趣味の総合サイト ホビダス
 
 

レイル・マガジン編集長自らが作る編集日記。

2009年2月 6日

東京メトロ9000系第5次車公開。

090206n001.jpg
▲前灯や塗り分け線の変更により大きく印象が変わった9000系5次車。’09.2.4 綾瀬工場 P:RM(高橋一嘉)
クリックするとポップアップします。

先日速報でお伝えした東京地下鉄南北線用の新造車である9000系第5次車の鉄道雑誌社向けの報道公開が行われました。

090206n002.jpg090206n003.jpg
▲乗務員扉付近で絞られる特徴的な帯。’09.2.4 綾瀬工場 P:RM(高橋一嘉)
クリックするとポップアップします。

090206n004.jpg090206n005.jpg
▲今回から新たに連結された中間T車(9400形)。帯が車端部でモザイク処理されているのも特徴のひとつ(左)。右は2号車のM1'車(9200形)。今回からM2'車が連結されないため、M1'車のVVVFインバータは1C4M制御×1群に変更されている。’09.2.4 綾瀬工場 P:RM(高橋一嘉)
クリックするとポップアップします。

9000系は1991(平成3)年の駒込~赤羽岩淵間の開業に先立ち、1990(平成2)年に試作車が誕生していますが、今回の第5次車は営団地下鉄時代の2000年度に登場した18~21編成以来、約8年ぶりの増備で、初期の車輌が更新時期を迎えるのに先立っての予備車確保といった意味もあるそうです。

090206n006.jpg090206n007.jpg
▲車内は一人当たりの座席幅の拡大、7人掛け腰掛を2-3-2で仕切るポールの設置、袖仕切りの形状変更、ホームとの段差縮小、両車端部の荷棚高さを低く設定、優先席部の吊手の高さを低く設定するなど、快適性や使い易さの向上が図られている。写真左はCT1車(赤羽岩淵・浦和美園方)運転台。’09.2.4 綾瀬工場 P:RM(高橋一嘉)
クリックするとポップアップします。

090206n008.jpg090206n009.jpg
▲火災対策の強化の一環として天井の冷房吹き出し口は従来のFRPからアルミ製に変更された(左)。このほか床材はゴム製に、吊革はナイロン製に、座席表地はポリエステル+アラミド繊維製に変更されている。右は今回から新たに設置されたLCDに案内表示器。’09..2.4 綾瀬工場 P:RM(高橋一嘉)
クリックするとポップアップします。

090206n010.jpg既報の通り、外観上は前灯の形状や色帯の変更、さらにスカートの取り付けにより前面のイメージが大幅に変わったことが大きな特徴ですが、車体自体も、構体の柱、梁、板、桁などのアルミ合金の種類を統一してリサイクル性の向上が図られたほか、セミダブルスキン構体や車体隅柱強化および溶接位置の変更により衝突安全性のより一層の向上が図られています。
▲今回から台車は南北線初のボルスタ付に変更。形式はMTとも10000系のFS777にサフィックスを追加したFS777Aとなっている。’09.2.4 綾瀬工場 P:RM(高橋一嘉)
クリックするとポップアップします。

090206n011.jpg
▲完成時の9000系試作車。当初は4輌編成であった。’91.2.25 営団地下鉄綾瀬工場 P:RM
クリックするとポップアップします。

090206n012.jpg
▲9000系第5次車主要諸元表。
クリックするとポップアップします。

車号は従来車からの続番ながら、編成がこれまでの4M2Tから3M3Tに変更され、3号車にM2'車(9300形)に代わって新形式のT車(9400形)を連結しています。また、台車はこれまでのボルスタレス方式に代わって、10000系同様のボルスタ付となったことも大きな特徴でしょう。
なお、この9000系第5次車は2本が新造され、今春から営業運転を開始する予定で、詳しくは本誌次号でご紹介いたします。 

※この週末は不在のため小ブログは休載させていただきます。あしからずご了承ください。

wagakokutetujidai022.jpg