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豊橋鉄道T1000形“ほっトラム”誕生。

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▲3車体連接構造の豊橋鉄道T1000形ほっとらむ。車体は手前からACBの順。メーカーはアルナ車両。’08.11.27 赤岩口車庫 P:RM(高橋一嘉)
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豊橋鉄道豊橋市内線(東田本線)の超低床電車T1000形が完成、去る11月27日に鉄道雑誌社向けの報道公開が行われましたので、さっそくお目にかけることにいたしましょう。

toyotetu02.jpgご存知の通り、同線では2005年から元名鉄美濃町線の部分低床車800形が運転されていますが、今回導入されたT1000形は台車上も含めた全面超低車です。長崎電気軌道3000形や函館市交通局9600形と同じく、モーターを台車ではなく運転席下の車体側に装架(自在継手と台車外側の歯車装置を介して動力を伝達)することで、車軸上の通路部分も超低床化したものですが、前2路線に比べ豊橋市内線は狭軌(1067mm)であり、国産技術による狭軌用LRVとしては初めて台車上を含めた全面超低床化が実現したことになります。
▲前面は全体に丸みを帯び、どことなくイルカを連想させるデザイン。’08.11.27 赤岩口車庫 P:RM(高橋一嘉)
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▲車内、B車体からC・A車体を見る。台車のないC車体は非常に広々としており、車椅子スペースも設置されている。’08.11.27 赤岩口車庫 P:RM(高橋一嘉)
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▲運転台は右手ワンハンドルマスコン。左手には中間のC車体から後方と車外を映すモニターが設置されている(左)。モーターは運転席下に装架され、台車外側の歯車装置と自在継手で結ばれる(右)。’08.11.27 赤岩口車庫 P:RM(高橋一嘉)
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車体は3車体連接構造で、赤岩口方からA車体、C車体、B車体の順(車輌としては3車体で1輌の扱い)。台車を持つ両端のA・B車体の車内はクロスシートで、シートの下に納まる左右の車輪間に通路部分が通る構造ですが、狭軌ながら通路幅は820mmが確保されており、狭さを感じさせません。一方、中間のC車体は台車のないフローティング構造で、車内はロングシート。折りたたみ式の腰掛による車椅子スペースや側扉の車椅子用スロープが設置されており、車椅子で利用の場合はC車体の扉から乗降することになります。なお、残念ながら運動公園前方面へは従来の800形と同様、入線不可とのことです。

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▲試運転で国道1号線を行くT1000形。制御装置は中間のC車体屋根上に搭載されている。’08.11.27 市役所前-札木 P:RM(高橋一嘉)
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このT1000形は12月19日から駅前~赤岩口間(一部は競輪場前折り返し)で1日最大14往復(平日)が運転される予定で、新しい豊橋の顔として活躍することになるでしょう。なお、運行開始に合わせ各種記念グッズの発売が予定されています。詳しくはホビダスニュースをご覧ください。また車輌についての詳細は本誌12月発売誌上にてご紹介する予定です。

※「今日の一枚 The Movie」で上原善行さん(東京都)からご投稿いただいた動画をご覧になれます(→こちら)。

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