鉄道ホビダス

2009年6月10日アーカイブ

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毎週月曜日の午前中は部内の会議で、RM、RMM編集部をはじめ、営業部、広告部、鉄道ホビダス各部署から各種の報告、起案がなされます。当然“会社”ですから数字だらけのシビアな会議となり、面白かろうはずもないのですが、今週の会議はなぜかB滝さんが小箱を抱えてそわそわ…。会議が終了して編集部に戻って初めてそのわけがわかりました。
▲ほぼ一日で組み上げたというB滝さんのト31。エバーグリーンのプラ製部材を巧みに組み合わせ、一部にはグラントラインのボルトを奢っている。
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小箱の中身は週末に作ったという「ト31」。木造タンク車のような奇妙なスタイルと「ト31」と聞いて「えっ、あの貨車」と反応される方は、古くからトワイライトゾ~ンをご愛読いただいているに違いありません。そうです、西武鉄道の糞尿輸送用貨車です。かねてよりこの貨車に異様な興味(?)を示していたB滝さん、持ち前の速攻技法で試作車を完成させたというわけです。しかもブラス派のB滝さんが今回はマテリアルにプラを選択、その面でも“量産”への意気込みが伺えます。まずは本人からその製法について…。

090610to31n02.jpg試作品の上廻り(車体)は、製作のし易さを考えてエバーグリーン製のプラ角材(2×2mm、1.5×1.5mm)と筋目板2種、そして3.5×3.5mmの角柱、Φ3.0mmの丸棒などを用いて製作してあります。図面については、種車となった西武ト31形の外形寸法を基準として、RMライブラリー掲載の写真(伊藤 昭さん撮影)をはじめトワイライトゾ~ン各巻掲載の写真、資料などをもとに作製してみました。下廻りは、t0.5の真鍮板を床板とし、1×3×1mmのチャンネル材で台枠作成。軸受はエコーモデルのシュー式、同社製ブレーキテコを使用してユニットにし、出来上がった上廻りを下廻りユニットに被せてビス留めしてあります。
少なくとも5輌は一編成としなければサマになりませんが、うまいこと編成になったら、渡辺一策さんが実見されたというE51形牽引の“黄金列車”を16番の線路上に再現したいと思います。
▲プロトタイプは底板がV字に傾斜しているタイプ。タンク体(?)が完全に矩形のものも存在した。
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▲上部にあるハッチが積込口(左)。“積荷”は底部に設けられたパイプ(右)から貯溜槽へと排出される。
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▲B滝さん作成の図面(?)。かなりアバウトだが、その割り切りが速攻製作の秘訣かも…。
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ところで、とかく面白半分で語られることの多いト31と糞尿輸送ですが、トワイライトゾ~ンでは今は亡き益井茂夫さんのお力もお借りして、1991(平成3)年5月号(№91)以来何回にもわたってその謎解きに挑戦してまいりました。この機会に明日はそのアウトラインをあらためてご紹介してみたいと思います。

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