鉄道ホビダス

2009年6月 6日アーカイブ

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▲オハ35 206の車内。見事に整備されたレトロな雰囲気に、乗車したことがない方でも懐かしさを憶えるに違いない。'09.6.2 P:RM(小野雄一郎)
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引き続き佐久間レールパークの展示車輌を見てゆきましょう。客車では、スニ30 95・オハフ33 115・オハ35 206・マイネ40 7・オロネ10 27・オヤ31 12が保存されています。これらの客車のうち、今回車内が公開されたのはオハ35 206とオヤ31 12の2輌でしたので、この2輌を中心にお伝えいたします。

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▲オハ35 206の外観。代表的な戦前製の三等客車で、戦後も各地で幅広い活躍をした。'09.6.2 P:RM(小野雄一郎)
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オハ35形は、1939年に製造開始された、戦前の代表的な三等客車です。窓の寸法を大きくしたことで車内が明るくなり、誕生時から好評を博したと伝えられています。その車内は、やや無骨な感じのする木造製で、天井にも桁が見られるのが特徴です。

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▲オヤ31 12。この車輌が牽引される列車は「オイラン列車」としてレイル・ファンに親しまれた。'09.6.2 P:RM(小野雄一郎)
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▲オヤ31 12の車内。測定用腕木の奥はロングシートが続き、その奥の左側にトイレ・右側に洗面台などが設置されている。そして車端部には別の測定用腕木が設置されている。'09.6.2 P:RM(小野雄一郎)
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090606n3-5.jpgオヤ31 12は、建築限界測定車と呼ばれ、新線などで建造物が建築限界に抵触していないかどうかの測定を行ないます。具体的には、車体の両端および中間部分から腕木を出して、建造物との間隔を測定します。この建築限界測定車が牽引されて走行する列車のことをレイル・ファンは「オイラン列車」と呼んで親しんできました。車内は、測定用腕木を収納するために一部が凹形となっているほか、測定作業などに使用する机などが設けられています。また、天井にも窓が設けられており、そこから差し込む光はまさに神秘的な様相を呈しています。旅客に供する車輌ではないため、車内を観察することはまず不可能なこの車輌、7月に特別公開となる予定です。
▲上の写真の反対側。こちらの車端部にも測定用腕木が設置されている。天井から差し込む光がなんとも神秘的だ。'09.6.2 P:RM(小野雄一郎)
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▲0系の21-2023の先頭部分。階段から車内に入り、運転台を見学することができる。'09.6.2 P:RM(小野雄一郎)
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また、先頭部のみですが、新幹線0系21-2023の先頭部も展示されています。0系が山陽新幹線から昨年11月末に引退したことは記憶に新しいところですが、その0系の運転席に座ることができます。また、運転席横の窓が開きますので、記念写真を撮影するのにも適しています。

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▲0系の運転席。なお、窓を開けることができ、窓から顔を出しているシーンを右側に見える階段の上から撮影できる。'09.6.2 P:RM(小野雄一郎)
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3回に分けてお伝えした、ファミリーでも楽しめる佐久間レールパーク。11月1日の閉園まで残された時間は5ヶ月を切りました。屋外に展示されている貴重な車輌の数々を間近に見学することができる最後のチャンスです。休日や夏休みに、鉄道の歴史を支えてきた名優たちとふれあいに訪れてみられてはいかがでしょうか。

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