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2008年11月 6日アーカイブ

C57 180が装飾デフに。

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▲今週末にサプライズ・デビューするC57 180の装飾門デフのイメージCG。期間限定とあって人気を呼ぶに違いない。JR東日本新潟支社リリースより
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昨年秋に大きなサプライズとして話題となったC57 180号機の「門デフ」ですが、またまた驚きのニュースが飛び込んできましたので、今日はエキスポ・ナローゲージの訪問記を中断してこの話題をお伝えいたしましょう。昨日、JR東日本新潟支社から発表されたリリースによれば、今週末から同機の「門デフ」に“波にかもめ”の装飾が施されるというのです。

20081106-2n.jpg古くからの蒸機ファンの皆さんには改めてご説明するまでもないでしょうが、“波にかもめ”の装飾は特急「かもめ」専用機として門司港機関区に配置されていたC57 11号機に1954(昭和29)年2月に装備されたもので、ステンレス板と真鍮板を巧みに組み合わせたその意匠は、煙突や給水温め器のバンドとあいまって、22輌を数える「門デフ」(小工式切取除煙板)装備C57の中でも白眉と言えるものでした。新潟支社からのニュースリリースが到着したまさにその時間に、ちょうど門鉄デフ研究の第一人者で鉄道友の会専務理事の関 崇博さんが来社されておられ、二人でリリースを見てびっくり。関さんの形態分類によれば11号機は「K-7」タイプで、180号機のデフもこのタイプを模して作られていますから、まさにうってつけと言えましょう。「生きた門デフC57を再現できるとすれば1号とこの180号だけ。ならばいつか見た夢をもう一度見たい!(中略)そんな思いを込めた門デフです」(新津運輸区小野英晴区長=『「門デフ」によせて』/『国鉄時代』14巻所収)と門デフ装備を発案され、ファン心を痛いほどおわかりの小野区長ならではの、再びの“サプライズ”です。
▲名高い割りに11号機の装飾デフの写真は数少ない。その中からRMライブラリーの著者・佐竹保雄さんに電話でお許しを得たので、九州特有のお椀型ヘッドマークを掲げて出区を待つ「かもめ」専用機C57 11の晴れ姿をお目にかけよう。磨き抜かれた装飾デフが誇らしい。'54.10.11 門司港機関区 P:佐竹保雄(RMライブラリー『昭和30年代の国鉄列車愛称板』より)

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▲門司港区のフラッグシップだったC57 11だったが、装飾デフ装備から2年ほどで「かもめ」運用はC59に代わり、米子区へと転じてしまう。'54.10.11 門司港機関区 P:佐竹保雄(RMライブラリー『昭和30年代の国鉄列車愛称板』より)

なお、この装飾デフ装備は今週末11月8日を皮切りに今月いっぱいの9運転日(11月8・9・15・16・22~24・29・30日)のみ。斜光に輝く“波にかもめ”を狙いに、これから新潟通いを予定される方も少なくないのではないでしょうか。

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