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2009年6月20日アーカイブ

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▲東西線用15000系のイメージ。すべてのドアをワイドドアとし、駅での乗降時間の短縮をはかり、ラッシュ時の輸送改善を図る。(東京地下鉄提供)

東京地下鉄(東京メトロ)東西線に、ラッシュ時の輸送改善策として、すべてのドアをワイドドアとした新型通勤車輌15000系が導入されることとなりました。今週、東京メトロが発表したもので、2010(平成22)年春から順次営業運転を開始します。

2009.29.2njpg.jpgこの15000系は、車体は2004(平成16)年11月に東西線に導入された05系13次車をベースとし、副都心線向け10000系と同様に、完成度が高く最新の技術を用いた機器を積極的に採用するとともに、より一層バリアフリーに配慮された車輌となっています。東京メトロから発表された05系従来車との比較は主に以下のようなものです。
▲東西線用15000系の客室内イメージ。(東京地下鉄提供)
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【輸送改善】
・ 車輌のすべてのドアを従来より500㎜広げ、お客様の乗降がスムーズになることで、駅での乗降時間を短縮することにより、ラッシュ時の輸送改善を図ります。
【車内快適性の向上】
・ 車内の快適性を高めるため、冷房能力を向上させます。(48kw→58kw)
・ 座席の形状を見直し、クッション性を05系13次車より高めることで、座り心地をさらに向上させます。
【使い易さの向上】
・ 液晶画面による車内表示器を採用し、乗り換え案内、駅設備案内、所要時間等より多くの情報をきめ細かに提供できるようにします。
・ 一部の荷棚高さや吊手の高さを低位置に変更し、利便性の向上を図ります。
・ 車内の床面の高さを低くし、ホームとの段差を縮小します。
・ 立位時の姿勢保持、立ち座りの補助の目的から、座席前にスタンションポール(縦手すり)を設けます。
・ ドア部の床に床の色とコントラストを付けた配色の識別板を設け、出入口部を識別しやすくします。
・ 車輌内外からドアの開閉のタイミングを確認できるよう、出入口上部に開閉動作に合わせて点滅するLEDランプを取り付けます。
【環境負荷低減】
・ 東京メトロ車輌で従来から導入しているアルミニウム合金製車体を継承しつつ、各部材の材質を極力統一してリサイクル性を向上させます。
【火災対策の強化】
・ 火災発生時に高温で溶け落ちる材料を使用しない等、火災対策を強化します。
【車体強度向上】
・ オールダブルスキン構体の採用や車体四隅の隅柱強化及び溶接位置変更等により、車体強度を向上します。
【コストダウン・省メンテナンス化】
・ 新技術の採用や機器の集約化、車体製造工法の見直しによりコストダウンを図るとともに、車輌制御情報管理装置や新ボルスタ台車の採用により省メンテナンス化を図りました。

なお、この15000系は2009(平成21)年度末から2011(平成23)年度までの間に10輌編成13本、合計130輌が新製される予定です。

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