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2008年11月17日アーカイブ

「パノラマカー」あと40日。

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▲燃えるような名残の紅葉をバックに復活なった白帯車7011Fが快走する。この木立の葉が落ちる頃には、パノラマカーの姿はもうない。'08.11.16 名古屋鉄道尾西線森上―上丸渕 P:安井真美さん(今日の一枚」より)

全面的な運用離脱は来年…と思われていた名鉄7000系「パノラマカー」(アーカイブ「名鉄パノラマカーに乗る」参照)が、来る12月27日(土曜日)に実施される同社のダイヤ改正で定期運用を離れることが明らかになりました。

081117n002.jpg4月時点では6輌編成6本、4輌編成が在籍していた7000系ですが、去る6月29日に実施されたダイヤ改正にともなって6輌編成の運用が激減、9月14日をもって定期運用は消滅してしまいました。結局、残されたのは4輌編成の7001F、7011F、7041F、7043Fの4編成のみ。ただ、嬉しいサプライズもありました。かつて特急整備車の証として白帯を巻いていた7011Fに再び白帯が甦ったのです。10月19日に白帯復活記念列車が中小田井~三柿野間で運転され、以後、12月26日の最終定期運用まで、その凛々しい姿を目にすることができるはずです。
▲白帯も颯爽と最後の力走を続ける7011F。'08.11.13 名古屋鉄道名古屋本線本星崎―本笠寺 P:井上弘之さん(今日の一枚」より)
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▲フェニックスエンブレムを輝かせて一度限りのお披露目運転で晴れ姿を披露するトップナンバー編成。'08.11.9 名電長沢-本宿 P:林 英樹さん (本誌次号より)
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一方、残された4編成のうちのトップナンバー編成7001Fは保存が決定し、10月27日をもって定期仕業を終了、翌28日に舞木検査場に入場して保存に向けた整備が施されました。

081117n011.jpgこの際に豊橋方の7001がオリジナルのスタイルに復元され、なんとデビュー時の“フェニックスエンブレム”までもが甦りました。しかも11月9日(日曜日)には本宿~伊奈間で一度限りの本線走行が行なわれ、47年前のデビュー時を彷彿させる端正な姿に多くのファンが酔いしれました。7001Fはこの運転をもって現役を退き、岐阜方の7002とともに両端先頭車のみ2輌に組み直されて舞木検査場内に保存されることとなります。
▲誕生間もない頃のパノラマカー7001F。'61.5.21 新岐阜 P:三谷烈弌
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▲パノラマカーの運転台。外階段を上って入った運転台は意外と広々としている。ただし高さは低く、窮屈な体勢での乗務となる。P:RM
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以上のような経緯で、今日現在残された7000系パノラマカーは、白帯となった7011F、それに7041F、7043Fの4連3本のみとなってしまいました。幸いにも名古屋鉄道では7000系パノラマカーの充当列車をホームページで公開してくれています(→こちら)。指折り数えてみると定期運用離脱まであと40日。0系新幹線に続いて、日本の鉄道史に残る昭和の名車が記憶の彼方へと去ってゆきます。

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▲パノラマカーの展望室はいつの時代も子どもたちの憧れの的だった。この展望席でミュージックホーンを聞けるのもあとわずか…。'08.4.19 P:名取紀之
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