鉄道ホビダス

石北本線に来ています。

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今日はプライベートで石北本線にきています。ちょっとゆっくりめの羽田出発で、女満別空港に着いたのが昼過ぎ。人気の石北本線臨時貨物列車は、撮影時間帯にかろうじて間に合うのが8072レと8075レの2本のみと、いたって撮影効率は良くありません。
▲14時55分、後補機を従えて猛然と金華駅を通過してゆく8072レ。短い晩秋の西日はすでに山の端に沈む寸前である。'06.11.3

IMGP9640n.jpg搭乗した女満別便は機材繰りの関係から約40分のディレイ。レンタカーを蹴ってもいわゆる定番撮影地にはとても間に合いそうもなく、結局、金華駅で8072レを迎え撃つことにしました。3年ほど前に本誌取材でDD51に添乗して金華を通過したことはありますが、駅に降り立つのは9600の補機が健在だったとき以来ですから、かれこれ30数年ぶりということになります。
▲続いて金華構内にかかる後補機。いよいよこれから“常紋越え”がはじまる。'06.11.3

IMGP9629n.jpg大雪山系はつい先日初雪が降ったそうですが、全般的にはいつになく暖かい11月で、秋晴れに恵まれた今日も留辺蘂で16℃ほど。カラマツの紅葉はまさに真っ盛りで、金華付近の山々もまさに黄金色に染まっています。
今日の8072レの先頭にたつのは人気の原色DD51 1167。定刻14時55分、周囲を圧するエキゾースト音とともに金華駅構内に姿を現した8072レは、強い西日を浴びて常紋へと駆け上がってゆきました。石北本線に設定された3往復の臨時貨物列車は、下り3本が昼過ぎにかけて一斉に下り、上り3本はこの8072レを先頭として、夕方から夜にかけて一斉に上るといった設定です。続行の8074レ、8076レの常紋通過はとっぷりと日が暮れてから。取材で添乗した際の機関士の方が、雪の夜の常紋を一人乗務で越える恐怖とご苦労をとつとつと語っておられたのが、今もって鮮明に脳裏に残っています。
▲かつて“大雪くずれ”1527レを狙った緋牛内駅。秋空の下、当時の面影はなく、ひとの気配もなかった。'06.11.3

IMGP9642n.jpgところで、「金華停車場線」のロードサインに従って国道242を右折すると、そこに広がっていたのは金華の“駅前通り”の廃墟でした。9600の補機時代は、金華には模型にしたくなるような給水塔があり、常紋越えに挑む前に水を飲む機関車たちで賑わっていました。もちろん小さいながらも駅前にもそれなりの活気があった記憶があります。ここ金華に限らず、蒸機時代の“古戦場”には、無煙化とともに町そのものが廃れてしまった所が少なくありません。機関支区、駐泊所、給水設備…等々、蒸機のために働く人々が去るとともに、町も衰退していったに違いありません。金華駅前の廃墟を見ながら、30年の時の流れに思いを馳せずにはいられませんでした。
▲金華駅前の現状。集落ごと移転してしまったのか、駅前通りの左右には廃屋が続く。'06.11.3

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