鉄道ホビダス

豊島線、あの頃…。(中)

080910n1.jpg
▲池袋線と豊島線の分岐付近の踏切道から練馬駅方面をのぞむ。画面右が本線、左が豊島線で、まだ非冷房の101系が上ってゆく。この当時はまだ武蔵野鉄道時代の架線柱が林立していたのがわかる。'72.9
クリックするとポップアップします。

練馬駅2番線を出た豊島園行き電車は上り本線(3番)を跨いで豊島線(4番)へと進み、しばらく上り本線と並行したのち、R200の急曲線でほぼ90度向きを変えて豊島園へと進みます。

080909n114.jpg高架複々線となった現在では、2番線を出た豊島園行き電車は、上下本線の間を32‰の急勾配で地上に降りつつ右へカーブして豊島園を目指します。カーブを終えた辺りからは30年前とほとんど変わらない光景が続き、いくばくもなく両開き分岐となってホームに至ります。所要2分。電車は実にあっけなく頭端式ホームに停まり終点となります。

▲とても東京23区内とは思えない単線の急曲線を豊島園へと向かう551系。右に0.5kmポストが見える。'72.9
クリックするとポップアップします。

080910n2.jpg
▲分岐するとすぐに小さな踏切を越える。1970年代はまだこういった人道踏切をそこかしこで見ることができた。'72.9
クリックするとポップアップします。

080909n111.jpg080909n112.jpg
▲練馬駅連絡橋から1・2番線ホームを見る(左)。当時としては最新式だった行先表示器が「豊島園」を示している。画面左端には内田木材の貨物側線が見える。右はまさに豊島園駅ホームに進入しようとする下り列車(Tc1153)車内。'72.9
クリックするとポップアップします。

昨日お目にかけた状況とほとんど変わらず、豊島園駅ホームは今もって武蔵野鉄道が開業した当時の面影を残しています。とりわけホーム上屋の柱に使われている古レールは注目に値し、1894(明治27)年“BARROW”の陽刻が鮮明に残る19世紀のレールも手近な位置で目にすることができます。お出での際はぜひこの古レールの探索もお忘れなく…。

keihaku-banner3a.jpg

レイル・マガジン

ホビダス・マーケット新着MORE

  • 俺がイル
ネコ・パブリッシングCopyright © 2005-2016 NEKO PUBLISHING CO.,LTD. All right reserved.