鉄道ホビダス

奇妙な工具?

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「弘法筆を選ばず」という言葉があります。最終的には撮影者のセンスが問われる“写真”の世界ではまさに言いえて妙、その通りという気がしますが、逆に“模型工作”に関してだけはこの諺は当てはまらないように思います。鈍らな工具を使っていては、いくら腕が良かろうと、それなりの仕上がりのものしか出来ません。さらに言えば、工具に無頓着な人はいくら経験を積もうとも、腕が上達することはありえないと言っても過言ではないでしょう。

そんなわけで、モデラーの端くれとしては、かねてから工具に妙な執着心を持っておりまして、意味もなく高価な工具を衝動買いしてしまうことも少なくありません。
▲手にとってみるまでは一体どのように動くのか予測のつかなかった奇妙なピンセット(?)。銜える力は尋常ではなく、口の“合い”の良さとあいまって、見てくれだけでなく今や結構出番の多い工具のひとつとなっている。

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今回お目に掛けるのはアメリカので購入した奇妙なピンセット(?)で、その精密な作りと意表をついたモーションに惹かれて買ってしまったものです。結構なお値段だった記憶がありますが、なかなかの業物です。恐らく医療用だろうと思いますが、本当はどういう用途に使うものなのでしょうか、今もって本来の使い方は知りません。
▲口を閉じた状態(左)と開けた状態(右)。

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これは模型工作だけの話ではないかもしれませんが、気持ち良く「道具」を使えるか否かが、モチベーションを維持できるかどうかを大きく左右します。その意味でも、この奇妙なピンセット(?)なかなかのお気に入りではあります。
▲口を開ける様子を画像処理で再現してみた。そのモーションは結構動物的で親近感が湧く。

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