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開業を控えた京阪中之島線を見る。

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▲なにわ橋駅。地上は中之島公園付近で、市立東洋陶磁美術館、中之島音楽堂など文化施設が点在する。壁面は大阪中央公会堂をイメージしたレンガ調のもの。駅部分は全て開削工法の箱型トンネル。'08.6.26 P:RM(高橋一嘉)
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「水の上の新都心へ」のキャッチフレーズのもと、10月19日の開業に向け工事が進む京阪中之島線が先日報道公開されました。この中之島線はその名の通り、大阪市中心部の旧淀川(土佐堀川・堂島川)の中州である中之島の地下を東西に貫くもので、西側の中之島駅から土佐堀川を潜って京阪本線と接続する天満橋駅までの営業キロ3.0kmの路線です。

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▲渡辺橋から31‰の上り勾配を上っていくと、開削工法による複線トンネルに出る。ここは中之島駅手前の上下線の渡り線部分。'08.6.26 P:RM(高橋一嘉)
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中之島は大阪を代表するビジネス街であり、市役所や日本銀行大阪支店も存在するエリアですが、これまで島自体には3本の地下鉄が南北に通過するものの、最寄り駅はいずれも南側の土佐堀川の対岸にありました。つまり、かつての市電の停留場を除けば、今回開業する3駅がはじめて島の中に設置される駅ということになります。

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▲なにわ橋から大江橋に向けて伸びる中之島線のトンネル。この上はちょうど大阪中央公会堂の前付近で、線路はそれに合わせてR160のカーブを描く(左)。天満橋からしばらく進むとトンネルを塞ぐ巨大な扉が。これは「止水鉄扉」と呼ばれるもので、災害などによる万が一の土佐堀川からの浸水に備えたもの。なにわ橋駅手前にも上部から落とし込む形のものが備わる(右)。'08.6.26 P:RM(高橋一嘉)
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▲中之島駅。用地の制約から淀屋橋駅と同じようにホーム切り欠いた1面3線構造(ただし2列車縦列停車はしない)となっている。壁面は中之島線全体の象徴である木が使用されている。'08.6.26 P:RM(高橋一嘉)
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▲中之島駅のトンネル終端部分にはシールドマシンのカッター部の一部がモニュメントとして飾られている。これは中之島線で最後に貫通した大江橋?なにわ橋間で実際に使用されたシールドマシンのものとのこと。'08.6.26 P:RM(高橋一嘉)
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列車の運行は京阪本線と一体の直通運転となり、平日昼間時には中之島駅発で毎時8本の列車が予定されています。このうち2本は原則として新型の3扉セミクロスシート車3000系を使用する出町柳行き快速急行です。すでに線路・架線の設置も完了し、待望の試運転も7月末から開始される予定とのこと。京阪電車が中之島を走るまであと3ヶ月です。

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▲中之島線平面図・縦断面図・配線計画図。提供:京阪電気鉄道
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▲天満橋から中之島をのぞむ。大阪の中心に位置しながら今ひとつ足の便が悪かった中之島も新線の開業で大きく変貌を遂げるはずだ。'08.6.26 P:RM(高橋一嘉)
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