鉄道ホビダス

キヤ97いよいよ始動。

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▲運用が開始されるキヤ97形。これまでの機関車+チキに代わってレール運搬の工臨に使用されることになる。 '08.4.7 名古屋車両区 P:RM(高橋一嘉)
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お楽しみいただいている復州湾塩場探訪記は間もなく最終回ですが、その前にちょっとお休みして、今日・明日は最新のニュースをお届けしましょう。まずは、2月1日付けの本ブログで簡単にご紹介し、本誌でも速報としてその姿をお伝えしたJR東海のレール運搬用気動車キヤ97形の試運転が完了し、配置先の名古屋車両区で報道公開されましたので、その様子をお伝えいたします。

kiya9702.jpgJR東海では年間に延べ190kmのレール交換をしており、これまでレール運搬には機関車+チキが使用されてきました。これに代わるものとして開発されたのが、このレール運搬用気動車です。機関車牽引に比べ機回しをする必要がなくなり、最高速度も従来75km/hであったものが空車時:110km/h、レール運搬時:95kmまで向上されるほか、気動車化により保守や検査も効率化され、車輌保守費用も年間で3000万円軽減されるとのことです。
▲運転台部分を見下ろしてみる。キヤ95形同様のデザインながら作業用に小さなデッキが設けられている。'08.4.7 名古屋車両区 P:RM(高橋一嘉)
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▲キヤ97-101を後部から見下ろす。レール積付装置が良くわかる。'08.4.7 名古屋車両区 P:RM(高橋一嘉)
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▲デッキ部分のアップ(左)。右は後ろ姿。運転台背後には排気管が立ち上がっている。'08.4.7 名古屋車両区 P:RM(高橋一嘉)
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まず目が行くのは「ドクター東海」ことキヤ95形の運転台部分のみがフラットカーの上に載っているような不思議な外観ですが、レールの下ろし作業時に使用する定低速運転機能や、暗いところでの乗務員の乗降用に取り付けられた照明など、保守車輌ならではの装備も気になるところです。

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▲マスコンの上に見える小さなレバーはレール下ろし作業時に一定の低速で運転するためのマスコンとのこと。'08.4.7 名古屋車両区 P:RM(高橋一嘉)
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▲作業時など暗い箇所でのデッキや乗務員室乗降用のLED照明。側面にも作業用の蛍光灯が付く(左)。'08.4.7 名古屋車両区 P:RM(高橋一嘉)
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▲定尺レール用のキヤ97-0(上)とロングレール用のキヤ97-200(下)形式図。(JR東海提供)
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このレール運搬用気動車は、まず、今回公開された定尺レール(25m)運搬車(4編成8輌/1編成で25mレール最大46本を積載可能)が昨年12月に完成、すでに試運転も完了し、いよいよ4月から運用が開始されます。また、続くロングレール(200m)運搬車1編成(動力車8輌、付随車5輌、計13輌編成)も3月に完成しており、美濃太田車両区に配置され7月の運用開始を目指して現在試運転中です。なおキヤ97系については21日発売の本誌最新号で詳しくご紹介できる予定です。

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