鉄道ホビダス

写真展「二本のレールが語ること」新宿で開催中。

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▲新宿御苑にほど近い新宿通り沿いのビル3階にギャラリー「円月」がある。“円月撮法”を標榜する日本旅行写真家協会中村友一副会長の主宰する新進気鋭のギャラリーだ。'07.8.5

さる2日から新宿の「ギャラリー円月」で広田尚敬さん広田 泉さん親子の写真展「二本のレールが語ること」が開催されています。どこかで耳にしたような…と思われる方も少なくないと思いますが、昨年夏に東京・品川のキヤノンギャラリーSで開催された同名写真展をベースにした親子展で、今春には北海道・旭川でも開催されていますから、いわば3回目の巡回展とも言えるでしょう。

8.5n12.jpg今回はお二人の作品に加えて、先日津軽鉄道応援プロジェクトの一環として上梓された写真集『のんびり走ろう Take it Slow』を協同制作した女性鉄道写真家の矢野直美さんと、コーディネーターの杉崎行恭さんの作品も加えて展示が再構成されており、また新たな感動をもって作品に接することができました。
▲女性鉄道写真家としてめきめきと頭角をあらわしてきている矢野直美さんを交えてのトークは終始和やかな雰囲気の笑いに包まれていた。'07.8.5
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▲従来のギャラリーより明度を落とした壁面が落ち着いた雰囲気を醸し出している。近年、新宿通り沿いには新設のギャラリーが増えてきており、ちょっとしたギャラリー通りの印象さえある。'07.8.5

そして今日は15時から杉崎さんの司会により広田さん親子と矢野直美さんのトークショーが開催され、即席に誂えられた会場は立ち見もでるほどの熱気に包まれました。改めてご紹介すると、矢野直美さんは現在朝日新聞夕刊(木曜日)に「鉄子の鉄学」を連載するほか、数々の連載や著作を持つ新進気鋭の鉄道写真家です。北海道在住ながら全国を行脚しての鉄道撮影は驚くべきパワーで、今回の津軽鉄道応援プロジェクトではロシア製ブローニー版カメラを使った独特の作画を見せてくれています。

8.5n15.jpg三人三様のトークは時間の経つのを忘れるほどで、ことに広田 泉さんによる発売前の各社試作カメラのテスト撮影にまつわる秘話や、一貫して列車移動だという矢野さんの撮影譚は実に興味深いものでした。15時に始まったこのトークショー、なんと3時間近くにおよび、お開きになったところで広田さんからとっておきのプレゼント…なんとそのままワインパーティーの開催となったのでした。これには皆さん大喜び。プロ、アマのボーダーを超えて新宿の夜は更けていったのでした。
▲あくまで鉄道での移動を基本とする矢野さんならではの撮影秘話に会場は大盛り上がり。'07.8.5

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▲トークショー終了後は即席のワインパーティーでプロ、アマのボーダーなく楽しいひとときを過ごし一同大満足の記念撮影。'07.8.5
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さて、この写真展「二本のレールが語ること」は8月22日(水曜日)まで開催(10~19時・水曜日は13時まで)されています。ありがたいことに土日も開催されていますので、ぜひお運びになってみてください。また、来る9月22~23日(土・日)にはストーブ列車貸切運転による矢野直美さんと行く津軽鉄道ツアーが企画されているそうです。こちらも注目です。

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