鉄道ホビダス

2009年4月30日アーカイブ

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▲第四球磨川橋梁をゆくKUMA-1・KUMA-2。「SL人吉」号とともに人吉・球磨地域の新しい観光の担い手として期待される。'09.4.1 P:桃根 医
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090430n001.jpg「SL人吉」号の運転開始を前にした4月1日、くま川鉄道(人吉~湯前間24.8㎞)に「自然博物館列車」と銘打たれたKUMA-1とKUMA-2がデビューしました。「お客様が鉄道利用に誇りを持てるような上質な車輌とし、列車でゆく球磨盆地の旅に磨きをかける」というコンセプトのもと、こちらも「SL人吉」と同様にドーンデザイン研究所を主宰される水戸岡鋭治さんがデザインを担当、内装には木材を使用して温かみのある空間を演出しています。
▲「くま」のロゴ。形式は種車のまま変更されていない。'09.4.1 P:桃根 医
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▲発車を待つKUMA-1・KUMA-2。一見同じように見える両車だが、内装がまったく異なる点も斬新。'09.4.1 P:桃根 医
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KUMA-1は“山地に抱かれた球磨盆地を行く鉄路。河畔から山地まで、あふれる緑と自然の魅力”をモチーフに、「沿線のみどり・球磨の自然」をテーマとしています。座席定員は32名で、座席配置はロングシートにより構成。球磨盆地や周辺の植物をアクリル封入標本で紹介するクリア・アートや、自然に関わる本や絵本を常備するミニ・ライブラリーが設けられています。

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▲KUMA-1の“紋章”は「椿」、KUMA-2は球磨地域の伝統玩具である「きじ馬」。'09.4.1 P:桃根 医
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一方のKUMA-2は“球磨川に沿って盆地をさかのぼる鉄路。沿線にはぐくまれた仏教文化や奥球磨の魅力”をモチーフに、「沿線の見どころ・球磨の観光」をテーマとしています。座席定員は47名。車内はボックスシートで構成され、木製のパーテーションやテーブルによって快適な乗り心地が演出されています。壁面にグラフィックボードを設置し、球磨盆地の仏教文化など奥球磨の魅力を写真やイラストなどで紹介している点も斬新な試みといえるでしょう。

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▲KUMA-1(上)とKUMA-2(下)の車内見付。(くま川鉄道パンフレットより)
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ちなみに2輌とも1989(平成元)年製造の在来車をリニューアル改造したもので、KUMA-1はKT-203、KUMA-2はKT-103を種車としています。元形式・番号の変更は行われておらず、KUMA-1・KUMA-2は車輌としてはあくまでも愛称名ということになります。

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▲1号車・KUMA-1の客室内(左)。トイレ部分の外周にはミニギャラリーが設けられている。'09.4.1 P:桃根 医
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▲クロスシートの2号車・KUMA-2の客室内。ベンチ席上部には展示ケースが設けられている。'09.4.1 P:桃根 医
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このKUMA-1・KUMA-2は金曜日、土曜日、日曜日、祝日に運転される「SL人吉」号に接続するダイヤが組まれており、人吉を核としたエクスカーション・トリップの担い手として期待されます。なお、指定料金等の特別料金は不要で、乗車券とは別に260円を支払うと自転車の持ち込みも可能だそうです。

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▲KUMA停車駅と運行時刻 (くま川鉄道パンフレットより)
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