鉄道ホビダス

2009年4月 4日アーカイブ

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▲レジン製のタンク体に固着したラッテンストーンの超微粒子を柔らかいブラシで慎重に払ってゆく。
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2月15日(→こちら)に、続編はまた一ヶ月後に…とお伝えしたスモーキー・ボトム・ランバー・カンパニー(SBL)製のOスケール給水(給油)タンクキットですが、3月は「富士・はやぶさ」の廃止をはじめ、名古屋や鉄道博物館でのイベントなど、全週末がつぶれてしまい、未だ完成にはいたっておりません。それでも第二段階といえるところまでは辿り着きましたので、今日はその中間報告をさせていただきましょう。

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▲ラッテンストーンに漬け込んで一ヶ月。ひさしぶりに取り出したパーツ類。テスターズのダルコートの固着力はすこぶる強力。トップコート等ではなかなかこうはゆかない。
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今回の工程は“魔法の粉末”ラッテンストーン(Rottenstone=和名・トリポリ石)に漬け込んでおいたパーツを“発掘”する作業から始まります。約一ヶ月間にわたって安置しておいたパーツを慎重に取り出し、柔らかいブラシで余分な微粉末を払います。“落とす”と表現するよりは、さながら煙のように微粒子が舞い上がり、最後はエアーダストスプレーを軽く吹いておきます。これでダルコートが接着剤の役目をしたトリートメントの完成です。

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▲着色に用いる油絵の具類とターペンタイン(左)。右は一回目の着色を終えて乾燥させた状態。
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次に付着したラッテンストーンに着色を施してゆきますが、ここで使用するのは油絵具です。“バーントシェンナ”や“ローシェンナ”それに“ブルーブラック”などの油絵具を精製テレピン油・ターペンタインで溶いてゆきます。ターペンタインとは松の樹液より蒸留精製した無色透明、揮発性の絵画用溶剤です。この溶剤で絵具を薄める…というよりは、白紙の上にたらしてわずかに染みがつく程度にまで薄め、塗るのではなく染み込ませるように着色してゆきます。

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▲レジンの素材感が完全に消えた“OIL AND WATER FACILITY”のタンク体上部のアップ。
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このターペンタインは揮発性とはいうものの非常に乾きが遅く、一度染み込ませては数日乾燥させ、そののちまた染み込ませるという手間のかかる作業となります。とりあえずタンク体上面部分のフィニッシュはほぼ完了したものの、全体を組み上げるまでにはまだ少し時間がかかりそうです。

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