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RMライブラリー『鹿児島交通南薩線―南薩鉄道顛末記―』完成。

080821RML109.jpg今月のRMライブラリーは先月に引き続き、髙井薫平さん・田尻弘行さんコンビによる『鹿児島交通南薩線―南薩鉄道顛末記―』の下巻をお送りします。上巻では南薩鉄道創業から終戦までの沿革とその間に入線した車輌を解説していただきましたが、下巻では終戦から鹿児島交通の成立、そして1984(昭和59)年の廃止までの歴史とともに、キハ41600タイプのキハ100形や西鹿児島へ乗り入れたキハ300形など、終戦後に入線した車輌たちを詳細にご紹介しております。

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▲ようやく戦後を迎えた南薩鉄道を今度は自然災害が容赦なく襲った。本書ではようやく復興の途につきながら、支線の復旧を断念し、さらに鹿児島交通となったのちは経営改善に苦闘するさまがリアルに再現されている。(RMライブラリー『鹿児島交通南薩線―南薩鉄道顛末記―』より)
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さらに開業から廃止までの運転の概要も解説するほか、主要駅の構内配線図や主要車輌の竣功図、諸元表を収録。また、巻末では髙井薫平さんが南薩鉄道記念館のご協力のもと今も多くの痕跡を留める廃線跡をたどります。今回も地元の皆さんのみならず、全国各地のたいへん多くの皆様のご助力を得ることができ、上下巻あわせて文字通り南薩鉄道→鹿児島交通の決定版となっております。ぜひ多くの方にお手にとってご覧いただければと思います。

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▲列車運行図表や車内補充券など運転・営業を語るうえで重要な資料も随所に掲載している。(RMライブラリー『鹿児島交通南薩線―南薩鉄道顛末記―』より)
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080821n18p.jpgところで、著者のお一人である田尻弘行さんは、RMライブラリーの読者の方ならご存知の通り、これまで九州の小私鉄の研究に積極的に取り組まれ、RMライブラリーでは第25巻『熊本電気鉄道 釣掛電車の時代』(髙井薫平さんと共著)をはじめ、第42巻『熊延鉄道』、第57巻『山鹿温泉鉄道』、第69巻『宮崎交通鉄道部』、第85巻『大分交通別大線』を発表されており、今回の第108・109巻『鹿児島交通南薩線―南薩鉄道顛末記―』で7冊目が完成したことになります。いずれも現地での関係者からの聞き取りとともに公文書による裏づけを伴った綿密な調査による解説がなされたものです。未見の方はぜひこの機会に合わせてご覧ください。
▲主要駅の構内配線図は資料としてのみならず、非電化ローカル私鉄を志向されるモデラーの皆さんにとっても必携だろう。(RMライブラリー『鹿児島交通南薩線―南薩鉄道顛末記―』より)
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