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たまにこちらに出没します、鉄道ホビダス担当です。本日は横浜の原鉄道模型博物館にて「東急電鉄展~街と人のために~」のオープンセレモニーの模様を取材してまいりましたので、ご覧に入れたいと思います。

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▲オープンセレモニーでのテープカットの模様。写真左から原 丈人・原鉄道模型博物館副館長、東京急行電鉄株式会社 巴 政雄副社長、株式会社総合車両製作所 橋爪 進常務。

横浜市とは縁の深い東急電鉄、その歴史を紐解くと、日本資本主義の父と言われる渋沢栄一が創立した「田園都市株式会社」という会社に行きつきます。イギリスの「ガーデンシティ」という考え方を取り入れ、郊外で文化的な生活を送る新しい都会人のライフスタイルを提唱するもの。つまり東急電鉄が当初からの理念として目指したのは単なる輸送機関ではなく、そこに「街を作る・文化を作る」ということでした。展示第一会場ではその田園都市株式会社創立100周年の節目にあたり、当時の貴重な文書などを展示。最大の立体展示物は当時の田園調布あたりで典型的に見られた富裕層所有の木造平屋建て住宅1:12スケール模型で、間取りや室内の調度まで克明に再現された見ごたえあるものです。特に当時典型的であった「基本的に和風建築だが、玄関脇の応接間だけ取ってつけたように洋間としてある」あたりが見どころです。また、RMM144号で記事を掲載した、日暮昭彦さん製作の東急5000系青ガエルのOJ作品も展示されています。

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▲1:12というドールハウス標準スケールで再現された、昭和初期の田園都市での典型的な邸宅。1室だけ洋間とした応接間が特徴。

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▲戦後の東横線沿線発展の立役者とも言えた東急5000系(初代)青ガエル。日暮昭彦さんによるOJでのフルスクラッチモデル。

第二展示室は東急電鉄とそのグループ会社であった東急車輌製造(現・総合車両製作所)が送り出した鉄道車輌、その中でも特にステンレスカーに焦点を当てたものとなっています。これは日本初のステンレスカーとされる東急5200系の誕生から60周年を記念したもの。今回の展示では米国バッド社との技術提携に際して取り交わされた契約書原本や技術的マニュアルなど、門外不出であっただろう資料が多数展示されていますし、ステンレスカー製造のキモと言えるスポット溶接技術もかみ砕いて解説。1Fエントランス部には廃車となった東急7000系(廃車時は7700系)のカットボディ現物も展示されており、溶接痕を改めて間近で観察することもできるでしょう。

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▲東急車輌製造→総合車両製作所は横浜市内唯一の鉄道車輌メーカーであることも、今回企画展でフィーチャーされている一要因。

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▲写真左は総合車両製作所にて現役で使用中のスポット溶接機を借り出して展示しているもの。写真右は1Fエントランス部に設置された東急7000系(7700系)のカットボディ。

原信太郎さんと東急電鉄との関わりという点では、同氏の一番のお気に入りは玉電=玉川線でした。ここでは戦前から撮りためておられた玉川線鉄道車輌の貴重なスチル写真が多数展示されており、戦前の2本ポールから1本ポール、そして戦後はビューゲルにと、集電装置が変遷していたことなどが理解できる展示となっています。

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▲原信太郎さんがご自身で撮りためていた玉川線の電車たち。貴重な戦前期のものも多数展示されている。

今回の展示は比較的アカデミックなものと言うことができますが、「鉄道模型」博物館ならではの展示では1番ゲージの新作モデル・東急玉川線200形「ペコちゃん」と、従来展示のみで走行は初めて披露と言われるアメリカ・シカゴ バーリントン&クインシー鉄道の「ゼファー号」が目玉。後者は世界初のステンレスカーと言われており、おそらく模型現物もステンレスかどうかは未確認ですが銀色の金属地肌仕上げで大変魅力的なものです。「いちばんテツモパーク」でほぼ終日走行が見られるとのことです。

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▲東急電鉄巴副社長と、原 丈人副館長による「いちばんテツモパーク」での出発式典。

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▲原信太郎さんの模型哲学をしっかり受け継いで製作された最新の模型となる東急玉電200形。

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▲こちらは原信太郎さん自ら手掛けたゼファー号。世界初のステンレス車ということで今回展示会中走行を披露する。

この「東急電鉄展」は12月3日までのロングラン開催。横浜へお越しの際にはぜひ訪ねてみてはいかがでしょうか。

原鉄道模型博物館公式ページ

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RM MODELS278号、8月21日発売!

みなさんこんにちは。今回は8月21日発売のRM MODELS 278号(2018年10月号)のご紹介です。

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★8月17日(金)~19日(日)に開催の「第19回鉄道模型コンベンション」会場にて、一足早く『RM MODELS 278号』を販売いたします。会場ではぜひ「ネコ・パブリッシング」ブースへ!

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▲屋舗 要さんセレクト「Nスケールナンバープレートカード」がもらえる定期購読キャンペーン実施中!詳しくは上のバナーをクリックしてください。

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RM MODELS 278号の特集は...
"国鉄特急電車の最大勢力「電気釜」"

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▲勢揃いした「電気釜」たち。特集冒頭では、たくさんの電気釜スタイルをモデルと実車写真で紹介。

約30年前、JRの誕生と共に国鉄から継承された通称「国鉄型」。その中でも特急型電車は、新幹線の新規開通や延伸などによる在来線特急の廃止や新系列への全面置き換えなどによって、現在活躍しているのは数形式まで減っており、風前の灯の存在となっています。

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▲人気コーナー「NewModelPREMIUM」の特集内特別版として、最近発売となった九州・東北の485系各製品を取り上げる。

全国で縦横無尽に運転されてきた国鉄の特急型電車のなかで、その大部分を占めた代表的なスタイルが、581系月光型電車に始まる前面の通称「電気釜」スタイルです。電気釜スタイルとは、運転台部分(キャブ)を蓋や持ち手に、緩くラウンドするボディ部分を釜本体として見立てたことから名付けられた俗称です。

今回はこの最大の勢力である「電気釜」スタイルを持つ国鉄特急型電車の各形式を模型で楽しんでいきます。

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▲ついにTOMIXから発売となった183系0番代のディテールアップ作例(左)と、同じくTOMIX製485系より製作した、東武直通用485系〈日光・きぬがわ〉の16番作例(右)。

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▲近年は臨時列車としての活躍も目立っていた485系。流転の生涯を送った勝田車両センター所属のK40・K60編成の作例をご紹介。

★まだまだあります「今月の見どころ」

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●鉄道模型コンテスト2018レポート

毎年夏に開催される、高校生による鉄道模型の祭典「鉄道模型コンテスト」。今年も東京ビッグサイトにて、8月4日、5日の両日行なわれました。全国から138校が参加したほか、第2回となるT-TrakジオラマコンテストではKATOからの「1/150 PATLABOR計画」に合わせ「パトレイバー」賞も設けられました。各部門の上位入賞作品のほか、会場のイベントの模様もレポートします。

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●NewModelPREMIUM キハ110(KATO/16番)

話題の新製品を取り上げるコーナー「NewModelPREMIUM」。今回取り上げるのは、16番プラ製完成品としてKATOより発売となったばかりの、JR東日本の汎用気動車「キハ110」です。製品を細部まで詳しく取り上げたレビューや、ウェザリングを中心としたイメージアップ作例も掲載。話題の新製品を踏み込んで見ていきます。

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●夢の軌間可変電車 フリーゲージトレインFGT-9000形

新幹線と在来線、異なる2種類の線路幅を行き来することができる技術「フリーゲージトレイン(FGT)」。その最新の試験車輌であるFGT-9000形をセミスクラッチで製作した記事をご紹介。金色と赤色の印象的な車体を忠実に再現しており、ライト類やサーチライトなどが点灯した姿は必見です。

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●昭和模型工作室

宮下洋一さんプロデュースの連載『昭和模型工作室』。今月は、前回に引き続きKATOの関 良太郎さんによる「模型で愉しむ飯田線の世界」をお送りします。今回は、製品をベースに組み替えて再現できるリアルな編成をご紹介。その他にも、城東電軌製のキットを宮下さんが組み立てるレビュー記事「福島交通モハ1102 キットインプレッション」や、モデラー目線で見た鉄道施設・岩手開発鉄道の第2回目をお送りします。

●RM MODELS278号(2018年10月号)
●A4変型国際判・180頁/定価1,000円+税(税込1,080円)

※お求めはお近くの書店へ。またお近くに書店がない場合のご注文はカスタマーセンター: 04-2944-4071 までお願いいたします。

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