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近鉄特急22600系ACE完成。

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▲“近鉄特急の新しいスタンダード”として4月1日に就役する22600系。写真の編成は大阪難波方から22601(Mc)-22701(T)-22801(M)-22901(Tc)。’09.3.5 高安車庫 P:RM(高橋一嘉)
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昨日に続いて新車の話題をお伝えいたしましょう。発表以来、近鉄ファンの熱い注目を集めていた22600系ACEが完成、このほど報道公開されました。この車輌はその愛称からも分かるように、従来の22000系と同じく近鉄の標準軌各線の特急列車に広く運用されるもので、“新しい近鉄特急サービスのスタンダード”として位置づけられるものです。

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▲「ACE」のロゴは新デザインに(左)。右は名古屋方Tc車22901。扉直後の独立した窓が喫煙室で、その広さが伺えよう。’09.3.5 高安車庫 P:RM(高橋一嘉)
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外観上は近鉄特急伝統のオレンジとブルーのツートンカラーを踏襲していますが、先代のACE22000系に比べ先頭部の丸味がより強調されたデザインとなっています。

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▲快適性にこだわった改良が施された客室内。これまでのイメージを一新する赤系のカラーリングでまとめられている。’09.3.5 高安車庫 P:RM(高橋一嘉)
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一方、客室内は21020系“アーバンライナーネクスト”のものに改良を加えた「ゆりかご式リクライニング」の採用をはじめ、腰掛間隔の拡大(22000系:1000mm/22600系:1050mm)、腰掛背もたれの高さ拡大(22000系:690mm/22600系:735mm)、位置が固定できるフットレストの設置、近鉄特急初の背面テーブルの採用、パソコンの利用や携帯電話の充電に便利なコンセントの設置など、快適性にこだわった種々の改良が加えられています。

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▲Tc車の運転席(左)。連結時には通路部分と仕切れる運転台は左手マスコン、右手ブレーキの2ハンドルタイプ。名古屋方のTc車先頭部に設けられる喫煙室(右)。’09.3.5 高安車庫 P:RM(高橋一嘉)
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また、客室部分とともに車内の大きな特徴のひとつが名古屋方先頭車に設けられた喫煙室です。これにより座席は全て禁煙となり、車内の分煙を徹底。この部分は座席部分の連窓風デザインとは独立した窓となっており、外観上も大きな特徴となっています。また、近鉄特急では初めて温水便座が設置されたことも大きな特徴といえるでしょう。

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▲車椅子スペースを持つT車のデッキに設けられた車椅子対応便所(左)。22000系のイメージを踏襲しつつ、さらに丸味が強調された先頭部(右)。’09.3.5 高安車庫 P:RM(高橋一嘉)
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この22600系は平成20年度にまず4輌編成2本、2輌編成1本の計10輌が、さらに平成21年度にも22輌が増備される予定。営業開始は4月1日のからで、近鉄特急の歴史にまた新たな1ページが開かれることになります。なお、この22600系については次号以降で詳しくご紹介いたします。

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