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2009年4月 7日アーカイブ

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▲改良型先頭車MLX-01-901Aを先頭に山梨実験線を駆け抜ける超電導リニア実験車輌。'09.4.3 山梨実験センター P:善名良行(『鉄道おもちゃ』編集部)
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JR東海は昨年5月から山梨リニア実験線の延伸にともなう本格的な工事を進めていますが、このたび従来の試験車輌MLX-01を改良したMLX-01-901A(先頭車)とMLX-01-22A(中間車)が完成、去る4月3日(金曜日)から走行試験を開始しました。

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▲先頭部形状の改良前後のイメージ。(提供:JR東海)

この2輌は新製車輌ではなく、2002(平成14)年以来、営業線用車輌へ発展させるための走行試験を行ってきた試験車輌MLX-01をベースに、これまでに得られた各種データを活かし、さらなる車内空間の確保や居住性の向上をはかるべく改良を施したもので、主な変更点は以下のようなものです。

090407n002.jpg走行性能は同等としつつ、先頭部の長さを短縮することによる車内空間の確保や車体断面の角型化による居住性の向上を目指して車輌形状を改良。
・先頭車輌(MLX-01-901A、もとMLX-01-901)
先頭部の長さを従来(MLX-01-901)の約23mから約15mに短縮するとともに、車体上部の両側を従来の円形から角形に変更。
・中間車輌(MLX-01-22A、もとMLX-01-22)
車体上部の両側を従来の円形から角形に変更。
以上の改良を行うことにより、より営業線に近い仕様の車輌として試験走行に臨むこととなります。
▲一昨年春以降、一般試乗会は中断されているものの、見学センターからは実験の様子を見ることが可能。'09.4.3 山梨実験センター P:篠原早苗(『鉄道おもちゃ』編集部)
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山梨県立リニア見学センターに備え付けられた速度表示電光掲示板(左)。右は見学センター内部。一階にはお土産売場もある。'09.4.3 山梨実験センター P:善名良行/篠原早苗(『鉄道おもちゃ』編集部)
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改良車輌は4輌編成の甲府方2輌に組み込まれ,東京方にはエアロウェッジ型のMLX-01-2が組成されています。報道公開された試運転初日・4月3日はまだまだ“足慣らし”の段階で、明かり区間での最高速度は200㎞/h程度に留まりましたが、最終的には500㎞/h での走行試験が行なわれる予定です。

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▲山梨実験線きってのシーニック・ポイント中央自動車道を跨ぐ橋梁を行く改良試験編成。下は同編成を東京方から見たところ。東京方の先頭部形状はエアロウェッジ型のまま変更されていない。'09.4.3 山梨実験センター P:善名良行(『鉄道おもちゃ』編集部)
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なお、延長18.4㎞の山梨実験線は現在進められている延伸工事が完成した暁には延長42.8㎞となり、2013(平成25)年度以降は最大12輌編成での試運転が開始される予定です。

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