鉄道ホビダス

門司港レトロ観光列車4月26日開業。

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▲門司港観光列車として活躍するDB10とトラ70000。前者は南阿蘇鉄道、後者は島原鉄道で活躍していた車輌。両車とも濃紺に塗りなおされ、「汐風号」のヘッドマークも用意。なお、客車の機関車方の連結幌は撤去されている。'09.2.11 P:宇都宮照信
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普通鉄道としてはわが国初の「特定目的鉄道」として、JR九州の門司港駅構内と関門海峡を臨む和布刈公園2.1kmを約10分で結ぶ門司港レトロ観光列車(アーカイブ「田野浦臨港線が“特定目的鉄道”として再生へ」参照)が4月26日に開業を迎えます。この門司港レトロ観光列車は2004(平成16)年3月に貨物営業を終えて休止状態になっている通称「田野浦臨港線」(JR所有の門司港~外浜間0.9kmと北九州市所有の外浜~田野浦間3.6km)の一部を使って運行されるもので、昨年3月13日(木曜日)に、国土交通省九州運輸局鉄道部宛に特定目的鉄道としての鉄道事業認可申請が行なわれたものです。ちなみに、このブログでも何回か取り上げています(→こちら)が、「特定目的鉄道」とは、改正鉄道事業法施行規則第5条2項で「景観の鑑賞、遊戯施設への移動その他の観光の目的を有する旅客の輸送を専ら行うもの」と規定された鉄道に対し、運行本数や運賃などの規制を大幅に緩和する新法です。

090310n003fig.jpg今回は、運行事業者(第二種鉄道事業者)を平成筑豊鉄道、施設保有事業者(第三種鉄道事業者)を北九州市として運行が行なわれます。駅は、九州鉄道記念館駅、出光美術館駅、ノーフォーク広場駅、関門海峡めかり駅の4駅。ノーフォーク広場駅と関門海峡めかり駅間に約270mのトンネルを設け、この間に関門大橋をアンダーパス。関門海峡めかり駅の先に(非営業区間)は瀬戸町車庫が設けられます。線名は、やまぎんレトロラインと称し、これは駅名とともにネーミングライツ制度により決定したものだそうです。
▲やまぎんレトロライン路線概要。
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開業を前に、このほど日鐵運輸株式会社で整備を受けたDB10形×2輌、トラ70000形×2輌が搬入されました。DB10形は2006(平成18)年まで元南阿蘇鉄道で活躍していたもの、トラ70000形は2008(平成20)年まで島原鉄道で活躍していた元トラ70000形が種車となっています。搬入に際し、車体整備を西鉄テクノサービスが担当。客車は側扉の新設と窓ガラスの新設の他、腰掛・机も新たなものに交換されてイメージを一新。車体塗装は機関車とともに濃紺色とされています。

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編成はDB10が2輌のトラ70000形を挟むプッシュプル方式。1号車は指定席で定員は52人(座席42人、立席10人)、2号車は自由席で定員は48人(座席36人、立席12人)として運行されます。
▲デザインを一新した室内。雨天を考慮して窓ガラスが用意された。2号車には車椅子スペースを設置しているため1号車より定員が6名少ない。'09.2.11 P:宇都宮照信
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■運転日:4月26日~11月29日間の土・日・祝日(4月29日~5月6日、7月18日~8月31日は毎日運行)
■料 金:片道自由席 大人300円、子供150円(認可申請中)
    片道指定席 大人400円、子供250円(予定)
指定席券予約は全国のローソン店頭端末、もしくは平成筑豊鉄道ホームページより可能。
時 刻:門司港発9:45、10:15、10:45、11:15、11:45、12:45、13:15、13:45、14:15、15:15、15:45、16:15、16:45
    関門海峡めかり駅発:10:00、10:30、11:00、11:30、12:00、13:00、13:30、14:00、14:30、15:30、16:00、16:30、17:00    どちらも所要10分

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