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"鉄研の夢"実現までの道。

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▲さまざまな紆余曲折を経て実現にこぎつけたミステリートレイン。「ゆとり」展望車(スロフ14)からのぞむ牽引機"ロクイチ"の姿は格別なものが...。'07.6.17
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6月17日、梅雨の合間の青空の下、法政大学小金井キャンパス鉄道研究会・同OB会マイロネフクラブ・法政大学鉄道研究会・同OB会 合同主催によるEF58 61牽引の「ゆとり」がミステリートレイン=HOSEI UNIV. RAILWAY CLUB UNITEDミステリー号となって北関東を走りました。明日発売のRM本誌最新号では、「鉄研の夢..."ロクイチ"が走るまで」と題して、この記念列車運転が実現するまでの一年にわたる道のりをご紹介しています。

hrc61n13n.jpg鉄研で列車を走らせたい、それもあのロイヤルエンジンEF58 61に牽かれた記念列車を...どのクラブの皆さんも一度はそんな"夢"を思い描かれるのではないでしょうか。ところがいざそれを実現するとなると、計画立案は、交渉は、資金は、はたまた実務は...と目前に立ちはだかる障害は並大抵のものではありません。そんななか、現役・OBが一丸となって企画したこの法政大学の記念列車は、集客の心配をよそに会員とその家族によって満員となり大成功。改めて「鉄研」が育んだ"絆"の強さが証明される結果となったようです。
▲いよいよ待ちにまった品川入線。多くのギャラリーに見守られながらEF58 61がしずしずと停止位置へと進む。'07.6.17
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▲駒込付近を快走する9611レ「お座敷客車ゆとりで行くEF58 61牽引ミステリー列車の旅」。ひさしぶりの"ロクイチ"登場に沿線各所にはカメラの放列が見られた。'07.6.17 P:栗原昭宏
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本誌では実行委員長を務められた法政大学小金井キャンパス鉄道研究会の橋本祐太さんが、JRとの交渉をはじめとした舞台裏を赤裸々に綴ってくれています。ことに、希望経路の変更か牽引機の変更か、という苦渋の選択を迫られながらの奮闘ぶりは、がむしゃらだった自らの学生時代に思いを馳せて共感される方も少なくないのではないかと思います。

hrc61n15.jpg鉄道事業者との交渉もさることながら、最大のネックはやはり「資金」でしょう。お座敷客車「ゆとり」はJR東日本に唯一残る14系の6輌編成で定員は160名。こういったチャーターの場合の責任人数は9割なので、最低でも144名は乗せなくてはならない、もしくは相応額を調達せねばなりません。JRへの支払い期限までにどうやって集客し、支払いを完了するのか、それが最大の難関となります。さらには当日の記念グッズの企画製作、弁当や飲み物の用意、車内でアトラクション準備、事務連絡等々、記念列車が走るまでの人知れぬ苦労は尋常ではなかったそうです。
▲事前に用意された記念グッズの数々。単に列車を走らせるだけでなく、こういった小物の事前準備にはたいへんな労力が必要。'07.6.17 P:橋本祐太
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▲法政大学の校章をあしらったヘッドマークを付けて横川駅に入線する回9125レ。帰路の9316レはEF64 39が先頭にたち"ロクイチ"は最後部となる。'07.6.17 P:橋本祐太
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団塊世代のリタイアといった紋切り型の背景のみならず、鉄研OB再結集の動きが各校で広がっています。そんななかで、この「鉄研の夢..."ロクイチ"が走るまで」は、必ずや多くの鉄研とそのOBの皆さんにエールとなって届くに違いありません。今回はホビダス連動で「ゆとり」展望室から見たロクイチの動画もあわせて配信しております。動画をご覧になりながらぜひ本誌最新号を捲ってみてください。

動画「ゆとり」展望室から見たロクイチ
※上をクリックするとホビダスTVの動画がご覧になれます。音声付きですので、再生する際は周囲の状況をご確認ください。なお、Macでは再生できない場合があります。

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