鉄道ホビダス

2009年9月 4日アーカイブ

関東鉄道5000形を公開。

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▲水海道車両基地で並んだ5001号と5002号。余談だが、取材に行った小野君によれば、シャッタースピード1/80秒で撮影しても前面の行き先表示機のLEDの文字が切れることがあったとのことで、撮影時には注意が必要。'09.9.2 水海道車両基地 P:RM(小野雄一郎)
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関東鉄道が常総線用に新造車輌キハ5000形5001号・5002号の2輌を導入したすることはすでにお伝えしたとおりですが(アーカイブ「関東鉄道がキハ5000形を導入」参照)、去る8月24日に水海道車両基地に無事到着し、このたび報道公開が行なわれましたので、その模様をお伝えいたしましょう。

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▲キハ5000形5001号を1位側(取手側)より見る。新たなカラーリングが斬新。'09.9.2 水海道車両基地 P:RM(小野雄一郎)
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090904n002.jpg鬼怒川(青)と小貝川(青)とを並行して走る常総線(赤)をイメージした新しいデザインが目を引くキハ5000形ですが、車内のデザインも一新されています。従来車は一般席が「すおう色」、優先座席が「パープル」でしたが、キハ5000形では一般席が「青色」、優先座席が「すおう色」に変更されており、清潔感のある配色となっています。
また、仕切棒(スタンションポール)が設置されたことも大きな変更点です。その他にも、大型の袖仕切が新たに設置されています。
▲KE93・KE53ジャンパー連結器を装備したキハ5000形の1位側(取手側)前面。なお、キハ2300形・2400形とで総括制御運転が可能。'09.9.2 水海道車両基地 P:RM(小野雄一郎)
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▲2位側(下館側)よりキハ5000形の室内を見る。仕切棒(スタンションポール)と大型の袖仕切が設置されたことで従来車とは印象が異なる。'09.9.2 水海道車両基地 P:RM(小野雄一郎)
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090904n004.jpgエンジンは新潟原動機製の最新型エンジンである「6H13CRE」が搭載されています。キハ5000形専用のプログラムを用いたコモンレール式電子燃料噴射システムを採用して微粒子状物質の減少を図るなどの環境への配慮がなされているほか、関東鉄道としては初のエンジンブレーキ(排気ブレーキ付き)装備車ということも特筆に価します。
▲取手側に車イス用のスペースが設けられている。また、仕切棒の設置により座席幅が若干広くなり、1人あたり450mmとなっている。'09.9.2 水海道車両基地 P:RM(小野雄一郎)
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また、台車にも変化が見られます。従来車は住友金属製のものを履いていましたが、製造およびメンテナンスのコスト削減を図るため、新潟トランシス製のボルスタレス台車「NF01HD」(動台車)および「NF01HT」(従台車)が採用されています。なお、これによってキハ5000形の製造はすべて“新潟”系列によってなされることとなりました。

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▲新潟原動機製最新型エンジン「6H13CRE」エンジンを見る(左)。エンジンの左下部から細く伸びる銀色のパイプが金網に覆われる直前の箇所に排気ブレーキが設置されている。2位側(下館側)が動台車「NF01HD」(右)。なお、従台車「NF01HT」と外観はほぼ同一である。'09.9.2 水海道車両基地 P:RM(小野雄一郎)
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気になる営業運転開始時期ですが、すでに募集は締め切りとなりましたが9月26日に試乗会が開催され、一般の営業運転には10月初旬ごろとなる予定です。また、運用線区は、常総線水海道駅を境とするいわゆる“北線”と“南線”の両方に入る予定で、遠からず取手駅でもキハ5000形の姿を目にすることができるでしょう。

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