鉄道ホビダス

釧路市立博物館の特別展開催中。

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▲道東ならではの爽やかな空気のなかを春採湖に沿って太平洋石炭販売輸送の運炭列車が行く。連接構造の石炭車もここならではのもの。P:奥山道紀

この1月に「北海道の鉄道と連絡船を保存するシンポジウム」を開催するなど積極的な活動を繰り広げている釧路の皆さんから、ぜひブログで紹介してくださいと現在開催中の博物館展示のご案内をいただきました。

kushirochikadoutop.jpgこれまでにもたびたびご紹介しているように、釧路には唯一生き残った大規模海底炭礦「釧路コールマイン」があり、その運炭を担う太平洋石炭販売輸送線(もと釧路臨港鉄道)が健在です。なおかつ知床や阿寒・釧路湿原と道東の豊かな自然に囲まれた釧路市は、製紙工場や漁業・酪農と、釧路港を背景とした産業都市でもあります。しかもかつては周辺に釧路炭田として地域に多くの炭礦を擁し、石狩炭田の夕張市や美唄市と同様に、私鉄の宝庫でもありました。先日も保存車輌をご紹介した雄別鉄道や、鶴居村営軌道などももちろん釧路エリアに路線網を築いた鉄軌道です。
▲釧路駅5番線北側に残された雄別鉄道線ホームへの連絡地下道出口。P:奥山道紀
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▲使われなくなって40年近い歳月が流れるなか、連絡地下道の暗闇の中に残されていた案内看板も博物館入りしているという。P:奥山道紀
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その釧路市ですが、昨年、周辺の阿寒町・音別町と合併し一年が経過しました。これを記念して現在「釧路市立博物館」で、「阿寒・音別・釧路の魅力再発見・化石と炭鉱資料を中心に」と題する特別展が開催されています。

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▲釧路市博物館で開催中の特別展の鉄道関連展示の数々。普段は非公開の収蔵品も少なくない。P:奥山道紀
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展示品は地質資料や炭礦関連資料に加え、釧路市と阿寒町を結んだ雄別鉄道、音別町の尺別鉄道の資料なども数多く出品されています。また、つい最近まで釧路駅の地下道に残されていた雄別鉄道線の乗り換え案内なども初公開されているそうです。
春採湖畔の高台に建つ釧路市立博物館からは、今なお現役の、太平洋石炭販売輸送(釧路臨港鉄道)の石炭列車ものぞめます。会期は8月19日まで。夏休みに道東地方をご旅行の際には立ち寄ってみられてはいかがでしょうか。

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