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レイル・マガジン編集長自らが作る編集日記。

2009年12月26日

C57 1号機のボイラ検査開始。

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▲2基のクレーンによって仮台車に載せられた主台枠からボイラーが吊り上げられる。'09.12.29 梅小路運転区 P:高橋 修
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運転開始30周年を迎えた「やまぐち」号で活躍するC57 1号機が全般検査に入場、今回の検査ではボイラ部を解体、専門メーカーで徹底的な検査・修理が行われることになりました。

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▲扇形庫6番線で搬出を待つボイラ。搬出作業は9時15分頃から始まった。'09.12.29 梅小路運転区 P:高橋 修
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今週月曜日(12月21日)に梅小路運転区で報道公開された搬出作業では、扇形庫6番線から仮台車に載せられて庫外に出されたボイラが、待ち受ける50トンと65トンクレーン車2台によって吊り上げられ、大型トラックに積み込まれました。

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▲仮台車に載せられた主台枠とボイラーを人力で搬出する。右は給水温め器。'09.12.29 梅小路運転区 P:高橋 修
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▲転車台上をゆっくりと移動する。めったに目にすることの出来ない貴重なシーンだ。'09.12.29 梅小路運転区 P:高橋 修
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C57 1号機は1937(昭和12)年3月22日川崎車輌製、来年で73歳を迎えることになります。とはいえ、戦時中の酷使と被弾等もあって1958(昭和33)年にはボイラを新製して載せ替えていますので、現在のボイラは新製時のものではありません。その後、1961(昭和36)年に羽越本線村上?間島間で急行「日本海」を牽引中に土砂崩れに遭遇して脱線転覆、大破して廃車の危機に陥りましたが、運良く復活。さらには1995(平成7)年には鷹取工場に検査入場中に阪神・淡路大震災で罹災するなど、幾度の艱難辛苦を乗り越えたまさに“強運”の機関車と言えます。

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▲大型トラックに載せられて梅小路を出てゆくC57 1号機のボイラ。来春には再びこの路を戻ってくるはず。'09.12.29 梅小路運転区 P:高橋 修

専門メーカーによる検査・修理が完了してボイラが再び梅小路に戻ってくるのは来年4月下旬とのことで、来シーズンにはリフレッシュしたボイラで快調に津和野を駆けるC57 1の姿を目にすることができるはずです。

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