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大夕張ナハフ1修復「サボ募金」始まる。

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これまでにも何度かお伝えしてきましたように、夕張市による「南大夕張駅跡列車公園構想」は、同市の再建団体入りで大幅な見直しが迫られています。駐車場・トイレなどについては周辺で進められている夕張シューパロダム建設に伴う関連工事で整備される方向ですが、肝心の車輌の整備についてはいまだに有効な方策が見つからない状況で、積極的な活動を繰り広げてきている三菱大夕張鉄道保存会の皆さんも頭を悩ませています。
▲ナハ2に取り付けられたサボ。今回復刻されたものと同じタイプのものだ。大夕張駅 P:三菱大夕張鉄道保存会提供

ooyuubari102n.jpgもちろん、最近では三菱大夕張鉄道保存会の活動も広く認められ、先頃は読売新聞社主催の「がんばれ夕張 北の大地応援募金」の受賞対象として選定されましたが、資金不足は相変わらずで、一部の車輌についてはその状態がきわめて深刻な状況となってきてしまっています。そこで今回は最も状態が懸念されるナハフ1の修復のために復刻版のサボを少量製作し、寄付金を募ることにしたそうで、下記のようなご案内を頂戴しました。
▲寄付をされた方への記念品となるサボ。掲げているのは藤倉夕張市長。P:三菱大夕張鉄道保存会提供
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ooyuubari104n.jpg三菱大夕張鉄道保存会では1999(平成11)年の発足以来、夕張市が南大夕張駅跡に所有する、客車スハニ6や石炭貨車セキ1・セキ2等の維持・修繕に取り組んで来ました。その一方、周辺を含め列車公園と整備するよう夕張市に要請を続けてきました。しかし、車輌の損傷状況は危機的であり、特にシートを被せたまま公開を差し控えてきた客車ナハフ1(昭和12年・日本車輌東京支店製造)については、今にも屋根が落ちそうなほどの深刻な状況にあります。修復には数百万単位の資金が必要となる見込みですが、夕張市が財政破綻した事により、もはや行政による対応は困難な状況にあります。
▲行く末が案じられた「石炭の歴史村」は夕張リゾートが運営する形となりふたたび公開されている。館内に保存されている大夕張鉄道の№4も健在。P:三菱大夕張鉄道保存会提供
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そこで各種の助成金の活用の他、このたび新たに同線の客車に取り付けられていた「清水澤・大夕張炭山」(表裏で→方向が異なる)と両面に記載された行き先表示板(サボ)の復刻版を記念品として贈呈する寄付金の受付を開始します。
記念サボの贈呈は8.000円以上の寄付を頂いた方、先着100名限定となります。お申込み方法は、下記もしくはこちらをご参照ください。
1:郵送希望の場合は、往復はがきで「記念サボ付募金申し込み」と記載して
〒069-0855 江別市大麻宮町4-6-502 今井一郎方 三菱大夕張鉄道保存会事務局
へお申し込みください。折り返し送金方法、送料(地域で異なります)などをご連絡します。
2:また保存車輌近くの高橋商店(夕張市南部新光町55)さんにも常時5枚前後の記念品を用意しておりますので申し込み下さい。
3:南大夕張駅跡での各月の補修活動日にも受け付けます(今後は8月25・26日、9月23日、10月28日、11月11日の予定)。
多くの皆さんのご協力をお待ちしています。
▲「南大夕張駅跡列車公園構想」の核となる南大夕張駅跡の保存車輌たち。会員の懸命の努力にも関わらず、夕張市の財政破綻はここにも大きな影響を及ぼしている。P:三菱大夕張鉄道保存会提供

8月最後の土日には毎年恒例の「汽車フェスタ」も予定されており、土曜日25日の夕方からは昨年も好評を博した保存車輌のライト類の点灯も行われるそうです。また9月8日(土曜日)・9日(日曜日)には追分?夕張間で「SL夕張応援号」の運転も予定されています。夕張にお出でになった際は、大夕張にも寄ってみられてはいかがでしょうか。

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