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クハ481-1508が国鉄特急色に。

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▲屋根上の2灯ライトが目を引くクハ481‐1508を先頭にしたT18編成。塗りたての国鉄特急色が初夏の日差しにまぶしい。'08.6.10 新潟車両センター P:RM(新井 正)
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このたび新潟車両センターの所属の485系T18編成が「いなほ・北越」カラーから国鉄色に変更されました。しかも、この編成の6号車には北海道用クハ481-1508が組み込まれており、今になって予期せぬ1500番代の国鉄特急色車が再来したことになります。

4811508n2.jpg北海道用として製造された485系1500番代は、1973(昭和48)年度第1次債務で製造されたグループで、モハ485-1501?1507、モハ484-1501?1507、クハ481-1501?1508の合計22輌が製造されました。オールモノクラス編成で、道内初の電車特急となったこのグループの製造には複雑な事情があったようですが、その辺の事情に関しては本誌今月発売号で詳報していますのでそちらをご覧いただきましょう。
▲降雪時の視界確保のために取り付けられた2灯ライトは北海道用の証。'08.6.10 新潟車両センター P:RM(新井 正)
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▲クハ481‐1508の客室内。黒いモケットのリクライニングシートが設置されているが、これはモハ485・484‐1074も同様。'08.6.10 新潟車両センター P:RM(新井 正)
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▲ATS?Pやデジタル無線の設置などアップデート改造が施された運転台。ただ、側窓にも熱線ガラスが使用されているのは誕生時からの1500番代の特徴。'08.6.10 新潟車両センター P:RM(新井 正)
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東北地区よりも寒さが厳しく、パウダースノーが入り込みやすい北海道地区での過酷な運転に備え、視界確保のために屋根上に設けられた2灯のライトや熱線ガラス入りの運転台ガラスなど念入りな設計変更が施されたものの、結局道内での活躍は5年ほどで781系にその任を譲り、その後は東北特急の「やまびこ」や日本海縦貫特急の「白鳥」などで使用されてきました。

4811508n5.jpgちなみに、新潟車両センターには115輌の485・489系が配置されていますが、この輌数はもちろん全国最大です。イベント列車用の“のどか”、“きらきらうえつ”を除き、基本的には6輌編成に組成されており、特急「いなほ」「北越」に使用されるリニューアル工事を実施したR21?R28編成、特急「いなほ」「北越」、快速「くびき野」に使用されるリニューアル未施工のT11?T18編成、快速「ムーンライトえちご」で使用される国鉄色のK1・K2編成の3グループに分類されます。今回塗装変更されたT18編成は通常は「いなほ」「北越」に使用されますが、ATS?Pを搭載しており、「ムーンライトえちご」の予備役も担っていることから、これからは東京でその姿を見られる機会があるかもしれません。
▲残念ながら車体側面の形式番号は切抜文字ではなくシールとなってしまっている。'08.6.10 新潟車両センター P:RM(新井 正)
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※書籍『編集長敬白』は20日から25日頃に全国書店に並ぶ予定です。今しばらくお待ちください。

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