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レイル・マガジン編集長自らが作る編集日記。

2009年5月12日

新型「成田エクスプレス」E259系続報。

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▲所属区所の鎌倉車両センターで前面貫通ホロを出した状態のE259系NE001編成。'09.5.8 鎌倉車両センター P:RM(小野雄一郎)
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4月23日付けで試運転開始を速報(アーカイブ「E259系試運転開始」参照)したJR東日本の新型「成田エクスプレス」E259系ですが、先日所属区所である鎌倉車両センターでプレス公開が行なわれましたので、引き続いてこの注目の新N’EXをご紹介してみることにいたしましょう。

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▲新型「成田エクスプレス」E259系NE001編成(東急製)。最終的には6輌編成22本が誕生する。'09.5.8 鎌倉車両センター P:RM(小野雄一郎)
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090512n009.jpg新型「成田エクスプレス」E259系は6輌編成のみ製造され、編成は成田空港方1号車からクロE259(Tsc)、モハE259-500(M-500)、モハE258-500(M’-500)、モハE259(M)、モハE258(M’)、クハE258(Tc’)の4M2T編成。車体はアルミニウム合金で、床面は乗降を容易くするため253系に比べ50mm低く設定されています。運転台は高運転台構造が採用され、前面の貫通扉からは自動的に貫通ホロが出る構造となっています。
▲前面のプラグドアが開くと自動的に貫通ホロが繰り出す構造。'09.5.8 鎌倉車両センター P:RM(青柳 明)
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▲成田空港方先頭車はグリーン席。腰掛は革張りとなり床は絨毯敷きとなった。側壁は木目調で落ち着きと豪華さが融合したデザインだ。'09.5.8 鎌倉車両センター P:RM(新井 正)
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▲253系増備車同様、回転式リクライニングシートを採用した普通席。荷棚下に調整可能な整風板が見える。'09.5.8 鎌倉車両センター P:RM(新井 正)
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側窓は253系より明るくなり、加えて上下方向に拡大。車体間には乗り心地向上を目的にE2系1000番代と同様、JR東日本の在来車では初となる車体間ダンパを装備。さらにTscとT’cにはアクティブ制御振動制御も備えられています。

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▲左手ワンハンドル操作の運転台。前面パネルには速度計など3画面をビルトイン。'09.5.8 鎌倉車両センター P:RM(新井 正)
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パンタグラフはモハE259、モハE259-500にシングルアーム式を搭載。モハE259-500にはE233系同様に、予備パンタグラフも用意されています。いずれも中央線の狭小トンネルにも対応しているため、菱型マークが車体側面の形式標記に添えられています。

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▲3段の階段を上ると運転台(左)。写真右側は前面貫通扉への通路。出入台と客室間の荷物置場はダイヤルロック式錠を設置(右)。安心して座席に座ることが可能となった。'09.5.8 鎌倉車両センター P:RM(新井 正)
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室内は1号車がグリーン車、2~6号車が普通車の2クラス。グリーン車は木目調のデザインで床には絨毯が敷き詰められています。腰掛はフリーストップ式回転リクライニングシートを2列+2列で配置。その表面は本皮張りを採用した豪華なものとなっています。アームレストにはパソコン・携帯電話などに使える電源コンセントが用意され、足元には高さ250mmまで収納可能な荷物スペースも備えられています。なお、253系に用意されていた個室はありません。

090512n004.jpg普通車はモノトーンで構成され、腰掛はフリーストップ式転換リクライニングシートを2列+2列でレイアウト。腰掛モケットは布、床はゴムとなっています。各車の荷物棚下には乗客の好みに応じて調整可能な整風板が設けられており、荷物棚は253系が採用したハットラック式ではなくオープン式となっています。なお、各車輌の天井には17インチ液晶モニタディスプレイが設置され、行き先、運行情報、フライトインフォメーション、天気予報などが日英中韓4ヶ国語(主要情報のみ)で表示されます。
▲全車の客室天井に設けられた17インチ×2の液晶モニタ。裏面にもモニタを設置している。'09.5.8 鎌倉車両センター P:RM(新井 正)
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▲1号車の後位の大型洋式トイレ。木目調のデザインとなっている。'09.5.8 鎌倉車両センター P:RM(新井 正)
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このE259系は4月23日にNE001+NE002の2編成が東急車輌から出場。横須賀線・総武線で公式試運転を行った後、すでに鎌倉車両センターに配置されています。営業開始は本年10月以降の予定ですが、在来の253系とは併結できないため単独運用が組まれることとなります。
取材協力:JR東日本

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▲グリーン車・普通車の車内レイアウト概要。 (JR東日本提供)
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