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久留里のキハ30が国鉄色にリバイバル。

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▲上総亀山駅でひと休みするキハ30 62。同車は相模線からの転属車で、ワイパーが増設されていることに注意。'09.4.5 久留里線上総亀山(開いている踏切から撮影) P:小野雄一郎
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先週、JR東日本千葉支社より、久留里線に残るキハ30形を国鉄色(朱色4号とクリーム4号のツートンカラー)に塗り直し、7月4日(土曜日)より運行するとの発表がありました。あらためて申し上げるまでもなく、キハ30形は通勤型気動車の標準タイプとして1961(昭和36)年に誕生したキハ35形の両運転台バージョンで、1963(昭和38)年から1966(昭和41)年にかけてちょうど100輌(0番代。ほかに寒冷地向けの500番代が6輌)が新製されました。

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▲電化直前の関西本線を走る奈良行快速キハ35系2連。もちろん「国鉄色」。関西本線はキハ35、30にとって“出生の地”とも言うべき縁ある線区であった。'73.9.23 関西本線柏原ー河内堅上 P:西田達哉さん (「わが国鉄時代」より)

キハ30形は亀山、加古川、米子、徳島、直方…等々、関東以西にも広く配置されましたが、その活躍期間の長さからしても、もっとも印象に残っているのは八高線、川越線、相模線などや、千葉局管内での活躍ではないでしょうか。久留里線を受け持つ木更津へは、新製初年の1963(昭和38)年に早くも第一陣が投入され、以後、個体の入れ代わりはあるものの、実に46年間にわたって木更津~上総亀山間32.2㎞を走り続けてきました。

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▲初春の風景の中を行くキハ30 62。なお、久留里線の3輌のキハ30のうち、同車だけ前後の向きが異なっている。'09.4.12 久留里線平山 P:小野雄一郎
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現在、幕張車両センター木更津派出に在籍しているキハ30形は62、98、そしてラストナンバーの100の合計3輌。現在98番が郡山総合車両センターに入場中で、まずはこの98が「国鉄色」となって木更津に戻ってきます。また、残りの2輌(62、100)も今年度内に同様の国鉄色に塗り直される予定で、遠からず国鉄色同士の交換シーンも実現しそうです。

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▲通常、日中は2輌編成で運転される久留里線だが、この日は沿線でのイベント対応のためか4輌編成で運転された。先頭に立つのがキハ30 98。なお、現在の久留里線色は1996(平成8)年より施工されたもので、それ以前はクリーム地にブルーのストライプを施したものであった。'08.10.19 久留里線東清川?横田 P:小野雄一郎
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なお、これとは別に房総地区で運行している113系電車4輌編成1本を湘南色に塗り直す計画も進められており、こちらは今週6月25日(木)千葉15:15発東金経由成東行き(成東15:58着)より運行が開始されます。この113系も、今後さらに追加して一部が湘南色となる予定だそうで、しばらくちば房総半島から目が離せなくなりそうです。
■久留里線キハ30形国鉄色塗り替え車
○運行開始日:2009(平成21)年7月4日(土)
○運行初列車:木更津10:54発久留里行き(久留里11:38着)
          久留里11:43発木更津行き(木更津12:28着)
 ※塗りかえ記念お披露目臨時列車として運転。
 ※上記列車に乗車した方には、記念乗車証を久留里駅にて配布
 ※7月4日(土)に木更津駅にて運行記念弁当を発売

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