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二代目の名鉄5000系登場。

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名古屋鉄道に新系列の通勤型電車5000系が登場し、一昨日、鉄道雑誌社向けの報道公開が行われました。詳しくは今月21日発売のRM本誌をご覧いただくとして、今日はその概要をお知らせいたしましょう。
▲初代の引退から22年、再び名鉄に5000系が誕生した。車体は最新系列の3150系、3300系に準じたものである。’08.3.5 舞木定期検査場 P:RM(高橋一嘉)
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meitetu5000n2.jpg名鉄では2000系“ミュースカイ”以外の特急列車を平成20年度までに一般車+特別車の「一部特別車編成」に統一する計画で、これに伴い1000系“パノラマスーパー”のうち両端に展望室を持つ4輌編成の「全車特別車編成」は役目を終えることになります。今回登場した5000系はこの1000系の台車、主電動機、制御装置、電動空気圧縮機などの床下機器やパンタグラフ、そして運転台機器などを編成単位で流用して製作されたものです。車体は最新系列の3150系や3300系に準じたステンレス製の3扉構造で、大きな相違点は先頭部が非貫通構造となったこと。これは1000系から運転台機器を流用したことによるものです。客室内は片持ち式の腰掛によるオールロングシートで、両端先頭車に車椅子スペースが備わっています。
▲3150系に比べ非貫通構造となった前面。行先には名鉄では初めてLEDが用いられている。’08.3.5 舞木定期検査場 P:RM(高橋一嘉)
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▲制御装置を搭載するM1車5050形。界磁チョッパ制御のため、床下には主抵抗器が並ぶ。’08.3.5 舞木定期検査場 P:RM(高橋一嘉)
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性能的には機器類を流用しているため1000系と同様で、制御方式は界磁チョッパ制御、制動装置もHSC?Rとなっています。このため3150系などVVVF制御・電気指令ブレーキ車のグループとの併結は行わず、営業運転では1800系、1850系、そして1本のみの1380系との併結運用が想定されているとのことです。また、識別の意味で3150系、3300系とは異なる独自の太い赤帯が前面に配されています。

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▲客室内は片持ち式腰掛を配したオールロングシート構造。窓は車端部以外は固定である。’08.3.5 舞木定期検査場 P:RM(高橋一嘉)
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meitetu5000n5.jpgちなみに私鉄ファンならば先刻ご存知のことと思いますが、名鉄で5000系という系列名はこれが二代目。初代は1955(昭和30)年に登場した名鉄初の高性能車でしたが、二代目とは逆に5300系に機器を譲る形で1986(昭和61)年に全廃されました。
二代目5000系は3月30日頃から営業運転を開始する予定で、今後、平成19年度に4輌組成×4本、平成20年度に4輌組成×4本、そして平成21年度に4輌組成×6本の計14本56輌が製造される予定です。これにより“パノラマカー”7000系の置き換えが進められることになります。
▲運転台機器は1000系からの流用のため左手にマスコン、右手にブレーキ弁のツーハンドル式。’08.3.5 舞木定期検査場 P:RM(高橋一嘉)
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