合ったそうです。まずこの鉄道自体が相当変わっていて、麓からケーブルカーで上った先に普通の600V電化鉄道の小路線があるのですが、ケーブルカーには小型の車輌を積載し、なんと麓の路線から高台の路線まで、車輌を直接乗り入れされることができるのです! 以前からこの鉄道に非常に興味を持っていた日暮氏、Nゲージで上部路線の小型電車(ET479形)をペーパースクラッチしたりしていたのですが、ついに念願の訪問となったその日、「彼」も友人と2人でこの鉄道を訪れたのでした。きっかけは日暮氏の方からで、ちょうど持参していた件のスクラッチモデルを「彼」に見せたところ一気に意気投合! 「彼」の名前はエリック・ビナメ氏(Eric Biname)、ベルギーから来たそうで、驚いたことに日本の鉄道にも多大な興味を抱いており、何度も来日経験があるとのこと。しかも興味の対象は路面電車や地方私鉄が中心で、日本列島の隅々まで足跡を残しているといいますから、日暮氏と気が合うのもむべなるかな。出会いは偶然ではなくきっと必然的なものだったんでしょうね。

駅の待合室にて、日暮氏持参のモデルの撮影会が始まった…。写真右がエリック氏。

帰国後も何度かメールのやり取りがあったのですが、今度はエリック氏が仲間2人と連れ立って来日、鉄道弾丸ツアーを挙行することが判明。「日程のどこかで再会できれば…」と思った日暮氏ですが、その日程のハードさにまずは腰が抜けたといいます。要約しますと…

4月15日 関西空港着、阪堺電鉄乗車、難波泊
  16日 阪急、嵐電、叡電、京阪乗車、難波泊
  17日 近鉄乗車、梅小路機関区訪問、難波泊
  18日 新幹線・JRで四国入り、土佐電乗車、高知泊
  19日 伊予鉄道乗車、松山泊
  20日 本州に戻って岡山電軌乗車、倉敷泊
  21日 もう一度四国入り、琴電乗車、さらに広島泊
  22日 広電乗車、広島泊
  23日 広電乗車、広島泊
  24日 一気に富山入り、富山地鉄乗車、富山ライトレール視察、富山泊
  25日 万葉線、福井鉄道乗車、富山泊
  26日 越後湯沢回りで東京入り、世田谷線乗車、秋葉原買い物、新横浜泊
  27日 碓氷峠鉄道文化むら訪問、ゆりかもめ乗車、新横浜泊
  28日 箱根登山、江ノ電、京急乗車、新横浜泊
  29日 大井川鐵道乗車、大阪まで移動、難波泊
  30日 南海乗車、高野山参り(?)、難波泊
5月1日  関西空港発

 いや~、書いてるだけで疲れます。とかくレイルファンのツアーは過酷なものになりがちですが、16泊17日、目いっぱいの日程はとても真似できるものではなさそう。やっぱり狩猟民族は基本的な体力が違うのでしょうかねぇ(笑)。

 それはさておき、彼らが東京に立ち寄る4月26日、エリック氏ご一行と落ち合うことになった日暮氏、この続きはまた次回ということで…。

P(2点共):日暮成一氏提供 2005.9撮影

投稿者 まるはね : 2006年05月17日 19:30

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