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衝撃! 特急「出雲」廃止。

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特急「出雲」廃止! 本日午後、JR各社から発表された来年3月18日のダイヤ改正の内容は私たちファンにとってあまりに衝撃的なものでした。かねてよりその乗車効率(37%)の悪さや、鳥取以遠への速達性のなさが指摘されてはいたものの、「みずほ」「さくら」に続いてまさか伝統の「出雲」の名が消えようとは…。

1951(昭和26)年11月に福知山線経由で東京?大社を結ぶ急行として誕生した「いずも」(当初は平仮名表記)は、当初は大阪まで「せと」と併結されていましたが、1956(昭和31)年11月改正から単独運転になるとともに列車名も漢字表記の「出雲」となり、1961(昭和36)年からは山陰本線経由に変更、1972(昭和47)年3月改正で特急に格上げされ、ご存知の深紅のヘッドマークとともに親しまれてきました。

山陰地方のメディアによると、JRの廃止内示に鳥取県議会をはじめ地元は猛反発、余部橋梁の架け替え工事費の負担にまで波及して、一悶着も二悶着もあったようですが、結局、鳥取方面の利用者が「サンライズ出雲」(伯備・山陽本線経由)に乗車できるように鳥取?山陽本線間の特別列車を設定する救済策(共同通信による)を検討することで、今日の廃止正式発表になった模様です。

編成の短縮化もあって最近では重連こそ見られなくなってしまったものの、原色DD51がヘッドマークを掲げて非電化区間を行く唯一のブルトレだけに、哀惜の情も一入です。ましてや、まるで時期を合わせたかのように余部橋梁の架け替え工事も始まろうとしています。残された時間は3ヶ月弱、心安らかでない日々が続くことになりそうです。
▲写真はつい先日東京駅で見た「出雲」。残念ながらこの日もホームは閑散としていた。'05.11.10

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