鉄道ホビダス

碓氷峠鉄道文化むら再訪。

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▲意外と気づかないが碓氷峠鉄道文化むら入口の時計塔には「あさま」をエスコートするロクサンのブロンズ製モニュメントが…。背後に聳えるのはあのザンゲ岩。'08.7.16

今日は朝から碓氷峠鉄道文化むらに出張しています。この10月に開催される日本鉄道保存協会の年次総会会場のこの碓氷峠鉄道文化むらに、保存協会事務局の交通文化振興財団(交通博物館館長)の菅理事長らとうかがい、事務的スケジュールの打ち合わせを行なうのが主旨です。碓氷峠鉄道文化むらの高橋館長のご案内で、これまで幾度となく訪れていながらまったく気づかなかった事象にも出会うことができ、たいへん意義のある視察となりました。

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▲かつての検修庫にはEF63やEF62たちが現役さながらのシチュエーションで保存されている。庫内の匂いもあの頃のまま。'08.7.16

080716n4.jpg久しぶりに入ったかつての検修庫は、横川機関区現役時代の雰囲気を後世に伝えようとあえて改修を加えずに公開されており、収容されているEF63やEF62たちはもとより、様々な検修用器具類も廃止時の状況そのままに展示されているのが嬉しい限りです。現役時代からこの庫内には幾度となく入ったことがありますが、床に埋め込まれた煉瓦様のものが「木煉瓦」と通称される木製のものだとは、高橋館長から教えられて初めて気づきました。アプト時代から受け継がれてきた静電気防止のための工夫だそうで、こんなところにもわが国初の幹線電化の地としての歴史を垣間みることができます。
▲ピット線周囲の床を見ると小口を上にした煉瓦が埋め込まれている。'08.7.16

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▲ところがこの煉瓦、何と「木煉瓦」(もくれんが)と呼ばれる木製のもの。ご案内いただいた高橋館長のお話では、検修庫内の静電気防止のための伝統的なものとのこと。'08.7.16

さて、ここ碓氷峠鉄道文化むらで開催される日本鉄道保存協会の年次総会ですが、来る10月2日(木)?3日(金)を予定しております。今年は国土交通省による講演や、技術の伝承・鉄道遺産の活用と地域振興といった分科会のほか、スペシャルゲストも予定しております。オブザーバー参加も歓迎ですが、詳しくはまた小ブログでご案内したいと思います。

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▲園内を周回する「あぷとくん」からエントランスを見下ろす。検修庫前に保存されているクハ189はつい最近再塗装を施されたそうで、現役時代を彷彿させる美しい姿となっている。'08.7.16

※宿泊先の通信事情の関係でアップロードが不安定でお見苦しい点があったことをお詫び申し上げます。ちなみに碓氷峠付近はこのところ夕方になると連日の雷雨で、宿泊先の旅館も一昨日から電話回線が不通となり、昨日仮復旧したばかりとのことでした。

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