鉄道ホビダス

『小田急電車回顧』まもなく完結。

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宮崎繁幹さんが主宰する多摩湖鉄道出版部が発行、弊社が販売元となっている書籍『小田急電車回顧』の4巻目にあたる「別巻」がいよいよ完成間近となってきました。第1巻の発行が昨年夏。小田急で活躍してきたHL(HB)車、ABF車、さらには2200系ならびに荷電、電気機関車を半年インターバル3分冊で刊行する予定でしたが、貴重な写真提供のお申し出が相次ぎ、結局、荷電、気動車、電気機関車を「別巻」として上梓することとなりました。

odakyuph1n.jpgこの「別巻」では、小田急線で活躍した荷物電車(一般車の荷物電車代用=いわゆるピンチランナーを含む)、ディーゼルカー、電気機関車のほかに、「思い出のひとこま」と題して東急7000系の試験入線など貴重な画像をまとめたセンテンスを増結、さらにこれまで公刊発表された参考文献(関連記事)の索引を設けるなど、シリーズの掉尾を飾るにふさわしい内容となっています。ことに戦後最も早く創刊され、実車記事や図面の掲載も少なくなかった『鉄道模型趣味』誌に関しては、模型製作記事を含めたすべての関連記事が索引となっています。うかがえば、宮崎さん自らが全号を紐解いて関連記事を書き出したのだそうで、そのご努力には頭が下がる思いです。
▲「別巻」の主役・電気機関車と荷電が東北沢で並ぶ。(「別巻」扉より)

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▲珍しくも荷電代用に充当された“お買物電車”4051(左)と成城学園で発車を待つED1021牽引の砂利列車(右)。(「別巻」本文より)

odakyuph4n.jpgこの『小田急電車回顧』シリーズ、想像以上のご好評を頂戴し、第1巻はすでに当社の在庫はほとんどなくなってきております。当面は重版の予定もないやにうかがっておりますので、「別巻」お求めの際には是非ともシリーズをお揃えになることをおすすめいたします。
〔既刊〕
第1巻:1100、1200、1300、1400、1800、1660、1870、1820、相鉄借入車
第2巻:1500、1600、1700、1900、カラーグラフ
第3巻:2100、2200、2220、2300、2320
▲地下ホームへ入ってゆくHB車編成を横目に新宿をあとにする「東急7000系」。パイオニア台車の試験のために借り入れた際の貴重なひとこま。(「別巻」“思い出のひとこま”より)

現在のところ、「別巻」は12月中旬には完成予定(定価:3200円)で、クリスマス頃には本誌特約店の店頭に並ぶはずです。実は編集部には続刊を望む声が少なからず寄せられているのですが、宮崎さんは何年か後、次世代の若い人の手によって別の形で上梓されれば嬉しい…とおっしゃっておられます。

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