鉄道ホビダス

ゴードンさんらを迎えて保存協会総会へ…。

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▲初めての来日というGordon Rushton さん。英国紳士らしい冗談を交えての熱い鉄道談義が続く。'09.9.29
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明日、10月1日から始まる日本鉄道保存協会の年次総会に合わせて、英国屈指の歴史ある保存鉄道Ffestiniog & Welsh Highland Railwaysで長年にわたって重責を務められたGordon RushtonさんとMartins Kreicisさんが来日、昨晩は東京・有楽町のレストランでささやかなウェルカム・パーティーが催されました。(昨年の総会の様子は→こちら

090930n2206.jpg先週来日されたお二人は、すでに肥薩線、山口線、梅小路、そして大井川鐵道と意欲的にわが国の動態保存蒸気機関車を訪ねられたそうで、新幹線を代表として、今や本家イギリスを遙かにしのぐ鉄道王国=日本を存分に堪能されたご様子。なかでも大井川鐵道井川線にはいたって感激され、その印象を繰り返し語っておられました。それもそのはず、お二方ともに熱心なナローゲージャーで、ゴードンさんはとりわけ電気機関車、マーチンさんはロッギング、つまり森林鉄道がお好きだそうですから、その両者のエッセンスを兼ね備えた井川線がお気に召したのも当然かもしれません。
▲ゴードンさんと一緒に各地を回られているMartins Kreicis さん。米山顧問が撮影した丸瀬布の画像に食い入るように見入っておられた。'09.9.29
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▲洋の東西を問わず、同じ趣味を共有し、そして保存活動に取り組む者同士ゆえ、初対面とはいえすぐに旧知の仲のように…。左から顧問の小池 滋先生、交通協力会菅 建彦会長・理事長、ゴードンさん、マーチンさん。'09.9.29

私が英国ナローゲージ・レイルウェイ・ソサエティーの会員証を見せるとたいそう驚かれ、話は一気に世界各地のナローゲージへ…。ちょうど名詞代わり(?)に持参していた小ブログのHythe Pier Railway(アーカイブ「最古の桟橋ナローHythe Pier Railway」参照)のプリントアウトをお渡しするとさらに驚かれ、“crazy”だとの有難いお褒めのお言葉(?)を頂戴いたしました。

090930n2264.jpgところでこの機会にうかがってみたかったpronunciation(発音)に関して貴重なお話を聞くことができました。まずは古くから諸説入り乱れていたメーカー名“Dubs”ですが、“Duebs”つまりカタカナ表記すると“ドゥェブス”が最も近い“音”のようです。1080号機のメーカーでもある同社ですが、従来語られてきた“ダブス”よりも“デゥープス”の方がネイティブ・スピーカーには認識されやすいことになります。
ところで、冗談好きのゴードンさんが余談として語るに、あるレストランでたいそう美味しい鶏料理を食べたお客が、ネイティブ・スピーカーではないウェイターにこの鶏料理はたいそう“Lovely”だと賞賛したところ、そのウェイターは料理長に“Rubbery”だと伝えてしまい、大変な悶着になったとか…。そう、“Rubbery”はゴムのように噛みきれなくぐにゃぐにゃしているという意味で、ことほどさように発音は難しいものというオチなのでしょう。
▲お土産に頂戴したDVD。“NARROW GAUGE Story 2”と題された2時間もので、ゴードンさんらもプロデューサー、カメラマンとして制作に参画している。内容はキングストン・フライヤー(ニュージーランド)からオーストリアのアッヘンゼー、インドのダージリン、マヨルカ島の古典電車とまさに百花繚乱。

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▲楽しく、そして有意義な夜も更けて記念撮影。左から日本鉄道保存協会顧問の堤 一郎先生、事務局として中心になっておられる菅 建彦交通協力会会長・理事長、来日したお二方のアテンドをなさっている小田恭一さん、ゴードンさん、顧問の米山淳一さん、マーチンさん、顧問の小池 滋先生、そして私。 '09.9.29
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ところで会場に選んだのは有楽町駅が間近に見下ろせるテラス付きのレストラン。新幹線の横をひっきりなしに行き交う山手線、京浜東北線、それに東海道線の“ナローゲージのコミューター・トレイン”を眼下にしてマーチンさんに「ここはナローゲージ・パラダイスだね!」と言われてしまったのには、さすがの私もちょっとビミョーではありました。

※というわけで、明日より日本鉄道保存協会総会のため小ブログは休載させていただきます。10月4日より再開予定ですので、なにとぞご了承ください。
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