鉄道ホビダス

2008年3月18日アーカイブ

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▲開業を目前に控えて試運転たけなわの日暮里・舎人ライナー。全列車がコンピュータ制御による自動運転となる。'08.3.18
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今日は今月30日(日曜日)に開業する「日暮里・舎人ライナー」の試乗会に行ってまいりました。東京在住以外の方には難読の“重連”のような路線名ですが「にっぽり・とねりライナー」と読みます。東京都が荒川区の日暮里と足立区の舎人地区を結ぶ新交通システムとして1997(平成9)年12月から工事を進めてきた路線で、いよいよ十年越しでの開業となります。

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▲日暮里・舎人ライナー路線概要。(東京都交通局提供)

東京都の区部東北部に位置する足立区西部は、都心に近接した地域でありながら、これまで公共交通機関が充分整備されているとはいえない交通不便地域で、京浜東北線や山手線などの幹線鉄道へのアクセスは全面的にバスに頼らざるをえない状況でした。さらに隅田川と荒川といった大きな河川が道路渋滞に拍車をかけており、この日暮里・舎人ライナーの開業は地域住民にとっての長年の悲願ともいえるものです。

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▲日暮里駅ホームの状況。JR線日暮里駅東口からフロアを上がった位置に日暮里・舎人ライナーの日暮里駅がある。'08.3.18
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▲300形の定員は先頭車51人、中間車52人で5輌編成12本が用意された。右は車内に付けられた新潟トランシスの製造銘板。'08.3.18
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▲乗務員室に相当する最前部にも1+2の客用シートが備わり前面展望はすこぶる良好。'08.3.18
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▲隅田川と荒川の2つの大きな河川を渡る。左が下り列車から、右が上り列車からの展望。扇大橋からの上り列車は首都高速をオーバーパスするためにご覧のような急勾配で荒川を渡る。'08.3.18
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toneriph6.jpg本路線の計画そのものは1985(昭和60)年の「運輸政策審議会答申第7号」にまで遡ると言いますから、実に四半世紀近く前となります。建設は橋脚や駅構造物などのインフラ部をルートにあたる尾久橋通りの整備と合わせて東京都が担当、車輌や電気施設等を都営地下鉄大江戸線の建設を行った第三セクター・東京都地下鉄建設株式会社が担当しています。
▲舎人公園には最大17編成を収容可能な地下車庫があり、下り方の上下線間に出入庫線が設けられている。'08.3.18
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▲到着列車から見た終点の見沼代親水公園駅全景(左)とそのホーム(右)。全駅にホームドアが設置されている。'08.3.18
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営業区間は日暮里~見沼代親水公園間の9.7km。全列車コンピュータ制御による自動運転で、表定速度29km/h、最高速度60km/h、所要約20分で走ります。開業後は平日朝ラッシュ時には5分間隔、日中は7分半間隔での運転が予定されており、そのフリークェンシーの高さとあいまって沿線地域の交通アクセスは飛躍的に向上することになるはずです。

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▲日暮里・舎人ライナー300形車輌諸元表。(東京都交通局提供)
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