鉄道ホビダス

2009年12月11日アーカイブ

E5系新幹線東京へ。

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▲初めて東京駅に姿を現した東北新幹線E5系量産先行試作車。その特徴あるロングノーズがホームに居合わせた人びとの注目を浴びていた。'09.12.9 東京 P:濱田昂之さん (「今日の一枚」より)
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2010(平成22)年12月に予定されている東北新幹線全線開業(八戸~新青森間開業)に向け、いよいよ本格的な胎動が始まりました。今週9日からは“アローライン”と呼ばれるロングノーズの先頭形状が大きな特徴のE5系量産先行試作車(10輌編成)が初めて東京駅まで試験走行を行ない、大きな注目を集めました。

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▲大宮を越えて初めて東京都心へと進むE5系試運転列車。現在は8M2Tの10輌編成。'09.12.9 大宮―上野 P:菅野照晃さん (「今日の一枚」より)
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すっかり日の暮れた20番線ホームに姿を現したE5系は、通勤客の注目の中、停止位置やドア位置など、開業に向けた確認作業を行ない、翌10日も東京駅に姿を見せています。

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▲東京乗り入れ2日目。「つばさ」と顔を合わせる(左)。右はホーム縁石にマーキングされたE5系のドア位置。'09.12.10 東京 P:宇佐美康貴さん(2枚とも) (「今日の一枚」より)
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既報の通り(アーカイブ「E5系量産先行車を公開」参照)、このE5系は東北新幹線全線開業時ではなく数ヶ月後の2011(平成23)年春から東京~新青森間に投入され、この時点で注目の「スーパーグリーン車」(アーカイブ「新型“はやて”(E5系)に“スーパーグリーン車”」参照)が編成に組み込まれる予定です。なお、2010年度の全線開業時には300km/h運転で東京~新青森間を最短3時間10分で結ぶ予定ですが、開業2年後の2012年度にはわが国最高速となる320km/h運転を開始、同区間の所要時間は最短3時間5分程度にまで縮められる計画です。

091211hachinohemap.jpgところで、この東北新幹線八戸~新青森間(約82㎞)開業をもって、並行在来線となる東北本線八戸~青森間(96㎞)を廃止する旨、JR東日本が国土交通省に届け出ました。これによって、新幹線開業後の同区間は第三セクターの青い森鉄道が引き継ぐこととなりますが、現在同区間で運転されている特急「スーパー白鳥」、「白鳥」(ともに八戸~函館間)、特急「つがる」(八戸~弘前間)は消滅してしまいます。もちろん寝台特急「北斗星」、「カシオペア」や貨物列車は、青い森鉄道となった線路をこれまでどおりに通過するかたちとなります。なお、八戸線、大湊線については、前者は新幹線とは接続するものの、後者は他JR線とまったく接続しない、第三セクターから分岐するJR線というこれまでに類例を見ない存在となります。
▲東北新幹線新青森開業時の八戸~青森間概略図 (編集部作成)
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