鉄道ホビダス

2009年5月31日アーカイブ

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▲特急電車モハ5701号「ネコひげ」展示イメージ。(提供:東武博物館)

この1月に近江鉄道ED4001と東武鉄道の元特急車5700系モハ5701号の東武博物館への搬入(アーカイブ「ED4001とモハ5701が東武博物館に到着」参照)の様子をご紹介しましたが、なんとリニューアルオープンにあわせて両者が登場時の姿に復元されて公開されることが発表されました。

090531ntobu002.jpg先週、東武鉄道と東武博物館が発表したもので、東武博物館のリニューアルオープンは7月22日(水)。主なリニューアルポイントは以下のようなものだそうです。
1:東武鉄道が戦後初めて新造した特急電車5700系モハ5701号の車体前面部を、登場時の流線形である「ネコひげ」に復元して展示します。
2:東武鉄道最初の電気機関車ED101形101号を、登場時の姿に復元して展示します。これにより、東武鉄道の歴史を語る最初の蒸気機関車・電車・電気機関車が一同に揃います。
3:電車のシミュレーションでは、フルハイビジョン映像で運転体験がお楽しみいただけます。
4:大パノラマ(ジオラマ)では、新しい時代の東武沿線の風景に模様替えします。
▲登場時の姿に復元された電気機関車101号。(提供:東武博物館)
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▲近江鉄道から東武博物館に搬送されるED4001の車体。(提供:東武博物館)

ファンにとってなんと言っても興味深いのは5700系モハ5701号の「ネコひげ」への復元でしょう。リリースによれば、5700系は戦後初の特急ロマンスカーとして1951(昭和26)年から1953(昭和28)年にかけて12輌が新造され、1951(昭和26)年9月に浅草~東武日光・鬼怒川温泉間の特急電車としてデビューしました。2輌固定編成で、当初は車体や機器の構造からA~C編成の3つのグループに分類され、A編成のグループに属していたモハ5701号は、車体の前面部が流線形で、あたかも猫のひげのようにみえるヘッドマークが付いていることから「ネコひげ」の愛称で呼ばれていました(後に貫通ドア付きの前面に改造)。最高速度は95km/h。56人乗りのシートは、すべてひじ掛け付きの前後転換式のほか、私鉄では初めて蛍光灯が使用されたのも特筆されます。日光線特急で活躍した後は伊勢崎線急行に転用され、後年は団体用となり1991(平成3)年7月に引退するまで活躍を続けました。私鉄特急史に残る名車と称せましょうが、流線形の「ネコひげ」時代を実見された方は少なく、果たしてどんなものだったのか、今から復元車を見るのが楽しみです。

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▲リニューアル後のエントランスイメージ。(提供:東武博物館)

tobu003nn.jpgこのリニューアルオープンにあたり、オープン日の7月22日(水)から同館において、「開館20周年・リニューアル記念イベント」が開催されます。リリースによると概要は以下のとおりです。
1:記念品進呈
開館20周年・リニューアル記念「クリアファイル」と「ポストカード」を先着10,000名さまにプレゼントします。
(1)開催日 2009年7月22日(水)から
先着10,000名さまに達した時点で終了いたします。
(2)時間 10:00~16:00
(3)場所 インフォメーション
(4)対象 入館された方
2:開館20周年&リニューアル記念特別展
今年、開館20周年を迎え、ならびにリニューアルオープンを記念して、新展示車輌である特急電車モハ5701号と電気機関車101号をはじめとする、全展示車輌の搬入から展示までを紹介するほか、東武博物館における20年の歴史をたどります。
(1)開催日 2009年7月22日(水)~9月23日(水・祝)
月曜日は休館。ただし、9月21日(月・祝)は開館。
(2)時間 10:00~16:30
入館は16:00まで。
(3)場所 記念物・保存物展示コーナー、東武博物館ギャラリー
▲新しく導入される50050形電車(ワンハンドルタイプ)シミュレーション(イメージ)。
(提供:東武博物館)

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▲開館20周年・リニューアル記念「クリアファイル」と「ポストカード」。(提供:東武博物館)

このほかデハ1形5号電車前ほかでは「プラレール」を使った7種類のアトラクション「プラレールフェスタ」(7月28日~8月9日)も開催され、夏休みの東武博物館は各方面から大きな注目を集めるはずです。
■東武博物館
場所:東京都墨田区東向島4-28-16(東武伊勢崎線東向島駅下車)
開館時間:10:00~16:30(入館は16:00まで)
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は翌日休館)
入館料:おとな 200円・こども(4才~中学生)100円

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