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2008年3月 2日アーカイブ

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▲新大阪で発車を待つ0系R68編成。先頭の21形7007号は連綿と製造されてきた0系としては末っ子にあたる1985(昭和60)年製。'05.10.15
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山陽新幹線にわずかに残っている0系も本年11月をもってついに引退しますが、JR西日本はこの引退を前に、3編成(6輌編成)をデビュー当時のクリーム10号と青20号の塗り分けに戻すと発表しました。

tec67n8.jpg昨年時点では8編成(R61~R68編成=いずれも6輌編成)が延命していたJR西日本博多総合車両所所属の0系ですが、今年に入ってから2編成が除籍されて、現在では6編成を残すのみとなってしまっています。もちろん全車がダークグレーとフレッシュグリーンの塗色ですが、このうち3編成がオリジナル塗色へと復元されます。プレスリリースによれば、今月から順次改装工事に着手し、6月下旬を目途に3編成の塗色変更を完了する予定だそうで、この3編成は11月の定期運転終了まで営業列車に充当されて有終の美を飾ることとなります。ただ、残り3編成は6月頃までに現塗色のままで廃車となるそうで、6月以降に残る0系はついに3編成のみとなってしまうわけです。
▲「1億人ご乗車記念」絵葉書。裏面には「時速210kmで走る超特急ひかり号」と解説がある。1967(昭和42)7月発行。
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▲「2億人乗車記念」のしおり。抽選券が同封されており、2億人達成当日の乗車客のなかから530名に記念品が当たった。1969(昭和44)年3月。

改装にあたって車内設備は現行のままで変更されないものの、車体をクリーム10号と青20号のオリジナル塗り分けに、屋根部外板もオリジナルの銀色に、さらに床下機器と台車は黒色にと、まさに東海道時代の懐かしい姿が再現されます。11月の定期運転終了後には臨時列車としてのさよなら運転も予定されているそうです。

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▲「新幹線開業15周年記念」絵葉書。角度によって絵柄が変化するもので、'64年は東京オリンピック開会式(左)、'79年は東京サミットの議場(右)が背景に浮かび上がる。「ひかりました。こだましました15年。」のキャッチコピーが懐かしい。1979(昭和54)年10月1日発行。
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1964(昭和39)年以来、0系は新幹線のみならず日本そのものを象徴する存在として走り続けてきました。今回のオリジナル塗色復活の報を受けて、ここにお目にかけるようないくつかのノベルティーグッズを取り出してみましたが、もちろんどれもが0系です。100系が登場するのが1985(昭和60)年ですから、新幹線44年の歴史の中で、半分近い21年が0系の独壇場だったことになります。
ちなみに引退後、1本だけでも編成丸ごと歴史的遺産として後世に残せないものかと願うのは、決して私ひとりではないはずです。

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