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日南観光特急「海幸山幸」デビュー。

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▲日南線の名所「七ツ岩」をバックに南郷を目指す8051D日南観光特急「海幸山幸」。右側がキハ125-401“山幸”、左側がキハ125-402“海幸”。愛称は潮嶽神社や青島神社が舞台となっている「海幸彦」「山幸彦」の神話から名づけられている。'09.10.10 日南線大堂津─南郷 P:宇都宮照信
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先週の10月10日(土)から日南線宮崎~南郷間に日南観光特急「海幸山幸」が走りはじめました。九州新幹線全線開業を控えた南九州の観光をより一層盛り上げるために誕生したこの日南観光特急「海幸山幸」は、土・日・祝日を中心に、同区間を1日1往復運転されます。

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▲キハ125-402“海幸”。元高千穂鉄道のTR402をベースにした自由席車。'09.9.29 小倉工場 P:宇都宮照信
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▲キハ125-402“海幸”の車内。ソファーシートの前に展示棚がある(左)。腰掛は青系のモケット(右)で運転席横には前面の風景を楽しめる2人掛の席(フリースペース)も用意されている。'09.9.29 小倉工場 P:宇都宮照信
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車輌は廃止された高千穂鉄道のTR401とTR402をJR九州が購入、小倉工場で改造したもので、種車は2003(平成15)年3月新潟鐵工所製。新たに設けられた形式番号はキハ125-401とキハ125-402 で、前者が“山幸”、後者が“海幸”命名されています。1号車は指定席の“山幸”で定員は21名、2号車は自由席の“海幸”で定員は30名。機関や運転台はJR九州のキハ125系に準じた改造が施工され、内外装はデザイナーの水戸岡鋭治さんが担当しています。

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▲キハ125-401“山幸”。元高千穂鉄道のTR401をベースにした指定席車。'09.9.29 小倉工場 P:宇都宮照信
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▲キハ125-401“山幸”の車内。日除け、床など随所に木材が使われている。車端部には車椅子スペースがあり、“海幸”とを結ぶ貫通路にはのれんが掛けられている。'09.9.29 小倉工場 P:宇都宮照信
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デザインコンセプトは「木のおもちゃのようなリゾート列車」。このため、車体側面には地元素材の飫肥杉(おびすぎ)が使われ、側窓は沿線車窓を楽しむため大窓化されているのが特徴です。また室内にも飫肥杉が多彩に使われ、ぬくもりのある雰囲気を醸し出しています。腰掛は2輌とも2列+1列のゆったりとした造りで、リクライニング機能付。車端部には誰もが利用できるソファーシート(定員外)も用意されているほか、“山幸”の南郷方には地元特産品などを販売するサービスカウンターと展示棚も設けられています。

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▲飫肥駅には山幸連絡バス“にちなん号”も用意されている(左)。車内にはアテンダントも乗車。紙芝居などのサービスも…(右)。'09.9.29 小倉工場 P:宇都宮照信
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運転日は2月28日までの土曜・日曜・祝日・年末年始期間の毎日(12/26~1/3)。主な駅の時刻は…
8051D/宮崎11:10→飫肥12:16~12:26→由津12:36~12:37→南郷12:53
8052D/南郷15:45→由津15:57~16:05→南宮崎17:12~17:18→宮崎17:21
乗車には乗車券のほかに特急券が必要となります。
(取材協力:JR九州)

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